なんだ、汲み取りって?便所の話しか?
ブログに書くような話題かよ、ってまぁ、顔背ける人はここまでで。
田舎暮らし、だった選択肢は一択、汲み取り、ってわけでじゃないさ、今時は。ここら微妙に山沿い集落だから、下水道完備ってわけにゃいかんけど、まっ、ほとんどの家は簡易水洗、簡易浄化槽に貯めてきれいに?してから水路に流すってやり方、昔ながらのぽっとん便所は希少種なのよ。いや、絶滅危惧種かも。
なんで、汲み取りなんて続けてるのかって言ったら、まっ、できるだけレリサイクルする暮らしがしたいからってことかな、って、偉そうに言うなって、用もない新製品買いこんだりしてるくせに。
そうねぇ、米と野菜の自給と汲み取り、これくらいかねぇ、我が家のこだわりエコライフは。
当然、手間はかかるさ!春先と冬前にゃ必ず便槽を空にしなくっちゃならんからね、もちろん、自分でさ。汲み上げた糞尿は、専用堆肥積み場でもみ殻と米ぬかと有機肥料と混ぜ合わせて、半年間発酵させる。
さぁさぁ、
冬も近づいて来たし、半年間便槽に溜まった糞尿を汲み取らないとな。ぽっとんどころか、便器を覗けばすぐ眼下に積み上がって来てる、おっと、尾籠すぎる話題になった。
汲み取り汲み取り、堆肥積み!の前に、春に積んで発酵済んだもみ殻堆肥を畑にまかなくっちゃ。
この時期、使い道は、タマネギとニンニクの畑。ニンニクは発芽、タマネギは活着が順調に進んだところに畑全体を覆うように散布する。マルチって言うんだが、野菜を育てるには、この方法がとてもいいんだ。
雑草の繁茂を嫌ってビニールで覆うってやり方が一般的なんだが、枯れ葉や作物残渣や堆肥なんかの有機質を被せてやる方が、作物にとってはずっといい。根っこの回りの保温や保水に効果的だし、微生物の住処となって、土中に有機質をじんわりと供給してくれるからね。雑草を防ぐのには、ちょっと力不足なんだけど。最近の春夏の異常な暑さからすると、ビニールじゃ根っこが茹っちまうから、植物マルチの優しさはもっと見直していいんじゃないかな。
ニンニクは1カ月近く前に撒いて、芽もずいぶん大きく育っている。、が周囲の雑草も負けじ劣らずなので、まず、周囲の草をホーで掻き取って春先雑草に負けないようにして、タマネギは、活着してすっくと立ちあがった今こそ、播き時だ。
一輪車に積んでは畑に撒き、戻っては積んで畑に撒きを何度も繰り返し、ようやく全面に散布終了した。

堆肥積み場もきれいになって、よしっ、これで汲み取りもできるぞ、もみ殻も袋に2杯とたっぷり運んである。ぎりぎり雪の降る直前を狙って汲み取りだ。
こうやって、冬の支度が一つ一つ、整えられて行く晩秋の農家暮らしなのであるよ。