ステージおきたま

劇団と農業と韓ドラと、そして、世の中に一言

韓ドラ伝説のラブコメ?

なぜかお勧めドラマのトップに上がって来るんだ。
 
 
 
なんか俺の直感じゃ、ダメドラ?の匂いふんぷん、見るまでもないな、って無視し続けてきたんだが、紹介じゃ抱腹コメディって言うし、主役はトッケピの彼だし、ちょうどイカゲーム見終わって暗たんのドツボに嵌ってたところだから、
まっ、笑いの勉強ってことで見てみるか。
 
20年近く前、なるほどなぁ、やっぱりテンポが鈍いや。ストリーの展開が遅いし、やたら同じもめごとを繰り返してる。伏線とかの置き方も雑だし、肝心のギャグも、ダサい!しつこい!笑いは笑いでも苦笑だったりして。
 
それでも、好きになった相手が少年で、いいとこのボンとしちゃ悩みに悩む、愛された少年も実は女の子で、これまた真相告白の時期を失って狂おしさに悶える、この設定、ええーっ、どう見たって女だろ!ってところは、まっ、韓ドラのお約束で目をつぶれば、なかなか切羽詰まって切なさ迫るところがあったな。
 
恋愛ドラマのポイントは、二人を隔てる壁の厚さ、高さってことなんだから、この、少年に恋してしまった男の、戸惑いを超えた絶望と、男の子として愛されることへの不満と、いつまでも一緒にいたいから少年のままで、との諦めを行き来する女性の心の揺れ動き、この辺りは、真新しい設定だし、間違いなく見ごたえがあった。
 
言ってみれば、シチュエーションコメディの恋愛バージョン!
この斬新さが、この作品を伝説のラブコメに押し上げたポイントだったんだろうな。
 
他にも、その後の韓ドラに繰り替えし使われる定番シチュエーションもちゃんと織り込まれている。
一つは、オジンさんと少女の恋物語、ほら、『マイディアミスター』とか『トッケピ』とか、って、おっと、どちらもこの『コーヒープリンス1号店』の主役の男優だった、その後の名作で評判勝ち得てたっけ。
 
もひとつは、金持ち上流階級の男と下積みの女との恋物語ってところ、つまり、玉の輿婚願望。男女格差社会の韓国じゃ、受けるテーマなんだろう。ただし、最近は、男の不満が高まってミソジニーやマッチズムがひろがってて、問題になってきてるらしいけど。
 
さらに、上げるなら、嫁舅問題かな。
家父長制が厳しい韓国じゃ、結婚って言ったら、義母にどう仕えるか、どう気に入ってもらうか、大きな問題らしいが、そこも後半で扱われていた。
 
と、まぁ、今につながるいくつもの問題設定をクリアしつつ女がキャリアを積みつつ、男は待たされるって現代性の先取りもむあったりするんだが、
やっぱり中心は恋する二人の、いちゃつき!と痴話げんか!
くどい!しつこい!いい加減にしろ!
 
って、ダメだしするのは、こっちが恋愛適齢期をとっくの昔に通過しちまってる、その腹いせってことか。