Intel N100搭載のファンレス自作ミニPCにUbuntuをインストールして利用しています。
サンワサプライのワットモニターを使って消費電力を測定したところ、電源オフ時(待機電力)が4.7Wと高めでした。
今回は、ASRock製マザーボードのUEFI設定を見直して待機電力を調整した結果を紹介します。
Intel N100搭載のファンレス自作ミニPCの主な仕様
消費電力を測定するIntel N100搭載のファンレス自作ミニPCは、過去の組み立て記事で紹介したものです。
UEFI設定の変更
ASRock製マザーボードのUEFI設定で、「Deep Sleep」オプションを有効(Enabled in S5)に変更しました。
ACPIのS5状態(シャットダウン状態)での省電力設定を強化するオプションです。
消費電力の測定結果
電源オフ時(設定変更前)
設定変更前の電源オフ時の消費電力は、ワットモニターで測定したところ4.7Wでした。
電源オフ時(設定変更後)
UEFI設定で「Deep Sleep」を有効に変更した後、電源オフ時の消費電力をワットモニターで測定したところ、0.6Wになりました。
概算の電気代
待機電力が4.7Wから0.6Wに低減したことで、年間の電気代を概算すると以下のようになります。
| 状態 | 消費電力 | 年間消費電力量 (kWh) | 電気代 (年間) |
|---|---|---|---|
| 電源オフ時 (変更前) | 4.7W | 41.172 kWh | 約1,240円 (30円/kWh) |
| 電源オフ時 (変更後) | 0.6W | 5.256 kWh | 約158円 (30円/kWh) |
電気代は電力会社によって異なりますが、待機電力の低減により年間で約1,000円の節約が見込まれます。
ファンレス自作ミニPCの稼働時間は含んでいないため、実際の待機電力の削減効果は小さくなる可能性があります。
まとめ
Intel N100搭載のファンレス自作ミニPCのUEFI設定を見直し、「Deep Sleep」オプションを有効にすることで、電源オフ時の待機電力を4.7Wから0.6Wに低減できました。
これにより、年間の電気代を約1,000円節約できる可能性がありますが、得られる効果は小さいかもしれません。



