Intel N100搭載のファンレス自作ミニPCの待機電力を調整する

ASRock UEFI BIOS Deep Sleep設定画面

Intel N100搭載のファンレス自作ミニPCにUbuntuをインストールして利用しています。
サンワサプライのワットモニターを使って消費電力を測定したところ、電源オフ時(待機電力)が4.7Wと高めでした。
今回は、ASRock製マザーボードのUEFI設定を見直して待機電力を調整した結果を紹介します。

Intel N100搭載のファンレス自作ミニPCの主な仕様

消費電力を測定するIntel N100搭載のファンレス自作ミニPCは、過去の組み立て記事で紹介したものです。

takuya1984.hatenablog.com

UEFI設定の変更

ASRock製マザーボードのUEFI設定で、「Deep Sleep」オプションを有効(Enabled in S5)に変更しました。
ACPIのS5状態(シャットダウン状態)での省電力設定を強化するオプションです。

ASRock UEFI BIOS Deep Sleep設定画面

消費電力の測定結果

電源オフ時(設定変更前)

設定変更前の電源オフ時の消費電力は、ワットモニターで測定したところ4.7Wでした。

電源オフ時(設定変更後)

電源オフ時(設定変更後)

UEFI設定で「Deep Sleep」を有効に変更した後、電源オフ時の消費電力をワットモニターで測定したところ、0.6Wになりました。

電源オフ時(設定変更後)

概算の電気代

待機電力が4.7Wから0.6Wに低減したことで、年間の電気代を概算すると以下のようになります。

状態 消費電力 年間消費電力量 (kWh) 電気代 (年間)
電源オフ時 (変更前) 4.7W 41.172 kWh 約1,240円 (30円/kWh)
電源オフ時 (変更後) 0.6W 5.256 kWh 約158円 (30円/kWh)

電気代は電力会社によって異なりますが、待機電力の低減により年間で約1,000円の節約が見込まれます。
ファンレス自作ミニPCの稼働時間は含んでいないため、実際の待機電力の削減効果は小さくなる可能性があります。

まとめ

Intel N100搭載のファンレス自作ミニPCのUEFI設定を見直し、「Deep Sleep」オプションを有効にすることで、電源オフ時の待機電力を4.7Wから0.6Wに低減できました。
これにより、年間の電気代を約1,000円節約できる可能性がありますが、得られる効果は小さいかもしれません。

使用した機材