昨日は年に1度の健康診断の日だった。今年度の舞台は川崎。都内住みなのになぜ川崎かといえば、健診後の自分へのご褒美のためである。ちなみに去年度は横浜に赴いた。
ご褒美と言ってもラーメンなわけで、ラーメンならいつだって食べてるじゃないかという話もあるのだが、こういうのっていうのはそうじゃないんですよ。雰囲気というか心意気というかそういうところなんす。ピクニックだとか遠足と言って山登りさせられてるのだって、楽しい行事という刷り込みありきで楽しいイベントに変換されているわけで、何もなしにいきなり山登りを強要されたらなんかの修行させらてるのかなと思っちゃうかもしれない。要はそういうことなのである。ちょっと言ってることわからないですよね。僕も全然わからないです。
そもそも、なぜ健診でご褒美ということになってくるとかというと、にっくきあんちくしょう、胃カメラ完遂に対するご褒美というわけである。上に貼り付けた前回の健診、そして前々回の健診でもその責苦、拷問性に言及している。
一番最初に胃カメラを経験したのは確か高1くらいのときだったと思うけれど、その頃からつらさのレベルが一切改善されていないというつらさの化石みたいな検査なのである。カブトガニか。
だがしかし、前回、前々回の苦悶と恥辱を忘れているわけではない。今回はきちんと対策をしていた。鎮静剤を使用してもらうことに成功したのだ。鎮静剤使用の胃カメラ経験者のみなさんはつらさが圧倒的に軽減されると口々に言っていた。これで今年の健診は安泰である。
と、そう思い臨んだ胃カメラであるが、けっこう緊張した。鎮静剤って要は麻酔のようなものだと思うので、その麻酔というのが不安なのだ。麻酔ってその原理全てが解明されているものではないらしく、基本的に大丈夫”だろう”で行われているものだと聞く。万にひとつの可能性で何かあるかもしれないという恐怖を拭いきれない。考えすぎなのだろうけれども。じゃあ鎮静剤なしで胃カメラやるんですかと問われれば来世まで昏睡させてくださいと拝み倒しますけどね。鎮静剤万歳。
その鎮静剤胃カメラであるが、なんというか思ってた感じと違ったというのが経験してみて思ったことである。確かにこれまでのように5分が一生に感じるようなこともなかったし、終了後に憔悴しきることもなかったのだけど、単純に朦朧としている間に検査が終わったという感じで、記憶が曖昧というのが僕の感じたところだ。なので、曖昧ながらもうっすら辛かった記憶は残っている。そして派手にゲップをした記憶も。覚えていないだけできっちりつらいにはつらかったんじゃないか疑惑はある。じゃあ鎮静剤なしで(以下略)
こうして年に1度のお仕置きタイムは終わりを迎えた。今年も十二指腸あたりに軽めの炎症なんかはあったけど基本的に経過観察で問題ないらしい。検査後は30分くらい横になって薬の効果が薄れるのを待たなければいけないと聞かされていたけど、検査結果を聞かされたのは検査直後。まだ少ししゃっきりしていないタイミングだったので「えーと、経過観察でよいんですね…?」とうっかりオウム返しのように受け答えしてしまったら、なんだかちょっとイラっとされてしまった。そんな怒らんでもよいのに。前回も前々回も施術医はけっこう塩なひとだったけど、消化器の先生ってこういうひとが多いのかな。それとも胃カメラ後の僕はひとをイラつかせる何かを発しているのかもしれない。まあ、せっかくひとの健康のために検査しているというのにこんな言われようされてたらやさぐれるってものか。
何はともあれ無事終わったのだからご褒美タイムである。辛さが軽減されているならそもそもご褒美必要なん?問題はあるが、そこはマックスコーヒーくらい自分に甘い僕なので当然必要となります。
健診中に川崎駅付近のラーメン屋を検索し、気になるラーメン屋に目星をつけていた。会場を後にし一目散へそのラーメン屋へ。

まさかの休店日。検索したときには「営業中」となっていたのに!Googleに嘘をつかれてしまった。あてが外れて動揺しながらもリカバリーに努めたところ、安定の家系ラーメン屋を発見。

ここなら絶対に間違いない。しかもこの日僕はまた間違って午後に健診を予約してしまっていたものだから、このときもう夕方なのにまだ一食も食べていない状態だ。もはや避難所に等しいこのお店に入店するほか選択肢はなかった。こうしてご褒美ゲットと相なったわけである。

赤いテーブルに黒い器。自分でも前回と見分けがつかない写真だ。見込み通りにブレることなく満足したことは言うまでもない。でもせっかく川崎まで来たし、ちょっと冒険してもよかったかなという若干の後悔は残ってしまった。次回はそれ込みで健診に臨もうと思う。
あと最後に全然関係ない話になっちゃうんですけど、川崎駅前で民俗楽器を使ってエモい音楽(アンデス音楽的なもの)を演奏してたどこかの民俗みたいなひと、新宿駅西口にいたひとたちと同一の方々だったりします?