土曜日、バンド時代の仲間たちとの新年会。本当は2024年内に忘年会をしようという話になっていたのだけれど、持ち前の(僕の)無計画さにより新年会へとずれ込んだ。
バンド時代はそれぞれ週1回くらいは顔を合わせていた時期だってあったけど、気づけば2024年は1度も会っていなかったメンバーもいた。この年齢になってくると、「会う」ということだけでもタスクとしての希少性が高い。
とはいえ、全然会っていないにも関わらず、人生の中で過ごした時間の多さのなせるところで、会った瞬間に「あの頃」が蘇る。近況報告などをしつつ、素晴らしく中身のない会話に終始した。最&高。
この日はそれぞれが集まりやすい場所で集合となっており、当然自分の家の最寄りというわけにはいかなかった。そうなると沸き起こっているくる問題として、”ちゃんと帰れんのか問題”がある。


新年会なので当然お酒を飲む。しかも楽しい酒席になることは確約されているので、ふだん家で飲む量とは比較にならないくらい飲むだろう。もしかしたら記憶をなくしちゃうかもしれない。そこまでわかっているなら酒量をセーブすれば良いというのは自明の理であるわけなのだけれど、僕にとってかなり久々のだらしない飲み方が許される酒席なので心置きなく飲みたい。なんなら「今日くらいは」の気持ちでこの日に合わせて仕上げてきた感すらある。
行儀良く飲むなんざそれはもう妥協である。人生で妥協は少ない方が良い。かと言って僕ももういい加減大人なので対策は練る必要はある。そこで考えたのが空きっ腹にアルコールをぶち込むことをやめるべきという結論だった。
正直なところ、お腹がいっぱいのときよりも空きっ腹にアルコールを流し込む方がお酒はおいしく飲めると考えているのだけど、いい加減そんなことも言ってられない年齢に差し掛かりつつある。リスクヘッジしてこその大人だ。じゃあ酒量減らしなはれやでしかないが、まあそこんとこは全体的なバランスとかそういうアレでお目こぼしいただければと思う次第。
そう思いチョイスしたのはラーメン。飲む前にけっこうちゃんとした食事をチョイスしたというのはこれまでの僕からは考えられないが、それだけお酒もがっつり飲みたいけど、無傷で家に帰りたかったことのあらわれである。

下準備も完了。これだけ下準備したんだから大丈夫だろうと安心しきって後顧の憂いなく飲み始めたところ、ラーメンのおかげで前半は好調だった。しかし、わりと長時間飲んだこともあり、僕はお酒を飲み始めるとあまりおつまみを食べる習慣がないので、けっきょく後半は空きっ腹にお酒を流し込むという格好になっていた。
結果、全てが忘却の彼方ということはないのだけど、後半けっこう記憶が曖昧だ。到底勝利と呼べるものではない。おつまみをあまり食べないから先にお腹を満たしておいて、おつまみ食べなくても大丈夫なようにとしていたけど、先に隙間を埋めてしまったせいで一番おつまみを食べそうな飲み始めのタイミングでおつまみを食べず、なんかもうおつまみとかどうでも良くなってくる後半にはしっかりアルコール吸収の隙を作ったというわけである。シンプルに策が杜撰すぎる。
次回はやっぱり飲むながらきちんと食べながらという原点回帰を目指そうと思う。まあ、忘れて困るようなことを話しているわけではないのだけど、楽しむためにお酒を飲んでいるわけなので、それを忘れてしまっては元も子もないということで、酒飲みの民としての民度をあげていこう。