明後日、1月10日、場所は新宿のタワーレコード。時間が少し遅いですね。19時半から。12月17日に「中島みゆき・瀬尾一三と田家秀樹が語る」という本が出ました。その本を購入して頂いた方向けのものですね。購入者特典というのかな。
あの本はFM COCOLO「J-POP LEGEND CAFE」で瀬尾さんがお出になった回のトークを文字お越ししたもの。6年分あります。それと去年の夏に行われた未発表インタビューも加えてます。瀬尾さんが入院していた話とか、僕が番組を降りよう思っていたという話も出てきます。
トークの内容は本に関するものだけじゃなくて三つあります。もう一つは年末にでた「singles2000・リマスター」、それと映像集「FILMSⅡ」。でも、メインは「singles2000」と「本」ですね。番組でも全曲解説をしてくれてますが、来週分はまだ誰も聞いてない。初聞きになりますね。
瀬尾さんとそうやって公開で話をする機会は今まであったかなという感じです。ラジオは二人きりですけど、そういうわけにはいかないでしょうね。終わってからサイン会もあるようです。どんな時間になるでしょうか。
今日も寒かったです。冬らしいお天気ではありますが、お風邪などひきませんように。久々に人前に出る感じなので明日。美容院に行ってきます。悪あがき出すけど(笑)。というわけで今日はお知らせだけ。そういう日は増えるでしょうけど、今年はできるだけ書くようにします。曲ですね。「singles2000」の一曲目「地上の星」を。じゃ、おやすみなさい。
早かったですね。ライブに行かなかったせいもあるんでしょうけどお正月らしい毎日でした。元日と2日は息子たちが来たり姉弟家族が来たりにぎやかに過ごして、そのあとは仕事場で一月の仕事の準備というか、なんとなく音楽を聴いたり資料を見たりしてました。
そういう意味では普通のお正月。去年の12月が慌ただしくてその反動もあったり。ほんとになんとなくで、よくわからない時間になりました。さあ、仕事かなと思ったのは今日からですね。共同通信の「90年代ノート」。
今は98年。年末に書いたのがMISIAのアルバム「Mother Father Brother Sister」。今日、書いていたのはGLAYの「pure soul」。97年8月の「However」、10月の「REVIEW」から「誘惑」「Soul Love」と続く流れ。
4月から「pure soul」ツアーが始まるんですね。あのツアーはホールとスタジアムと合わせて66本かな。そのうち60公演を同行取材してるんです。その様子を描いたの意が「夢の地平」という本でした。
久々に読み返したんです。ツアーの同行本としては浜田さんの「ON THE ROAD」がありましたけど、あれとは違うコンパクトなドキュメントにはなってました。懐かしくもありましたけど、色々考えさせられることもありました。書かれている人たちのほとんどがもういない。ツアーというのはそういうものでしょうけど、ほろ苦い感じもしました。
それはGLAYだけじゃないですね。バンドでもアーテイストでも長くやってる人たち、成功した人たちは、スタッフが変わりますからね。そういう人たちのドラマに惹かれる方なので、時間が経つと状況が変わってしまう。図らずもあらためて音楽のドラマを描くことの難しさを感じたりしました。
残りの時間が少なくなってるんで、あと何ができるかなとか何をやらないいけないのかなとか、いやでも考えてしまう中で一つのヒントになったりしました。「90年代ノート」はそういう意味での最後の仕事になるのかなと思ったりしてます。今、87回。あと13回か。「80年代ノート」みたいにまとまればいいのですが。
明日、もう一度読み直して入稿します。若いころは読み直したりしなかったですからね。少し大人になりました(笑)。というわけで、GLAYの「pure soul」を。去年、30周年で行ったファンの人気投票で一位でした。GLAYというバンドがどういう支持のされ方をしてるのか象徴的だなと思いました。僕も好きな曲です。じゃ、おやすみなさい。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。少し寒いですが、元日らしい快晴です。昨日の「紅白」、すごかったですね。発表されていた顔ぶれだけでもいつも年と違うなという予感はしてましたけど、それ以上、途中からテレビの前に立ってみてました。スタンデイング紅白、集中してしまった分、結構疲れました(笑)。
何がすごかったって、出てくる人の本気度。ガチンコだった。自分の持てるありったけの力を出し切っている感じだった。そういう意味で完全な「音楽番組」だった。出演者の並びとか選曲にコンセプトがあった。出演者への配慮とリスペクトが感じられた。「出してやる」感や「大人の事情」みたいなうさん臭さが感じられなかった。
並び、面白かったですね。お互いが意識せざるをえないような流れになってた。矢沢さん、SixTONES、郷ひろみさんのところとかね。刺激にならないわけがない。それをうけたback numberもそうですよ。動揺しただろうな、と思いました。引き込まれずに巻き込まれずに自分の音楽を届けることに集中する。
しかも二曲ですからね。あれが大きかった。年末のお祭りでヒット曲をちょっと歌って終わり、じゃなかった。聞きたい曲と聞かせたい曲のバランス。高橋真梨子さん、布施明さん、いしかわさゆりさんの実力派の人たちへのリスペクトにしめくくりがユーミンだった。「翳りゆく部屋」は荒井由実時代の最後のコンサートがNHKホールだったことを思い出させてくれました。調べたらあの時の一曲目でした。
彼女の今年の新作は「Wormhole/Yumi Arai」は今のユーミンがAIを使って荒井由実に出会うというコンセプト。あの時も松任谷さんがパイプオルガンを弾いたんじゃなかったかな。粋な演出というか、いろんなことをご存じの方がおつくりになってるんだなあという感動。そんな紅白は今までになかったと断言してしまいます。NHKへの貢献後だとか、人気番組に出てるとか、番組の宣伝に出ている、みたいな忖度がない。純粋音楽番組でした。
もちろん「あんぱんまん」とか、そういう関連の場面も多かったですけど、「ブギウギ」も「あんぱんまん」も「戦後80年」とか「放送100年」という「公共性」の高い裏付けのある取り上げ方でしたからね。その後のRADWIMPSのメドレーもよかったですし。「正解」はNHKの「18フェス」で歌われたものですからね。
ミセスの大森さんが「見上げてごらん夜の星を」を歌ったのもみごとでした。ミセスは今後、日本のポップミュージックの掘り起こしに向かうのではないかと思わされた。そして新時代の申し子のような米津さんと被爆二世、福山さんの「クスノキ」ですよ。2025年の音楽シーンと戦後80年が合体した。締めくくりがMISIAとミセス。普遍性の伝道師のような二組。
「お祭り」でありながら「お祭り」をエクスキューズにしない。「お祭り」だからこその真剣勝負。時代を反映する気配り。ちゃんみなをあれだけフィーチャーする一方でAKBを盛り上げる。時代を反映する気配り。天童さんの扱いにしても音楽に対しての偏見がない。それもNHKならではなんだと思いました。
何が「紅白」をこうさせたんだろうと思った。で、最後に都倉俊一さんがお出になったところで、そうか、と思ったんです。あの方は文化庁長官で、去年から始まった「Music Award Japan」の旗振りをされてます。NHKがそこに合わせた。世界に誇れる日本で最高の音楽番組を作る。そこまで考えて作られたテレビの音楽番組があったかなと思いました。
目先の視聴率に一喜一憂しない。もし、これが成功したら、音楽番組も新しい時代に向かう。そう思わせてくれるものでした。途中から座ってみてられなくなった。だって、生放送なのにあれだけのミュージシャンや出演者が出て転換してゆくんですよ。前代未聞でしょう。テレビの画面に向かって「お疲れさま」と言ったのも初めてかもしれません(笑)。
昨日終わってから書こうかと思ったのですが、長くなると思ったので、2026年、書初めになりました。というわけで曲ですね。矢沢さんの「トラベリング・バス」。この時間帯にこれかとバカ受け。今後、矢沢さんが北島三郎さんみたいな存在になったりすると面白いなと思いました(笑)。時代は変わってます。今年もよろしくお願いします!
今日が12月30日、でも、これから見る夢じゃないです。今朝、見た夢。8時頃に目が覚めてもう少し寝ていたいなと思ってそのままうとうとしていて見た夢、日付で言えば30日ということになります。浅い夢ならぬ、朝見た夢。朝夢です。
毎晩、何本も見るんで覚えてないものも多いんですが、よく覚えていたのは、そういう時間ですし眠りが浅かったからでしょうね。どんな状況でどういう人が出て来て、何をしていたのか。何でこんな夢だったか、あまりに分かりやすかった。
そして、今年を象徴してたんですね。こういう一年だった、70代最後の年末らしいといえば象徴的という気もしました。沖縄なんです。海辺のコンサート会場に向かって歩いてる。海の上には星が瞬いている。で、なぜかみんなで歌ってるんです。
コンサート会場の夢はしょっちゅう見るんです。一番多い。でも、ロクな状況じゃない。会場の受付が分からない、関係者パスが見つからない。開演時間が迫ってるのにどんどん会場から離れて行ってるみたいなものばっかり。
今朝はそういうんじゃないかった。誰のコンサートかは覚えてないですけど、なぜかみんなで歌ってる。もう覚えてないですけど、目が覚めた時はメロデイーを口ずさめました。で、その中の一人の男が、次、お前ね、みたいに歌の合図をするんです。
そいつが今年かな、なくなったばかりの高校の同級生。音楽とは全く縁のなかった男が得意そうに指揮みたいなことをしてる。で、歌ってる歌が「未来」というタイトル。どっかみゆきさんの「たかが愛」や「心音」みたいな曲。「心音」でみゆきさんが”未来へ未来へ、君だけでゆけ”とシャウトしている感じかな。
みんな思い当たることばっかり。みゆきさんのことはこの間瀬尾さんと話したばかり。昨日、昼間、みゆきさんの劇場映画を配給している会社の友人と話をしていたということもあったでしょう。「星空」も共同通信の「90年代音楽ノート」ですね。
ちょうどMISIAの98年のアルバム「Mother Father Brother Sisiter」について書いてたんですね。でも、書ききれなくて今日に持ち越してしまいましたけど、あのアルバムの中の「星が降る丘」のことを考えていたせいでしょう。
まだありました。沖縄ですよ。浜田さんのツアーのファイナルが一月の沖縄。安いツアーが見つかったら行こうかなと思っていて結局だめだった。もう一つ、沖縄のバンド、紫のジョージ紫さんがミッキー吉野さんと共演したニュースを見たんです。
ゴダイゴは今年結成50周年。そのツアーで沖縄に行った時に共演したんですね。ミッキーさんとジョージさんは日本のロック史でハモンドオルガンの巨人。いつか共演するのを見たいなと思っていてそれぞれにお話ししたこともありました。
ゴダイゴのことは某雑誌で連載していたんです。でも、編集長と行き違いがあって僕が降りてしまった。そのことは誰にも言ってないので、取材してきた人達には急に辞めてしまった無責任なやつと思われてるでしょう。
その寂しさや虚しさみたいなものもあったんでしょうね。で、もうひとつ。「未来」というのは吉井和哉さんのドキュメンタリー映画「みらいのうた」を見たことの影響なんだと思います。素晴らしいというか、リアルというか、ずっしりと残る映画でした。
撮影時間3年。吉井さんが喉に出来たガンから復帰する映画と思ってたら、それだけじゃなかったんです。吉井さんが静岡で加わっていたバンドのリーダー、EROさんの波乱に富んだ人生がもう一つのストーリーになってました。
彼は東京に出てイエモンでメジャーになった吉井さんと対照的に静岡でバンドを続けていた。70年代ならではの酒と煙草のロック人生を貫いていた。でも脳梗塞になるんです。ガンから復帰する吉井さんと脳梗塞でリハビリするEROさんの生き様。
共通するのは「若い頃の自分」と「今」との落差。その中で失ったもの。明日のことなど考えもせず、反抗的で粋がって無軌道だった。「あの頃の自分たちは何だったんだろうね」というほろ苦い回顧。残酷と言えば残酷な青春の結末。そして友情の輪廻。
最後はイエモンの東京ドームで復活した吉井さんがEROさんと地元の教会でライブをするんです。試写会で見たのですが、まさかそういう映画だと思わなかったのでどう整理していいか分からなかった。もう一回劇場で見てからこのブログで書こうかなと思ってました。
そんなこんなが全部一緒になって夢に出てきた。で、みんなで歌っていて泣いてしまった。と書いてから夢の解説って最低だよね、と思ったのですが、きっと2025年というのはそういう年だったんだと思います。思うようにならなかった事、言えなかった事、分かってもらえないだろうなというような事が増えてくる。
分かってるのはどんどん時間がなくなっていって、知り合いや友人が次々といなくなってゆく。それを受け入れるしかないし、それでも「未来」という言葉が頭から消えない。でも、それがどうなって行こうがもう関知のしようがない。
淡々と受け入れてゆく一年の終わり。今年はそういう年でしたって、意味不明ですね(笑)。レコ大、家で見ました。去年から若返りということで外れましたけど、外されましたけど、かな(笑)。これで良かったんだ、と思いました。
時代は変わりました。2025年、後一日です。曲ですね。吉井和哉さんの映画の主題歌「みらいのうた」を。明日の紅白は面白そうです。じゃ、お休みなさい。
FM COCOLO「J-POP LEGEND CAFE」の新年最初のゲスト。この番組最多登場、瀬尾一三さん。多分10回目じゃないでしょうか。お知らせが遅くなりましたが、昨日、これまでに番組で瀬尾さんが話をしてくれたみゆきさんの回が書籍として発売されました。
本のタイトルが「中島みゆき」、そのまんま。帯に「瀬尾一三・田家秀樹が語る」と入ってます。あの番組はRolling Stone Japanのウエブサイトで文字起こしアーカイブを行ってくれてるのですが、その6年分、21回の放送を網羅してます。
放送が今年の3月に流れたものなので、去年の8月の終わりかな、その後のインタビューを新たに行ってそれを加えてます。他はどれもアルバムが出た時に行われたものなのでテーマがはっきりしてる。全曲解説が多いです。
でも、最新版はそういうテーマがない近況話なので、瀬尾さんが入院した話とか、年齢とか自分のキャリアを振り返って改めてみゆきさんという人に対して思う事とか、かなり珍しい話をお読み頂けます。僕が番組をやめようとした話とかね。
で、新年最初のゲストなのは、作品があるからですね。これは17日に発売になったのかな。みゆきさんの「Singles2000」の全曲解説。2024年に出た「Singles」と同じようにエンジニア、ステイーブ・マーカッセンがリマスタリングしてます。
「Single」は、87年にでたもので75年のデビューから86年までの11年間の全シングル。今回は94年の「空と君のあいだに」から2000年の「地上の星」まで6年間に出た7枚のシングルの両面。でも、シングルチャート一位が3枚ある。
「Singles」はデビューからの試行錯誤の軌跡を新たにマスタリングされた音源で辿るという40曲で、アルバム未収録21曲というドラマテイックな内容でしたけど、今回は代表曲ぞろい。知ってる曲が多い。だからこそ原曲との違いが分かる。
リマスタリングというのはどういうものなのか。同じ音源でもこんなに変わるということが説明不要。みゆきさんの歌が生々しいです。というようなことを瀬尾さんの解説とともに確かめてゆこうという二週間ですね。
14曲入り一枚。40曲あると4週間ぶちぬきになるんでしょうけど、今回は二週。一月前半ですね。後半二週もそういう類の男性アーテイストのアルバムの特集です。瀬尾さん、お元気かなと思いつつスタジオに行こうと思います。
この前、これで普通の生活に、などと書きましたけど、残念ながらそうなってないんです。処理能力低下ね。やっぱり間が空いてしまいました。対談が一つとインタビューが四本、原稿が一本。昨日はTHE ALFEEの武道館もありました。
ともかく睡眠、寝る老人に福来る、はないか(笑)。睡眠だけは、という何とかの一つ覚え。すがる睡眠に安眠なし、って何のことだ(笑)。書くより寝ないと疲れもとれない、じゃ面白くも何ともない。そうだ、新しいパソコンが来ました。
それもあって何だかんだ落ち着かない一週間でありました。明日が終ればあとは土曜日のNACK5「J-POP TALKIN’」の完パケ。それが終れば普通の年末です。というわけで曲です。「Singles2000」から「ファイト!」。この曲のためのアルバムに思えました。激変です。じゃ、お休みなさい。