2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧
本日はギル・エヴァンスを取り上げたいと思います。名前だけはビル・エヴァンスと似ていますが、あちらは叙情派ピアニスト、こちらはビッグバンドのアレンジャーなので混同する恐れはないですね。この人はマイルス・デイヴィスと関係が深いことでも知られて…
本日は通好みの黒人テナー奏者、セルダン・パウエルをご紹介したいと思います。1928年生まれでプロとして活動を始めたのは40年代後半。この頃のジャズシーンはビバップ最盛期で、若い黒人ジャズマンはこぞってビバップスタイルを身に付けましたが、こ…
本日はソニー・スティットが1958年4月にルースト・レコードに残した「ザ・サクソフォンズ・オヴ・ソニー・スティット」です。ジャケットには2本のサックス(左がテナーサックス、右がアルトサックス)が描かれていますが、2人のプレイヤーがいるわけ…
50年代半ばから後半にかけてのジャズシーンはざっくり分けると東海岸=黒人中心のハードバップ、西海岸=白人中心のウェストコーストジャズと言う構図でした。ただ、東西の交流はそれなりにあり、有名なところではアート・ペッパーとレッド・ガーランド・…
ジャズファンの楽しみの一つにマイナーレーベルの名盤探しと言うものがあります。ブルーノート、プレスティッジ、リヴァーサイド、ヴァーヴ等に名盤が多いのはまごうことなき事実ですが、一方で聞いたことのないようなマイナーなレコード会社に意外な名盤が…
ビル・エヴァンスがジャズシーンに登場して以降、いわゆる”エヴァンス派”と呼ばれるピアニストが多く登場しました。有名なのは「サークル・ワルツ」のドン・フリードマン、「カセクシス」のデニー・ザイトリン等ですが、西海岸だとこのクレア・フィッシャー…
高い実力を持ちながらそれに見合う評価を得られなかったアーティストは多くいますが、ジャズピアノの世界では今日ご紹介するフィニアス・ニューボーン・ジュニアがその代表格ではないでしょうか?テクニックは超一流。有名なジャズ評論家のレナード・フェザ…
本日はジャッキー・マクリーンのいわくつきの作品をご紹介します。「ジャッキー・マクリーン・クインテット」とシンプルな題名がついたこの作品、ブルーノート4116番とレコード番号まで付されながら結局お蔵入りになり、長らく発売されなかった作品です…
本日は黒人トロンボーン奏者ベニー・グリーンのブルーノート盤です。グリーンについては先日にも同じくブルーノートの「バック・オン・ザ・シーン」をご紹介しましたが、本作はその翌年の1959年1月25日に吹き込まれた作品です。彼はブルーノートに合…
60年代のブルーノートには昨日紹介したルー・ドナルドソンのようにソウルジャズ路線を歩む者もいましたが、あくまで主流だったのはモード~新主流派路線です。ウェイン・ショーター、ジョー・ヘンダーソン、ハービー・ハンコック、ボビー・ハッチャーソン…
1960年代に入ってハードバップが下火になってくると、ブルーノートのジャズマン達はさまざまなスタイルを模索し始めます。そのうち大きな柱となったのはモード~新主流派路線ですが、一方でR&B色の強いソウルジャズ路線に舵を切ったグループもいます…
50~60年代のモダンジャズをこよなく愛する私ですが、この時期の古い映画も結構好きで、それこそ一連のヒッチコック作品やオードリー・ヘップバーンの主演映画はあらかた見ています。ビリー・ワイルダー監督の映画も好きで、「サンセット大通り」「情婦…
モダンジャズ屈指の名ギタリストとして知られるジョー・パスですが、彼は遅咲きのミュージシャンでした。1929年生まれの彼がギタリストとして活動を始めたのは40年代半ば頃。ただし、全く注目を浴びることはなく、にもかかわらず一丁前にドラッグの味…
50年代のアート・ペッパーについては本ブログでもたびたび取り上げてきましたが、本日はその中でも変わり種である「スマック・アップ」を取り上げたいと思います。1960年10月にコンテンポラリー・レコードに吹き込まれたもので、時系列的には「ゲッ…
早熟の天才トランぺッターとして50年代のハードバップシーンを駆け抜けたリー・モーガンですが、60年代に入ると少しスタイルチェンジをします。その代表的なアルバムが1963年録音の「ザ・サイドワインダー」で、タイトル曲は”ジャズ・ロック”の代表…
昨日のベン・ウェブスターに続き、本日もテナーサックスの重鎮であるコールマン・ホーキンスをご紹介します。"モダンジャズ・テナーの父”と呼ばれ、1920年代から活躍する大ベテランですが、50年代のハードバップ期以降も積極的に若いミュージシャンと…
本日はベン・ウェブスターがコンテンポラリー・レコードに残ったライブ盤をご紹介します。ウェブスターと言えば言わずと知れたモダンジャズテナーの重鎮。40年代はデューク・エリントン楽団で名を馳せ、50年代はノーマン・グランツのヴァーヴ・レコード…
ブルーノートきっての人気グループであるホレス・シルヴァー・クインテットですが、メンバーは時代とともに変わっています。まず、ジャズ・メッセンジャーズから独立後の最初のアルバムである「6ピーシズ・オヴ・シルヴァー」のメンバーはドナルド・バード…
本日はジャマイカ出身のトランぺッター、ディジー・リースです。彼については以前にブルーノート3作目の「サウンディン・オフ」 を取り上げましたが、今日ご紹介するのは彼のブルーノートデビューに当たる1958年8月録音の「ブルース・イン・トリニティ…
本日は60年代ブルーノートの顔でもあるスタンリー・タレンタインが1960年6月に吹き込んだ記念すべきブルーノート初リーダー作をご紹介したいと思います。実は本作の半年ほど前にタイム・レコードと言うマイナーレーベルに「ザ・マン」と言うリーダー…
1958年、ブルーノート・レコードと専属契約を結んだドナルド・バードは同年12月録音の「オフ・トゥ・ザ・レイシズ」を皮切りに精力的に作品を発表していきます。その多くで共演しているのが白人バリトンサックス奏者のペッパー・アダムス。バードとは…