ハードバピッシュ&アレグロな日々

50~60年代のジャズを中心におすすめCDを紹介します

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アート・ペッパー・ウィズ・ウォーン・マーシュ

白人アルト奏者アート・ペッパーは重度の麻薬中毒のため、キャリアの多くを棒に振っています。そのため、残された録音は50年代後半と70年代後半に集中していますが、私を含めジャズファンに人気が高いのはやっぱり50年代の演奏ですよね。ジャンル分け…

クレア・フィッシャー/シソーラス

クレア・フィッシャーをご存じでしょうか?通の方なら60年代初頭にビル・エヴァンス風のトリオ作品を残したピアニストとして彼の名を挙げることでしょう。パシフィック・ジャズ盤「ファースト・タイム・アウト」「サージング・アヘッド」は最近廉価版で発…

アート・ファーマー/ブルースをそっと歌って

1960年代に入りハードバップが下火になると、ジャズメン達は様々な方向を模索するようになりました。トランペッターを例にとるとリー・モーガンがジャズ・ロック、ドナルド・バードがゴスペル/R&B、フレディ・ハバードがモード/フリーにそれぞれ路…

ジミー・オーウェンス&ケニー・バロン/ユー・ハド・ベター・リッスン

今日はちょっぴりマイナーめで。今やジャズピアノの巨匠であるケニー・バロンがトランペッターのジミー・オーウェンスとの双頭クインテットで吹きこんだ1967年アトランティック盤です。両者とも本格的にメインストリームで活躍するのは1970年代以降…

レオ・ライト/ソウル・トーク

レオ・ライトと言われてピンと来る方はどのくらいいるでしょうか?何でもディジー・ガレスピーのビッグバンド出身で、アルトの他にフルートも吹くマルチリード奏者ですが、一般的な認知度はあまりないでしょう。私もブルーノートの隠れ名盤であるジョニー・…

サド・ジョーンズ&メル・ルイス/ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

ビッグバンドの全盛期と言えば40年代から50年代にかけてと言うのは衆目の一致するところでしょう。カウント・ベイシー楽団、デューク・エリントン楽団、スタン・ケントン楽団、ウディ・ハーマン楽団。さまざまなオーケストラがしのぎを削り、またそこか…

メル・トーメ・ウィズ・ザ・マーティ・ペイチ・デクテット

メル・トーメをご紹介するのは都合3回目になりますね。過去に取り上げたのはアトランティック盤「カミン・ホーム・ベイビー」、ベツレヘム盤「メル・トーメ・アット・ザ・クレッシェンド」ですね。1955年発表の本作もベツレヘム録音で、トーメとは縁の…

ブルー・ミッチェル/アウト・オヴ・ザ・ブルー

ジャズの名盤には珍ジャケットもいろいろありますが、今日ご紹介するブルー・ミッチェルのリヴァーサイド盤はその代表格でしょう。ボルトがで~んと写ったジャケットが謎を呼びますが、何でもbolt out of the blueという英語の慣用句で「青天の霹靂」という…

ベニー・カーター/ジャズ・ジャイアント

ジャズメンには昔から早死にする人が多く、25歳で事故死したクリフォード・ブラウンを筆頭に、パッと思い出すだけでリー・モーガン、チャーリー・パーカー、エリック・ドルフィー、ポール・チェンバース、ソニー・クラークと30歳代で死んだ人がゴロゴロ…