しんどい。
どう考えても考察ブログの最初の発言とは思えない語彙力のなさ。でも、初めてFATE のMVを観た感想はこれでした。あまりにもしんどすぎる。どえらいもんを観てしまい過呼吸 になりそうだったので慌てて画像フォルダを漁り、結成10周年生放送の粉まみれインクまみれの彼らの画像で心を落ち着かせました(何療法?)
SNS でも沢山の有識者 が大変素晴らしい考察をされているのですが、CDも発売されて、、、あ!10周年おめでとうございます!(ここで?) メイキングでまた色々見えてきた部分もありますので、私も私なりの考察をここに綴っていきたいと思います。
VIDEO www.youtube.com
⚪︎イントロ
神ちゃんのソロシーンからスタート。美しいコンテンポラリーダンス 。
暗闇の中真上からわずかな光。その光を求めるように足掻くようなダンス。今回神ちゃんがセンターの曲だからこその演出で、神山担としてはね、スマホ のバイブ並に全身震えたよね。
⚪︎Aメロ
シーンが変わり今度は暗闇の中、ランプの光に照らされた神ちゃん。ランプは人工的な光なので真っ暗闇の中にいるのが分かる。爪をいじっているのは『イライラした時、不安な時』などネガティブな感情心理が表れたもの。頭を掻くのも同様。そして神ちゃんと対照的に濵田さんと桐山くんは無表情。感情を忘れたのか、意図的に蓋をしたのか。
そしてここで7人のシーン。メイキングでも説明があったけど、WEST.は一人の中の感情を表してる。そう、君たちは7人でひとつ… (エモい)。このあと出てくる石膏像のように彼らも一つの石像のように見える。目線がバラバラなのも気になる。
⚪︎Bメロ
感じないようにしてた
見えないようにしてたんだ
ツインタワーのダンスシーン。光がだんだんと閉ざされていくのが歌詞とリンクされているな。自分で意図して光を閉ざしている。
あと、MV観てたときは全然気が付かなかったんですけど藤井流星 さんの衣装クローバー柄なんですね。かわよ…。
○サビ
濵ちゃんの衣装って何の繊維使ってるんだろ(まだ衣装の話してる)
正直最初見た時は「小学校の授業で作ったヘチマたわしがあんな感じだったな」 とか思った※違います。もっと高級な生地です。 気を取り直して
シーンが一変して白の世界へ。複数の石膏像に無数の糸が張り巡らされていて、その中に囚われているWEST.これも内に閉じこもっているということを表しているのかな。
声にならなくったって
もう一度逆らい叫ぶ
I'll be the one
「逆らい叫ぶ」というワードがでできました。今までの歌詞や映像とは正反対の言葉。今まで蓋をしてきた強い思いが「I'll be the one」ということ。「the one」が何を指すのか。ここら辺はこの曲が主題歌となっているドラマ「白暮のクロニクル 」とリンクしていそう。世間から「オキナガ」と一括りで見られる主人公が「自分はたった一人の自分になるんだ」という意思なのかも。
明日も目覚める運命だ
MVは何かを決意したような強い表情をしている神ちゃん。イントロのシーンを思い出すと神ちゃんだけ先の光が見えたんですよね。自分が本当に望んでいるものが何か気づいてしまった。もう見なかったことにすることは出来ない。そのぐらいの強い意志が神ちゃんにはある。
○間奏
鏡に映る神ちゃん(鏡の奥は黒の世界)が顔を上げる(=前に進む決意をする)。そのあと神ちゃんが黒い傘をさす重岡君にむかって走り始めるシーンに変わる。え~ん意味深すぎ。
○Aメロ
歌っている人しか動かない。他の人たちは石膏像のように固まっている。感情を停止しているのを表しているのか。
ここ、はまこたがニコイチになってて皆沸いたよね。小瀧くんのしっかりした肩に顔を預ける濵ちゃん。逆だったら大変なことになっている。
このシーンで気になったところは重岡くんが歌いだす前にちらっと中間さんのこと見たことかな。監視している?
○ラップパート
かみりゅせラップパート。ここもメイキングでありましたね。現状の変化を求め動き出そうとする神ちゃんを止めようとする藤井流星 さん。ラップバトルのように言い争いをしているシーン。このシーンだと間奏時と違って鏡が割れている。仲違いではないけれど、現状維持だった世界にひびが入ったということかな。
とめどなく染まってる
Coloful world 戸惑う
刹那に触れ 色を取り戻す
私この歌詞読んで気が付いたんですけど、ずっとこのMVの世界観は『白⇔黒』の対だと思ってたけど『モノクロ⇔カラフル』が対という考えも存在するんだな。
○サビ
ここから考察おたく大興奮シーン突入
2番サビのシーン一瞬見ただけで美術史に造形深くなくっても「最後の晩餐じゃん!!」って思いつかせるの凄い。7人それぞれ恐怖や怒りなど様々な感情を表しながら歌っている。みんな演技うま…。はまこたなんて狼に恐れ震える羊じゃん…。
そして重岡大毅 。彼がやってしまいました。
「明日も目覚める運命だ (ニタァ)」
ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ歯が多くない重岡大毅 イイイ。
怖すぎる。初見怖すぎて息止まった。というか息の根止められた。あ、あの人が犯人です…。
『最後の晩餐』のオマージュと思わせるセットで不敵な笑みを見せる重岡大毅 なんでどう考えてもこの人裏切るって思うじゃん?思うじゃん…。
○Cメロ
ここ、光と闇のところ、チェス盤みたいでかっけぇ(阿保の感想)
闇に閉ざされていきながら叫ぶように歌う桐山くん見て髭も相まって何か『シャイニング』の映画ポスター思い出したから調べたら全然違った(阿保の記憶力)
このシーンもそうだけど、基本今までは光がだんだん閉じて行っているんだよね。最初の神ちゃんのダンスシーン以外。あと闇のシーン重岡くん単体がないね。
5人(というか5つの感情というか)は変化を恐れているんですよね。今のままでいい。光が見えても現状維持を理想としている保守派。だから光が見えても縋ろうとしない。
○間奏
そして1番サビ後にも出てきたシーンへ。重岡くんに向かって進む神ちゃんを止める5人。重岡くんの頭上から赤い砂が落ちてくるが傘をさしているのでかからない。
ここで初めて白黒以外の色が出てきました。
赤。最初に思いついたのが『血』だった訳だけどそれは正しそう。メイキングの感想で濵ちゃんやりたい放題後に桐山くんが「どうする?ほんまの血にする?ここ」みたいなこと言っていたので。
闇の世界で血とされる赤い砂に触れていくシーン。やっぱり重岡くんはいない。
○サビ~アウトロ
かみしげパート。5人に抑えられながら重岡くんに何かを訴える神ちゃんと無表情の重岡くん。重岡くんは神ちゃんを見下ろしながらまたニヤリと笑いかける。
はい怖いです。やっぱりこの人が犯人です。
私はこのMVが公開されてからずっと『重岡大毅 と6人』の構図だと思ってた。だって重岡くんめっちゃ裏切り者の演技するから!でも「このMVの主役は神ちゃんだろ」という疑問がずっと気になってたんですね。
でも、メイキング見て考えが変わった。
最初のほうでも書いたけど「7人で一つ」なんですよ。7人が一人の中の感情であるわけで、MVで心の葛藤を描いている。そして重岡くんが演じているのは「そもそも感情が全くない」部分なのではないでしょうか。わざわざ人間のそういった部分を登場させる監督恐ろしすぎる。
現状を打破しようとする神ちゃん。現状維持を願う5人。でも5人は恐怖や怒りなど感情は持っているんですよね。血が通っているとでも言えばいいのかな。でも重岡くんはそもそも感情を持たないから血に触れられないんですよね。
『最後の晩餐』については神ちゃんが裏切り者という立ち位置になるのかな。革命を起こす者は保守派にとっては裏切りに等しいから。結局どの目線で物事を見るかなんだよ。ロケット団 だって世界の破壊を防ぐため世界の平和を守るため愛と真実の悪を貫いてるんだよ(何の話)
すみません、話戻します
重岡くんの『最後の晩餐』のシーンは単に今の「変化をしようとする神ちゃんとそれを恐れたり怒ったりしている5人」という状況を楽しんでいそう。感情のない重岡くんはきっとどっちでもいいんだけど、神ちゃんをそのまま行かせるのは何かつまんないな~妨害してみたらどうなるかな、ぐらいの感覚なのかもしれない。
そしてその後、白い物体が粉々に砕かれて力強い表情をする神ちゃんのソロシーン。やっぱり石膏像って「現状維持が一番」という固定概念を示唆してたのかな。固まった思考というか。
光を手繰り寄せた手に残った感触を
忘れないんだ...乾きが襲っても
ダンスシーン。一平さん、考察したくなるようなダンス考えてくる。ダンスにも葛藤している表現がたくさん含まれているね。
上の歌詞こそがイントロのシーンからの神ちゃんの感情。
そして再び神ちゃん一人のシーンへ。血に触れながら「やっぱり自分の決断は正しいのだ」と気持ちを一番強く持ったところで光が開いていく。
以上が私の考察になります。
ムズすぎ。余白のある攻めたMVなのでできる限りシンプルに考え直しました。深く掘っていくと宗教とか美術とか永遠に検索と考察が終わらないので…。
え?白の世界に浮かんでいる黒い箱は何かって?
え~っと、あ!天才少年のんちゃん、君の出番だよ~!!!!!!!!(逃げ)