店名 |
Milto Koppe
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菜系 | 麵包 |
預訂・咨詢 |
0126-46-2288 |
預訂可/不可 |
可以預訂 |
地址 |
北海道岩見沢市美流上美流渡の森 |
交通方式 |
距離巖見澤IC約17km |
營業時間 |
營業時間和節假日可能會發生變化,因此請在來店前與餐廳聯繫。 |
預算(評論總數) |
~JPY 999
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付款方式 |
不接受信用卡付款 不接受電子貨幣 不接受二維碼支付 |
座位數 |
( 僅限外帶) |
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包廂 |
不可 |
包場 |
不可 |
禁煙・吸煙 |
禁止吸煙 |
停車場 |
可 商店周圍有幾輛車 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
風景優美,神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
關於兒童 |
歡迎兒童 |
網站 | |
備註 |
有冬季休業。 |
ミルト、と聞いてそれが岩見沢のこんな場所にあるなんて想像も出来なかった
美流渡、と書く
アイヌの言葉の音を当てたものであろうが、字面から鄙びた、懐かしいような田野の景色を思い浮かべる
岩見沢市街から離れた、田園風景や野山を横目に走り抜けた先にあるのが、こんな素敵なパン屋さんだなんて北海道はまだまだ広いものだ
晴れた日の朝にここに到着し、開店を待つのはちょっとしたハイキング気分だ
ちょっと早く着いて、車を店舗前の砂利の駐車場に、先客さんたちの隙間を埋めるように止めて、ぐるりと周囲を見渡した
北海道の初期に開拓が入っただろう奥深い山並みの中にある田畑に、人々の営みに感嘆する
そこにある青い屋根に赤い壁の平屋が、このパン屋さんなのだ
屋根と壁の色の対比が北海道の開拓時代にあるような建築様式を思わせて、懐かしい気持ちにさせてくれる
先客さんたちが、入り口周りに無造作に並んでいるのものどかに見える
かつてこの辺り炭鉱があったそうだが、そんな気配は僕には感じない
ただただ心穏やかな景色が広がるばかりだ
周囲には鳥の声、そして焼いたパンの香りが広がっている
雑然と並んだ先客さんたちがざわつき始めた
時計を見ると9時半だ
引き戸ががたつくとがらりと開かれ、お店がオープンした
列に加わり、少し待つと僕の番だ
店舗は玄関先を改造した場所で、素朴な優しい雰囲気とパンを焼いた温かな空気と香りに満ち満ちている
店主氏らしいバンダナを頭に巻いた男性が応対してくれる
今回は普通のコッペパンに明治アンパン、そして豆食パンを購入する
予約はしておいた方がいいようだ
今回は開店直後だから買うことが出来るが、売り切れのことも多い、と後ろに並んだ男性が友人らに説明していた
パンの詰まった紙袋を受け取ると、予想外の重さと温かみに驚く
店を出ると車を走らせ、近くのダム公園へ
その公園のテーブルにコーヒーの道具を広げて、沸かしたお湯でコーヒーを淹れる
最初から決めていたことだった
ここでパンを買えたら、すぐにコーヒーと一緒に食べるつもりだった
コーヒーの準備が出来たところで袋からパンを出す
コッペパン、という僕の思い込みを裏切るごろんとしたパンを手でちぎろうと引っ張ると予想より容易くちぎれた
ひとつまみ口に運ぶと、パンの野生的な香りを強く感じる
重量感通りの歯ごたえは、けっして固いわけではなく、パンを食べている充実感を全身に感じさせてくれ、深みのある小麦の味が広がってくる
素朴で単純明快ではあるが、けっして平板でも殺風景ではない美味しさは、毎日食べるのにぴったりな美味しさだろう
豆食パンの豆の多さには驚かされたが、これまた美味しい
もちろん明治アンパンも美味しかった
また来なくてはいけないお店が出来た