新天地への挑戦 vol.5。 : ウィルビウス

この口コミは、森のコロちゃんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.7

¥6,000~¥7,9991人
  • 料理・味4.7
  • サービス4.2
  • 雰囲気4.2
  • CP4.4
  • 酒・ドリンク4.2

4.2

¥4,000~¥4,9991人
  • 料理・味4.2
  • サービス4.2
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク4.2
2013/10訪問1回目

4.7

  • 料理・味4.7
  • サービス4.2
  • 雰囲気4.2
  • CP4.4
  • 酒・ドリンク4.2
¥6,000~¥7,9991人

4.2

  • 料理・味4.2
  • サービス4.2
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク4.2
¥4,000~¥4,9991人

新天地への挑戦 vol.5。

※再訪して写真を追加したので更新させていただきます(追加した写真は最初の8枚です)。

11月から土曜・日曜のみランチが復活したそうです!!
12時00~13時30 15時完全クローズ。
ランチコース\3.750(アミューズブーシュ・オードブル・メインディッシュ・デザート・コーヒー)


およそ2ヶ月ぶりに「此方のお料理を食べてみたい!」という母を連れて再訪。
この日は車だったのでアルコールはおあずけ(涙)。ノンアルコールビールでお茶を濁すことに。。。
いただいたのはいつもの「シェフおまかせコース」(5,500円)。。。


■当日いただいたお料理

1.一口前菜:フォアグラのカナッペ
2.前菜1  :雲丹と人参のムース ゼリー寄せ
3.前菜2  :牡蠣とホタテのパイ包み焼きスープ
4.お魚料理:青森産ヒラメのボワレ 白ワインソース添え
5.お肉料理:蝦夷鹿のロースト ポワプラードソース
6.デザート:マロンパイとピスタチオのアイスクリーム
7.コーヒー
8.小菓子


この日の一口前菜は「フォアグラのカナッペ」。こってりとした濃厚なフォアグラが食欲中枢を刺激する。思わず「泡」が欲しくなるが、ぐっと我慢。。。
前菜一皿目は此方のスペシャリテ「生雲丹と人参のムース コンソメゼリー寄せ」。相変わらず「ウットリして目を閉じていただいてしまう」ほどの完璧な美味しさ☆。母も「このお料理は実に美味しい!」と目を細めて完食していた。
前菜二皿目は「牡蠣とホタテのパイ包み焼きスープ」。バターたっぷりのパイに包まれて熱々で登場するこのお料理も此方の冬の定番料理の一つ。。。牡蠣とホタテはいささか小ぶりながらも、お野菜もたっぷりと入っていて美味しい。何よりも身体がホコホコに温まるのがうれしい。

お魚料理は「青森産ヒラメのボワレ 白ワインソース添え」。カリカリに焼き上がった肉厚のヒラメがお野菜たっぷりの白ワインソースの中で泳いでいるイメージ。個人的に此方のお魚料理はお肉料理よりも好きかも。前回のブイヤベースも素晴らしかったけれど、今回のヒラメも満足度はすこぶる高かった。。。


メインは「蝦夷鹿のロースト ポワプラードソース」。フルフルの蝦夷鹿さんは充分すぎるほどに柔らかくて美味だし、ほんのりと甘さを感じる「ポワブラードソース」との相性もバッチリ!!付け合わせのポテトやガレットに至るまでジビエを楽しむために考えられた一皿なのだけれど、やっぱりこの時期の蝦夷鹿さんはどっしりとした赤ワインと共にいただきたかったかなぁ(爆)。。。せっかくのおいしいメインだったのに、お料理とワインとのマリアージュの大切さを痛感することになってしまった。。。


デザートはこの時期ならではの「マロンパイ」をセレクト。栗が丸ごと1個入ったサクサクパイ生地のマロンパイはピスタチオのアイスクリームをサンドしたマカロンと共に登場する。少しヘビーかとも思ったのだけれど、この大きさだったら全然問題なく完食。母の「壺焼きキャラメルプリン バニラ風味」まで引き取っていただいてしまった。。。


小菓子はとても食べられないのでお土産にして包んでいただくことに。。。カヌレもプチシューも翌日においしくいただいたのだった。


今回はワインを飲むことができなかったので少し残念な思いもしたが、フレンチ不毛エリアの中央線沿線にあってはなかなか健闘しているお店の一つだと思う。たしかにナプキンは紙だし、席料は500円もかかるし、都心の一流店に比べて云々というレビューも見かけるが、地元の人間にとっては家からも近くて、しかも美味しいという非常に有難い存在のお店でもある。何よりもフレンチのお店によくありがちな「気負い」のなさが一番の魅力だと個人的には思っている(笑)。


最近、お店のすぐ近くにパーキングもできたとのこと(この日は玉川上水の反対側に停めてしまって相当に歩くことになってしまったのだけれど・汗)。。

次回訪問時はワインをたっぷり飲んでリベンジしたい!!ごちそうさまでした☆


【'13年9月25日のレビュー('13年8月訪問)】

およそ半年ぶりに再訪(汗)。
近くは通っているのだけれど、いつでも行けると思うとついつい後回しになってしまう(反省)。
この日も「シェフおまかせコース」(5,500円)をいただくことに。。。

■当日いただいたお料理
1.一口前菜:そば粉のクレープ
2.前菜1  :雲丹と人参のムース ゼリー寄せ
3.前菜2  :大分産のセキダイのスモーク
4.お魚料理:下田産キンメダイのブイヤベース
5.お肉料理:和牛頬肉の赤ワイン煮
6.デザート:マルキーズショコラとブラリネのムース
7.コーヒー
8.小菓子



■当日いただいたワイン
(泡)
(白)2011 Bergerie de l'Hortus Classique Blanc
(赤)2010 Domaine des Amouriers / Vin de Pays de Vaucluse(グラスで)


ゼロ次会のお店でスパークリングを飲んできたのだけれど、やはり夏の夜の乾杯には「泡」が似合う。
そんな訳で此方での一杯目も「泡」でゴー。


この日のお付出しは「そば粉のクレープ」。しっとりと芳ばしく焼き上がったばかりの熱々のミニミニクレープの上にはウズラの目玉焼きとカリカリのベーコン、ローズマリーが添えられ、さながら「ミニ・モーニングセット」的な設え(笑)。が、その、夏らしい爽やかな味わいに思わずため息が漏れてしまう。「おいしい〜っ!!」。。。


前菜の一皿目は此方のスペシャリテでもある「雲丹と人参のムース コンソメゼリー寄せ」。これは相変わらず完成度が高い美味しさ!!いつ、誰といただいても、必ず満足できる。いつかこのゼリー寄せだけをてんこ盛りでいただいてみたいと思うのだけれど、未だかつて実現していない(笑)。
前菜二皿目は「大分産セキダイのスモーク」。茄子、アスパラ、オクラ、ゴーヤ、玉葱などの夏野菜を豪快にあしらったサラダ仕立てで、プリプリに身が締まったおいしいお魚とお野菜の易しいハーモニーが楽しめる。


「これは白ワインでしょう!」ということで、マダムオススメの「Bergerie de l'Hortus Classique Blanc」をいただく。

本日のお魚料理は「下田産キンメダイのブイヤベース」ということで、最初に登場するのが「ルイユ」。お洒落なマヨネーズソースのようにも見える此方は、卵黄とにんにくとマスタードとオリーブオイルなどを合わせたもの。フランスでは、添えられたパンにこの「ルイユ」を塗り、ブイヤベースに浮かべて食べるのが本式らしいが、ここは日本ということで、パンに塗ってそのままいただいてしまった(恥)。。。
そしてこのブイヤベースが超美味!!お皿の中に鎮座するキンメはパリパリ感を残して焼き上げられ、そこにかかっているブイヤベースのソースが深みがある独特の柔らかな味わい。。。このソースに限っては当日いただいた「雲丹と人参のムース」よりも感動の度合いが大きかったかもしれない。


調子にのってガンガンと飲んでしまったので、お肉料理に合わせて赤ワイン「Domaine des Amouriers / Vin de Pays de Vaucluse」をグラスでいただくことに。。。当日のメインは「和牛頬肉の赤ワイン煮」。トロトロに煮込まれたお肉は、ナイフがいらないぐらいにしなやかでとろけるような食感。添えられているのは素揚げされたお野菜類と新玉葱。ほっこりと柔らかな新玉葱をはじめとしたお野菜類がソースとからんでおいしい。


〆のデザートは「マルキーズショコラとブラリネのムース」。濃厚な甘さが脳天に突き刺さるようなデザートは久しぶり。。。この日は夕方に雷雨があって少し涼しくなってきた夜だったのでちょうど良かったかも!!

コーヒーを飲みながら小菓子をつまんでいると、「なし」が登場した(嬉)。このようなアットホームなサービスはうれしい。。。


浅草時代の此方には伺ったことはないので比較はできないのだけれど、客層や地域特性も以前とは全く異なる(と思う)多摩地区・三鷹エリアで着実にファンを増やし続けているお店の一つでもある。
次回はアラカルトで攻めてみたい。。。
ごちそうさまでした☆


【'13年5月5日のレビュー('13年2月訪問) 】

今回は前回、ボリュームが多すぎて最後まで食べられなかったリベンジを果たそうとお友だちを誘っての訪問。
今回も「シェフおまかせコース」(5,500円)をいただくことに。。。


■当日いただいたお料理

1.一口前菜:新玉葱のタルト

2.前菜1  :生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ

3.前菜2  :白子・牡蠣・ホタテのパイ包みスープ
4.お魚料理:大分産ヒラスズキのポワレ 三鷹の野菜と共に
5.お肉料理:蝦夷鹿 キノコ添え
6.デザート:あまおうのスープ(5種類からの選択)
7.コーヒーまたは紅茶

8.小菓子



■当日いただいたワイン

(泡)Champagne Ernest Rapeneau Epernay Selection Brut
(白)Bourgogne Charodnnay Cuvee de la Chatlaine Chateau de la Velle 2009
(赤)それぞれグラスで


カリカリに焼き上げたピッツァのような「新玉葱のタルト」は、やはりカリカリのベーコンがアクセントとなってほんのりと醸し出される新玉葱の甘みがポイント。
前菜一皿目はいつもの「生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ」。相変わらずの完成度の高さにただ黙っていただくしかないおいしさ☆☆☆ 思わずシュワシュワがグングンと進んでしまう(笑)。これはもっと大きいパフェグラスでてんこ盛りいただいてみたいお品の一つだ。
前菜二皿目は「白子・牡蠣・ホタテのパイ包みスープ」。熱々のスープの中にたっぷりの白子とホタテ、そしてこれまた大きな牡蠣(写真撮り忘れ・恥!)がデローンと横たわっているのが見える。
外側のパイをスープの中にこそぎいれながらいただく「冬のごちそう」に心身共にホカホカになる(季節外れのレビューで申し訳ないっ!)。

お魚は「大分産ヒラスズキのポワレ」。しっかりとした肉厚の身は「スズキ」というより鯛に近いイメージ。相変わらずポーションは大きめだが、お魚の下に敷かれた三鷹のお野菜類が柔らかくて甘いこともあり、すべておいしくいただいてしまった。
メインのお肉は「蝦夷鹿」さんとのこと。前回、「ブレス鶏さまのおみ足」がドーンと1本分登場したので、今回もとんでもないボリュームだったらどうしようと危惧していたのだけれど、お皿にちんまりと収まっている「蝦夷鹿」さんを見て、そっと胸を撫で下ろした(笑)。「これだったら楽勝だぜいっ!!」。。。
せっかくの蝦夷鹿さんに合わせて「赤ワイン」をグラスでいただき(もちろんあーだこーだと言いながら、そのすべてをティスティング!!)、「そろそろジビエの季節もおしまいだよねぇ!」などと言いながらしっとりとした肉質の蝦夷鹿さんをじっくりと味わう。ちょっと内臓系の感じの見た目も濃厚なソースが、蝦夷鹿さんのお肉のおいしさをさらに引き立てていた。。。

5種類から選べるデザートは、今回は「あまおうのスープ」をセレクト。さっぱりとした柔らかい酸味の効いたデザートは別腹にスルスルっと収まってしまう。お友だちの「紅茶のクレームブリュレ」「自家製蜂蜜アイス」などももちろんしっかりとお味見(笑)。その後は小菓子とコーヒーをいただいてごちそうさまっ☆


この日はそうでもなかったけれど、気合いの入ったシェフの「おまかせコース」は時としてボリュームが多くなる時があるようなので注意(?)が必要だ(笑)。。。
どなたかもご指摘の通り、此方にはもう「浅草時代の話」は必要ないようにも思う。店名も一新され、新たなスタートを切った武蔵野のこの地で新たなファン層を獲得され、こと週末に関してはすでに予約困難店となりつつあるようだ。
何はともあれフレンチ不毛地帯でもあった中央線エリアにはるばると進出してきてくれたことを素直に喜びたい。今回はすべて完食できたことも鑑みて☆数を上方修正させていただきたいと思う。


【'12年10月9日のレビュー('12年10月訪問)】

「秋の夜長を楽しもう!」ということで都内から名だたる酒豪女子(!)をかき集めての女子会(爆)。
噂の「シェフおまかせコース」(5,500円)をいただいてみるべく、いそいそと大集合。

■当日いただいたお料理は下記
1.一口前菜:自家製鮎のスモークとイチジクのサラダ
2.前菜1  :生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ
3.前菜2  :茹でたてグリーンアスパラ 卵黄バターソース
4.お魚料理:石川県産のどぐろのソテー
5.お肉料理:ブレス鶏のクリーム煮込み コボウといんげんと芽キャベツを添えて
6.デザート:(5人でシェア)
      紅茶風味のクレームプリュレ
      アーモンド風味のブランマンジェ
      樹上熟桃のコンポート
      南国フルーツのミネストローネ
      きいちごのソルベ(だったかな?)
7.コーヒーまたは紅茶
8.小菓子

■当日いただいたワイン
(泡)Champagnes Cuvée de Réserve Royer Père et Fils
(白)ALSACE Riesling Leon Beyer 2011
(白)CHATEAU LESTRILLE 2011 Entre Deux Mers Bordeaux
(赤)BOURGOGNE Rouge Couvent des Jacobins 2008 Louis Jadot


此方のボリュームのすごさは特筆もの(笑)。一口前菜の「自家製鮎のスモークとイチジクのサラダ」からしてとても一口では終わらない(爆)。
ほんのりと温かい自家製鮎の燻製が「泡」ととてもよく合う。「この鮎、日本酒にも合いそう!」と、さすが酒飲みの女子パワー(笑)。

そして憧れの「生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ」の登場となる。実はこのお料理、浅草橋「ビストロ ラ・シブレット」時代からの超人気のメニューとのことで、どうしても食べてみたかったお品。
カクテルグラスにこんもりと盛られた生雲丹と人参のムースとコンソメゼリーよせは三位一体となって「極上の味わい」を醸し出す。一同、ただただ無言(笑)。
かつて某店でいただいてそのおいしさに感激したお料理だが、此方の「生雲丹と人参のムース」も実に濃厚で圧倒的な存在感を主張する。思わず「かぼちゃ?」と勘違いしてしまいそうになるほどに甘いムースは「三鷹で採れた人参!」とのこと。うーん、三鷹の人参もお料理の仕方次第でこんなにおいしくいただけるのねんっ!!

前菜二皿目は「茹でたてグリーンアスパラ 卵黄バターソース」。グリーンアスパラだけいただいても甘くてジューシーなのに、フワフワ&トロトロの卵黄バターソースがアスパラのおいしさをさらに際立たせる。この卵黄バターソース、自家製ライ麦パンとの相性もバッチリ!!

本日のお魚料理は「石川県産のどぐろのソテー」。高級魚としても有名な「のどぐろ」をソテーにしていただくなんて何とも贅沢な話だ。皮目をパリパリに焼き上げた肉厚の「のどぐろ」は相当に熱々。塩加減もちょうど良い感じでとてもおいしく、白ワインもガンガンと進んでしまう(オイオイ!)。

正直、お昼をほとんど食べないで臨んだのだけれど、私はここまでですでにお腹は一杯に(汗)。
しかし、この後、本日のメインである「ブレス鶏のクリーム煮込み」がやってくる。フランス料理を代表する世界最高峰の鶏と言われる「ブレス鶏」を前にギブアップする訳にはいかない。。。
そして登場したお皿を見て「!」。ブレス鶏さまのおみ足がまるまる1本分、クリームソースの湖に島を作り、てんこ盛りのゴボウ、いんげん、芽キャベツなどが添えられている。
さすがに「フレンチの王道」と言われる「ブレス鶏」だけあって、その柔らかい肉質はホロホロととろけるような深い味わいがある。トッピングされたお野菜類もおいしいのだけれど、肝心の「ブレス鶏」さまはお友だちに少し手伝ってもらうことになってしまった(汗)。
私のように少食の女性の場合は少し注意された方がよろしいかもしれない(えーーーーっ!!)。が、お料理に関しては相当にレベルが高いと思うので、できるだけ頑張って最後まで食べてみてほしい。。。


デザートは5品からの選択。当日は5名いたので、すべてをシェアしていただいてみることにした。
満腹度120%の私がこの日、特に気に入ったのは比較的にサッパリ系の「アーモンド風味のプランマンジェ」「南国フルーツのミネストローネ」も爽やかな食感でおいしくいただけた。
最後に自分が一番気に入ったデザートの「告白タイム」を設けたところ、それぞれにバラバラなデザートを指差したのが面白かった(笑)。唯一、2票を獲得したデザートが「ミネストローネ」だった。

小菓子はいつもの「カヌレ」「アーモンドシュガー」「巨峰」の組み合わせ。お土産に「カヌレ」を二つずつ持たせてくれるなど、気の効いたあたたかなサービスは酒飲み女子たちをさらに幸せにしたと思う(笑)。

お会計は5人でワインとシャンパンを4本空けて一人1万円でちょいお釣り。席料が一人500円かかるが、三鷹駅至近でおいしいものがお腹いっぱいに楽しめる使い勝手がよろしいお店の一つだ。


【'12年7月17日のレビュー:'12年7月訪問】


新宿以西の中央線沿線はフレンチ不毛地帯だ。西荻〜阿佐ヶ谷あたりにかけては優秀なフレンチがポツポツと存在するのだけれど、吉祥寺・三鷹あたりになるとちと物足りない。。。

そんな場所に不死鳥のように舞い降りてきてくれたのが、此方のお店だ。
すでに皆様もご指摘の通り、かつて予約困難店の一つだった「ビストロ・ラシブレット」が、新天地として選んだのが、この緑多き武蔵野エリアということらしい。
6月中旬のオープン以来、口コミやらツィッターやらでどんどん勢いを増し、わずか1ヵ月で吉祥寺・三鷹エリアでダントツ1位の座に躍り出た、まさに地元の「期待の星」だ。

まずは様子見ということで7月初旬にランチ訪問を果たした。
「三鷹の森 ジブリ美術館」行きのジブリバスが走る「風の散歩道」は、界隈に山本有三記念館太宰治にゆかりの玉鹿石などが設置された絶好の緑豊かな散策コースだ。その散策路の途中に此方はある。


ランチメニューは前菜、メイン共に2種類から選ぶ2,950円(税・サービス料込み)の1コースのみの設定。
どうやら週替わりで更新されていくらしい。

■当日いただいたお料理は下記。
1.アミューズ:自家製マリネした鱸の燻製と根セロリ、オリーブのチーズ
2.前菜:フレッシュ鴨のフォアグラとハンガリー産兎のテリーヌ 黒胡椒風味
3.メイン:天津産天然地金目鯛のクミン付け焼き
4.デザート:白桃のコンポート マールのシャーベット
5.プチフール(カヌレなど)
6.自家製パンとバター
7.コーヒー

■当日いただいたワイン
M.Chapoutier Vignes de Bila-Haut 2008


私は浅草橋のお店に伺ったことはないのだけれど、その人気の理由が何となくわかったような気がした(と言ったら生意気だろうか・笑)。
自家製マリネした鱸の下に敷かれた素麺のような形状のお品は根セロリ。サクサクっとした食感で鱸の旨味と相まって食欲中枢を刺激する。
「宮城県産真牡蠣のフリカッセ」との究極の二択で選んだ「フレッシュ鴨のフォアグラとハンガリー産兎のテリーヌ」は思わず無言で食べ進んでしまうおいしさ。サイズも厚みもガッツリ系なのがうれしい(笑)。
そしてお魚のメインは「天津産天然地金目鯛のクミン付け焼き」
熱々&ジューシーな肉厚の大きな金目鯛は火入れも完璧。特にカリカリに仕上がった皮目の部分が芳ばしくておいしい。付け合わせはやはり熱々で濃厚なヤリイカのトマトソース煮。このヤリイカソースが金目鯛の下の御飯とよく合う。

デザートは「白桃のコンポートとマールのシャーベット」。さっぱりとした食感でおいしくいただいた。
プチフールの中では「カヌレ」が秀逸。カリッと焼き上げられた黒いフォルムから何ともいえないまろやかなおいしさを醸し出している。これはもう一つ食べてみたかったなぁ。。。


現在、スタッフを募集されているようだが、今のところ、厨房はシェフ一人で、奥様がサービスを担当される。
当日はそんなに混んでいなかったから良かったのだけれど、混み合ってくるようになるとちょっと辛いかな。
また、ディナーコースの5,250円(税・サービス料込み)に対して、ランチタイムの値付けがいささか強気なような気がしないでもない。実際、この日も通行人が足を止めて外のメニューを眺めていたが、気軽に入れる感じの値段という訳でもない(特にこの界隈では)。

もちろん、浅草橋時代の名声を知っている人たちであれば、はるばると訪問されるかもしれないが、地元に根づくということを意識するなら、もう少し廉価版メニューがあってもよろしいかもしれない。


何はともあれ、かつて一世を風靡した人気実力店が、武蔵野エリアに引っ越してきてくれたことを素直に喜びたい☆
今度は夜に再訪して「生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ」を是非いただいてみたいものだ☆

  • ウィルビウス - クリーミーに進化した玉葱のタルト

    クリーミーに進化した玉葱のタルト

  • ウィルビウス - パン

    パン

  • ウィルビウス - 生雲丹と人参のムース コンソメゼリー寄せ

    生雲丹と人参のムース コンソメゼリー寄せ

  • ウィルビウス - 下から(笑)

    下から(笑)

  • ウィルビウス - 牡蠣と白子と大正海老のパイ包み焼きスープ

    牡蠣と白子と大正海老のパイ包み焼きスープ

  • ウィルビウス - 銚子産ホウボウのロースト

    銚子産ホウボウのロースト

  • ウィルビウス - 北海道産蝦夷鹿胸肉のロースト ポワプラードソース

    北海道産蝦夷鹿胸肉のロースト ポワプラードソース

  • ウィルビウス - ガレットデロワ キャラメルアイスクリーム

    ガレットデロワ キャラメルアイスクリーム

  • ウィルビウス - ガレットデロワの当たりのお人形

    ガレットデロワの当たりのお人形

  • ウィルビウス - 壺焼きキャラメルプリン バニラ風味

    壺焼きキャラメルプリン バニラ風味

  • ウィルビウス - 小菓子

    小菓子

  • ウィルビウス - 生雲丹と人参のムース コンソメゼリー寄せ

    生雲丹と人参のムース コンソメゼリー寄せ

  • ウィルビウス - 牡蠣とホタテのパイ包み焼きスープ

    牡蠣とホタテのパイ包み焼きスープ

  • ウィルビウス - 青森産ヒラメのボワレ 白ワインソース添え

    青森産ヒラメのボワレ 白ワインソース添え

  • ウィルビウス - 蝦夷鹿のロースト ポワプラードソース

    蝦夷鹿のロースト ポワプラードソース

  • ウィルビウス - ちょっと失礼!

    ちょっと失礼!

  • ウィルビウス - フォアグラのカナッペ

    フォアグラのカナッペ

  • ウィルビウス - マロンパイとピスタチオのアイスクリーム

    マロンパイとピスタチオのアイスクリーム

  • ウィルビウス - 小菓子

    小菓子

  • ウィルビウス - 夏らしい爽やかな味わいの「そば粉のクレープ」

    夏らしい爽やかな味わいの「そば粉のクレープ」

  • ウィルビウス - 雲丹と人参のムース ゼリー寄せ

    雲丹と人参のムース ゼリー寄せ

  • ウィルビウス - 大分産のセキダイのスモーク

    大分産のセキダイのスモーク

  • ウィルビウス - 下田産キンメダイのブイヤベース

    下田産キンメダイのブイヤベース

  • ウィルビウス - 和牛頬肉の赤ワイン煮

    和牛頬肉の赤ワイン煮

  • ウィルビウス - ブイヤベースに添えられた「ルイユ」

    ブイヤベースに添えられた「ルイユ」

  • ウィルビウス - マルキーズショコラとブラリネのムース

    マルキーズショコラとブラリネのムース

  • ウィルビウス - メリメロフルーツのスープとココナッツのボンブ

    メリメロフルーツのスープとココナッツのボンブ

  • ウィルビウス - サービスで出していただいた「ナシ」

    サービスで出していただいた「ナシ」

  • ウィルビウス - 乾杯の「泡」

    乾杯の「泡」

  • ウィルビウス - 2011 Bergerie de l'Hortus Classique Blanc

    2011 Bergerie de l'Hortus Classique Blanc

  • ウィルビウス - Domaine des Amouriers / Vin de Pays de Vaucluse

    Domaine des Amouriers / Vin de Pays de Vaucluse

  • ウィルビウス - 生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ

    生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ

  • ウィルビウス - 大分産ヒラスズキのポワレ 三鷹の野菜と共に

    大分産ヒラスズキのポワレ 三鷹の野菜と共に

  • ウィルビウス - ソースが濃厚な蝦夷鹿さん キノコ添え

    ソースが濃厚な蝦夷鹿さん キノコ添え

  • ウィルビウス - 白子・牡蠣・ホタテのパイ包みスープ

    白子・牡蠣・ホタテのパイ包みスープ

  • ウィルビウス - オープン!!

    オープン!!

  • ウィルビウス - 新玉葱のタルト

    新玉葱のタルト

  • ウィルビウス - あまおうのスープ

    あまおうのスープ

  • ウィルビウス - 紅茶のクレームブリュレ

    紅茶のクレームブリュレ

  • ウィルビウス - 自家製蜂蜜アイス

    自家製蜂蜜アイス

  • ウィルビウス - Champagne  Ernest Rapeneau Epernay Selection Brut

    Champagne Ernest Rapeneau Epernay Selection Brut

  • ウィルビウス - Bourgogne Charodnnay Cuvee de la Chatlaine Chateau de la Velle 2009

    Bourgogne Charodnnay Cuvee de la Chatlaine Chateau de la Velle 2009

  • ウィルビウス - たしかピノ・ノワール

    たしかピノ・ノワール

  • ウィルビウス - プチフール

    プチフール

  • ウィルビウス - コーヒー

    コーヒー

  • ウィルビウス - 生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ

    生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ

  • ウィルビウス - Champagnes Cuvée de Réserve Royer Père et Fils

    Champagnes Cuvée de Réserve Royer Père et Fils

  • ウィルビウス - 自家製鮎のスモークとイチジクのサラダ

    自家製鮎のスモークとイチジクのサラダ

  • ウィルビウス - 生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ

    生雲丹と人参のムース コンソメゼリーよせ

  • ウィルビウス - ALSACE Riesling Leon Beyer 2011

    ALSACE Riesling Leon Beyer 2011

  • ウィルビウス - 茹でたてグリーンアスパラ 卵黄バターソース

    茹でたてグリーンアスパラ 卵黄バターソース

  • ウィルビウス - 石川県産のどぐろのソテー

    石川県産のどぐろのソテー

  • ウィルビウス - CHATEAU LESTRILLE 2011

    CHATEAU LESTRILLE 2011

  • ウィルビウス - ブレス鶏のクリーム煮込み コボウといんげんと芽キャベツを添えて

    ブレス鶏のクリーム煮込み コボウといんげんと芽キャベツを添えて

  • ウィルビウス - BOURGOGNE Rouge Couvent des Jacobins 2008 Louis Jadot

    BOURGOGNE Rouge Couvent des Jacobins 2008 Louis Jadot

  • ウィルビウス - アーモンド風味のブランマンジェ

    アーモンド風味のブランマンジェ

  • ウィルビウス - 南国フルーツのミネストローネ

    南国フルーツのミネストローネ

  • ウィルビウス - 紅茶風味のクレームプリュレ

    紅茶風味のクレームプリュレ

  • ウィルビウス - 樹上熟桃のコンポート

    樹上熟桃のコンポート

  • ウィルビウス - きいちごのソルベ(だったかな?)

    きいちごのソルベ(だったかな?)

  • ウィルビウス - プチフール(カヌレなど)

    プチフール(カヌレなど)

  • ウィルビウス - 天津産天然地金目鯛のクミン付け焼き

    天津産天然地金目鯛のクミン付け焼き

  • ウィルビウス - アミューズ:鱸の燻製と根セロリ、オリーブのチーズ

    アミューズ:鱸の燻製と根セロリ、オリーブのチーズ

  • ウィルビウス - 前菜:フレッシュ鴨のフォアグラとハンガリー産兎のテリーヌ 黒胡椒風味

    前菜:フレッシュ鴨のフォアグラとハンガリー産兎のテリーヌ 黒胡椒風味

  • ウィルビウス - M.Chapoutier Vignes de Bila-Haut  2008

    M.Chapoutier Vignes de Bila-Haut 2008

  • ウィルビウス - メイン:天津産天然地金目鯛のクミン付け焼き

    メイン:天津産天然地金目鯛のクミン付け焼き

  • ウィルビウス - 自家製パンとバター

    自家製パンとバター

  • ウィルビウス - 白桃のコンポート マールのシャーベット

    白桃のコンポート マールのシャーベット

  • ウィルビウス - カヌレあっぷ

    カヌレあっぷ

  • ウィルビウス - プチフール(カヌレなど)

    プチフール(カヌレなど)

  • ウィルビウス - コーヒー

    コーヒー

  • ウィルビウス - セッティング

    セッティング

  • ウィルビウス - お祝いの胡蝶蘭

    お祝いの胡蝶蘭

  • ウィルビウス - サイン

    サイン

  • ウィルビウス - 「風の散歩道」沿いに佇む瀟洒なお店です

    「風の散歩道」沿いに佇む瀟洒なお店です

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森のコロちゃん

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店舗基本情報

店名
ウィルビウス(Virbius)
ジャンル フレンチ
予約・
お問い合わせ

0422-44-2522

予約可否

予約可

できれば開店前に電話予約を

住所

東京都三鷹市下連雀3-3-50 パークファミリア 1F

交通手段

JR三鷹駅南口 徒歩5分

三鷹駅から403m

営業時間
  • ■定休日
    月曜日

    ランチ営業は平日のみ

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥8,000~¥9,999 ¥3,000~¥3,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master)

電子マネー不可

QRコード決済不可

サービス料・
チャージ

席代500円

席・設備

席数

18席

(テーブル席のみ)

個室

貸切

(20人以下可)

禁煙・喫煙 全席禁煙
駐車場

空間・設備

オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、オープンテラスあり

メニュー

ドリンク

ワインあり、ワインにこだわる

料理

野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

デート 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン

サービス

2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可

ドレスコード

なし

オープン日

2012年6月15日

備考

【夜】6300円 2023/7
【昼】3800円 2023/7
   
浅草橋にあったビストロ・ラ・シブレット
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13024375/
の赤松シェフとマダムが新規オープンしたフレンチレストラン

お店のPR

キリッと酸味があり、油分は少なく後味軽やか。ワインとよく合う実力派フレンチ

三鷹駅から徒歩約5分、水と緑に囲まれる小さなフランス料理店【ウィルビウス】は、知る人ぞ知る名店。この店の存在を特別なものにしている理由は、大きく3つあります。1つ目は、酸味。キリッと利かせたビネガーは、料理の輪郭を際立たせ、食材の味を引き立てます。2つ目は、料理に油分がほとんどないこと。食材から染み出る油は取り除き、代わりに高純度のオリーブオイルを少々追加。これにより軽やかでありながらしっか...

初投稿者

sato erisato eri(354)

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