【中目黒】華やかに賑わうお店、大きなポーションの焼鳥を楽しむ。 : YAKITORI B NAKAMEGURO

ブログ「東急沿線、食べ歩き」 https://asante.blog/
インスタ「asante.jp」https://www.instagram.com/asante.jp/
----

焼鳥が食べたくなって駅からもほど近いこちらに予約を入れました。
3月のとても寒い日だったこともあり駅近は重要な要素でしたので。

伺ったのはオープンの17時半に合わせて。
店内は黒基調の落ち着いた内装であり私たちはカウンターの奥に居を得ました。
12席のコの字のカウンターには女性3名のお客さんがすでに入っており、中目黒らしい華やかさを作り上げていました。
その後も女性客が多く、最近は焼鳥といっても男性中心ではないことを改めて実感しました。

この日お願いしたのは飲み放題付きの「おまかせコース」。
13,200円は必ずしも安くはないのですが飲み放題だけでなく、お土産のお弁当、さらには追加串、消費税やサービス料まで含んでいるという all inclusive につき、トータルで考えると利用しやすいように思いました。

■YAKITORI B おまかせコース 13,200円 (税サ込)
・お通し
　鶏スープ
・一品
　とりわさ
・串焼きおまかせ
　かしわ
　ささみ
　玉葱
　つくね
　ポテサラ
　ウズラ卵
　合鴨
　ちょうちん
　茄子とカイワレ
　せせり
・〆のご飯もの
　そぼろご飯 or TKG
　自家製プリン
・お土産のお弁当
　そぼろご飯

■飲んだモノ (飲み放題)
・生ビール x2
・イチローズモルト ハイボール x4
・あらごし梅酒
・赤ワイン


なにはともあれ「生ビール」で乾杯。
うすはりのグラスに入ったきれいな泡に気分も盛り上がります。

「お通し」は小さな器に入った「鶏スープ」が登場、熱々で濃厚なスープで舌を調えていきました。

鳥料理の最初として「とりわさ」が登場。
甘めの軽やかなタレであり、うっすら纏ったワサビの塩梅が良いです。
ちょっと大きめと思える食べ応えのあるサイズ感で食感も含めて鶏を味わいました。

焼鳥の最初は「かしわ」から。
ポーションがかなり大きめであり頬張るように楽しめるサイズ感です。
強すぎない火通しと淡麗なタレであっさりとした肉をムギュムギュ食べ進めました。

後から分かったのですが、こちらの料理はサイズ感が大きくそれぞれをたっぷりとしています。
いつもは串を追加する私がその前にお腹いっぱいになるほどでしたので。

「ささみ」はレア焼きでピンク色を残して。
鶏肉自体が食べやすい味わいであり、少し多めのワサビが滑らかな「ささみ」の身とも良く合っていました。

「玉葱」は可愛らしいルックスに反して口に入れると大変なことに！
想像できたとはいえ熱々ホフホフ、その熱々のおかげか春の玉葱の甘さと瑞々しさが引き出されていました。

「つくね」は細かめの挽き具合の団子であり紫蘇の風味があとを引きます。
この日はこの「つくね」が一番好きだったかな。

「ポテサラ」はサラダというより焼かれたチーズの風味がたっぷり。
これはベーコンポテトグラタンを食べているような感じであり、いっそのこと「グラタン」と言って出しても意外性があって良いかも。

トロトロの黄身の「ウズラ卵」の後には「合鴨」が登場、葱が挟まった合鴨の串はまさに「鴨葱」。
鶏とは異なる力強さのある鴨肉とその脂は焼鳥というよりBBQに近い感覚であり、肉を食べた感が増していきました。

「ちょうちん」は店員さんのオススメ通り一口で食べていったのですが、溢れる「黄身」とレバーのような風味とがあいまってワイルドな味わいでした。

「茄子とカイワレ」はカイワレの辛味が印象的です。
辛味とポン酢とが爽やかに茄子をアシスト、茄子、好きなんですよね。

コースの最後の串が「せせり」であり、例にもれず大きなサイズで登場です。
シャクシャクとした食感やジューシーさを感じながら、しっかり頬張って楽しみました。
「せせり」は地味だと思っていたのですが、最近旨さを理解してきた部位なこともあり、最後に相応しい串かとも感じます。

「〆のご飯もの」は「そぼろご飯」と「TKG」が選べたのですが「そぼろご飯」にて。
ここでも黄身のっけができるということでそちらもお願いしました。
添えてある味噌汁は最初の鶏スープをベースに作っているとのことでしたがアオサの風味もあいまってホッとする味噌汁でした。

「そぼろご飯」は黄身をたっぷりとまぶして食べていきます。
そぼろの粗挽き具合が良いですね。
「ウズラ卵」「ちょうちん」「そぼろご飯」で続けて黄身をたっぷりと味わえるので「黄身」好きにもたまりません。

デザートは「自家製プリン」を。
トロットロにもほどがあり、淡麗なタレとは対照的なしっかりと甘い「プリン」でした。

コースのみの料金でしっかりとお腹いっぱいになる構成はやはり安心感が高いです。
同じ焼鳥でも串の大きさはバラバラですが、こちらの焼鳥は大きなサイズ感が特徴なので、頬張るように食べるのが好きな方には特にオススメです。

ごちそうさま。