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本日夜空席あり
050-5593-7675
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ナチュールワインが素晴らしい!都内でも希少なポルトガル料理店。
店の前。ポルトガル国旗だけが店の在処を示している。
入り口。階段下りたどん詰まり。
入り口付近はポルトガルの小物をあしらった飾り付け。
巨大なタイル壁画アズレージョ。リスボンの風景だそうな。
前菜四種盛り。どれも美味い。
バカリャウ・コン・ナタス。干し鱈グラタン。
豚肩肉とアサリのアレンテージョ風。山の幸と海の幸組み合わせた素晴らしい一皿
デザート。どれも素朴ながら美味しかったです。
ヴィーニョヴェルデのナット・クール。博多どんたくのオフィシャルワインにいかがでしょう?
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dacha
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dachaさんの他のお店の口コミ
店名 |
マヌエル・カーザ・デ・ファド(Manuel Casa de Fado)
|
---|---|
ジャンル | ポルトガル料理、ヨーロッパ料理、イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
050-5593-7675 |
予約可否 |
予約可 キャンセルポリシーとして当日の予約キャンセルや人数変更の際は、キャンセル料として席のみ予約のお客様にもコース料理の金額の100%をいただいております。 |
住所 | |
交通手段 |
JR四ツ谷駅 麹町出口 徒歩3分 四ツ谷駅から255m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T6010401152730 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
ディナータイムは席料として500円頂戴しております。 |
席数 |
44席 (テーブル) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可(小学生可) 子供用の椅子のご用意はございません。 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2003年9月1日 |
電話番号 |
03-5276-2432 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
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友人と3人でのディナーにて使用。
四ツ谷駅から麹町方面に向かって路地を市ヶ谷方面に折れた場所、余り飲食店らしきものがない界隈にあるお店。一応ポルトガル料理店らしくポルトガル国旗を掲揚してはいるものの、夕暮れ時の闇の帷が降りた頃合いに、赤と緑の旗は若干目立ち辛い。薄暗い階段を下ると目当ての店発見。ドアを開けると店員さんが目敏く自分も見つけ、コートを預かり、席まで案内して下さる。時刻は火曜日の1900。4〜5卓位が埋まっており、中にはポルトガル人と思しき外人さんだけの組も。現地人が来るような店ならきっと美味いのだろうと期待が高まる。
店内は現地の邸宅を模したのか、天井が大きなアーチを描く、広々とした作り。店の中央に大きな壁がそそり立ち、ポルトガル名物青タイル壁画のアズレージョで両面が装飾。周りの壁にはポルトガルモチーフの絵画が架かっている。店名はポルトガル語で「民謡の館」という意味であり、偶にポルトガル民謡のライブもやってるのだそうな。
友人たちは少し遅れるとのことで、お先にヴィーニョヴェルデを味見しながら待つことにする。銘柄はニーポートというポートワインメーカーのナット・クール。低アルコールのオーガニックなワインをコンセプトに同社が作ったブランド。ラベルが博多どんたくのにわか半面みたいでおふざけ感があるが、味は正統派、微炭酸のスッキリした柑橘系、キンキンに冷やされていて大変美味。
一杯目空く頃に友人が到着。まずはロゼスパークリングで乾杯。ジョアン・パトという酒蔵、土着品種のワイン作りに拘った銘柄で、酸味の中に仄かに甘みのあるロゼらしいワイン。
合わせて前菜四種盛りも注文。生ハム、ワカサギのエスカベッシュ、バカリャウのコロッケにタコとパプリカのマリネ。エスカベッシュは所謂南蛮漬け。マリネされたワカサギのフライは甘酸っぱくて美味。バカリャウはポルトガルの国民食干し鱈。水戻ししたタラと芋を混ぜたコロッケで、素朴ながらとても美味い。
二杯目が空になったので、オレンジワインを注文。フォリアス・デ・バコ(バッコス神の祝祭)というオレゴン帰りのポルトガル人が始めたワイナリーのヴィーヴォ・クルティドという銘柄。古狼の遠吠えという意味のポルトガル語で、夏みかんのような、という説明文通りフレッシュな柑橘風味と爽やかな酸味が特徴で好みの味。フレッシュさの奥になんとも説明し難い複雑な味わいがあり、狼のような野生味と言えないこともない?
続いてイワシのオーブン焼きとバカリャウ・コン・ナタス(干し鱈グラタン)を注文。イワシはポルトガルではバカリャウに続く国民食だそうで、現地では塩だけ振って丸ごとオーブンで焼くのだとか。本当に脂が乗っていて、レモンかけて付け合わせのタマネギのビネガー漬けと一緒に食べると、ただ焼いただけとは思えないご馳走になる。
バカリャウ・コン・ナタスは、ホワイトソースに混ぜたバカリャウにチーズとパン粉掛けて焼いたグラタン。まろやかホワイトソースとタラの白身の相性は最高で、アツアツのグラタンが瞬時になくなる。
メインにガッツリ系、豚肩肉とアサリのアレンテージョ風を注文。アレンテージョ、すなわちテージョ川南部地方の郷土料理で、赤パプリカとニンニクでマリネした豚肉をアサリとポテトと一緒に炒めた料理。豚もアサリも食べた上で、肉汁もアサリ出汁もポテトに吸わせて食べ切ってしまうという山の幸と海の幸の究極合体料理。シンプルながらもアサリの出汁が思いの外利いていて大変美味だった。
お腹いっぱいになったが、折角なのでデザート食べようということに。どれもこれも美味しそうで目移りしていたところ、三種類頼んでシェアすればいいじゃないかと悪魔の囁き。皆に異存のあろうはずがなく、パオン・デ・ロー、エッグタルト、セラドゥーラの3種を注文。
パオン・デ・ローはカステラのご先祖様とされるケーキ。生地を器に入れてそのまま焼いた、カップケーキのようなお菓子。生地はふわふわだが甘さ控えめで素朴な感じがよい。
エッグタルトはサクサクパイ生地の中央に濃厚カスタードがあしらわれた、日本でもよく見る形のもの。無理やりナイフで切ったらパイ生地が散らばって大変無惨な見た目だが、胃の中に入れば同じと食べてしまう。
最後のセラドゥーラは、ポルトガル語でおがくずという意味で、砕いたビスケットと泡立て生クリームを交互に重ねて冷やしたおやつ。ティラミスみたいなものかと思って口にすると、崩して水分吸い込んだビスケットがプディングのような食感。素朴ながら、ベリージャム添えて食べると、下手な高級スイーツより美味しいかも?
色々食べて1人頭10000円弱と結構な額になったが、美味しいワイン色々飲めて、珍しい料理を堪能して大満足のディナー。またお邪魔します。