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隠れ家の一軒屋で食べる変わり種のおでんはワインに合うか?
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やすんご
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やすんごさんの他のお店の口コミ
店名 |
びのむ
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、おでん、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
050-5457-0627 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
広尾駅4番出口徒歩5分 広尾駅から493m |
営業時間 |
|
予算 |
¥20,000~¥29,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
14席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙(加熱式たばこ限定)
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可 お子様は一人前のコース注文が可能な場合に限らせていただいております。 |
ホームページ | |
電話番号 |
03-5980-8252 |
備考 |
※電子マネーはpaypayが利用可能です |
初投稿者 |
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figeacさんのレビューで何となくイメージは掴んでいたので、自ら積極的に訪問するつもりはなかった。しかし、レ・ビノムの常連でもある妻が行ってみたいというので恐いモノ見たさで出かけることにした。
店は、住宅街の中にひっそりとある。普通の民家前に「びのむ」と描かれた小さな明かりが置かれているだけなので、この看板がなければまったく分からない。玄関のドアを開けると、すぐにカウンターの店内になる。6人しか座れないカウンターの中におでん鍋が見える。
この店の料理は、8400円のコースだけだ。飲み物はビールのほかはワインしか置いておらず、しかもレ・ビノムとは異なり、1万円以下のワインは多くない。したがって、客単価は極めて高くなる店だ。カウンターの他、個室もいくつかあるので、ワイン好きの芸能人などがお忍びで来るのがよいような店だ。
1階のカウンター席には先客が1組いたのだが、お水系の女性と男性のカップルだった。このお水のお姉様は、あたりをはばからず同伴者やお店の人と大声で会話を続けている。あまりにも下品でうるさいので、こりゃたまらんと思い、2階の個室に席を移してもらうことにした。
おでんなので、グラス・シャンペンで始め、Meursaultの1erCruのボトルでいくことにした。本日食べたのは、次のような内容であった。
①岩牡蠣の牡蠣フライ。夏の岩牡蠣は生で食べることはあるが、フライは食べたことがなかったので、珍しい。しかし、高価なフライであろう。
②お椀は、蛤にムール貝を炊き合わせたものだ。和風である
③千葉産の鮎の塩焼きだ。頭からがぶっといくが、あまり香りが高くない。そういえば今年の初鮎だ。
④冷製トマトがジュレに浸ってでてきた。それなりではある。
⑤こうした前菜の後におでんの出番である。おでんと言っても、鴨肉のコンソメで煮込んだおでん種ということなので、通常のおでんを期待すると違和感がある。
豆腐に牛頬肉の煮込みがかかったものが出てきた。牛頬肉は好きなので、それなりに美味い。大根にとろろ昆布をかけたモノが出てくるが、鴨肉のコンソメが染みこんでいるので、不思議な味わいである。
つみれに白髪ネギがかかったものは、おでんっぽい。ガンモ、ゴボウ天、キャベツロールなど、いくつか食べる。
おでんではなく、何か別の種類の食べ物であり、ワインに合う和風の創作料理であると割り切って食べれば、そういうものかと納得できるかも知れない。しかし、例えば大多福やお多幸など伝統的な美味いおでんを知っている身としては、おでんとしての美味さを追求した料理ではないこの店の味には、不完全燃焼なのである。
⑥おでんの後は、土鍋で炊いた穴子御飯が出てくる。薄味でそのままでもよいが、これにおでんを煮た鴨肉のコンソメスープをかけて、茶漬けにして食べる。悪くない。
⑦デザートは、バニラアイスクリームにシェリークリームをかけたモノだ。ワイン好きには最高のデザートである。
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訪問しても、この店のコンセプトがよく理解できないのである。ワイン好きにおでんでワインを飲ますということなのであろうが、高級ワインに本当におでんがあうのかどうか疑問があるので、この店ではおでんの方をかなり崩しているのだと思う。おでんという本来大衆的な食べ物をとてつもなく高額なコース料理にしているのには無理がないのか、ちょっと心配してしまうのである。
また、お忍びや隠れ家的な要素を前面に出して、客単価がかなり高い層を狙っているのは、分かるが、本当にこうした形の業態が支持を得ていくのかどうか、今後をよく見極めたいと思う。
僕としては、お忍びで一緒に行ってくれる美女でも見つけない限り再訪はないだろう。(妻も知っている場所なのでそれもないか…)
■2008/6某日