野菜多めが嬉しい　鶏の唐揚げと野菜の黒酢ソースランチ : あえん 伊勢丹会館店

【再訪】

以前美味しかった記憶があり、立ち寄ってみました。

平日１１時半頃伺うと既に３組程店頭で待っていて、入口横にあったウェイティングリストに名前と人数を記入して待つことに。

１０分弱で名前が呼ばれ、入口からすぐの通路右側の２、４名用のテーブルの一つに通されました。

ランチメニューは以下の通り。

■今週のおすすめランチ
限定ランチ　ご馳走　メンチカツ　1,580円

【数量限定】名物　冬の竹籠ごちそうランチ　2,530円

■あえんのいろいろランチ
宮城県塩竃の塩だらと冬野菜のあおさ餡かけ　鬼おろしランチ　1,680円
桜山豚の薄切りカツランチ　1,530円
野菜たっぷりランチ　1,580円
名物　桜山豚のざる蒸しランチ　1,680円
桜山豚の網焼きランチ　1,680円
鶏の唐揚げと野菜の黒酢ソースランチ　1,480円
あえんの二八玄米わっぱめしランチ　1,480円
あえんキッズランチ　880円

●おすすめ追加メニュー
ごぼうの天ぷら　１本　220円

食後のお飲み物　330円
本日のデザート　220円
デザート・ドリンクセット　520円


野菜たっぷりランチと迷ったのですが、普段から野菜は多めにいただいているので鶏の唐揚げと野菜の黒酢ソースランチを注文することにしました。

寒い日だったので温かいほうじ茶が身に沁みます～。

続いて惣菜が二品運ばれて来ました。

絹ごし豆腐の上に胡麻たれと葱がのっていて、葱の香りと胡麻の円やかなたれが豆腐に合い、滑らかな舌触りでした。
ひじきの煮物はひじきの他にニンジン、干し椎茸、大豆、油揚げが入っていて、少し甘めで上品な仕上がりでした。

注文して８分程で料理がすべてお盆にのって到着。

鶏の唐揚げと野菜の黒酢ソースランチ：　彩りよく盛り付けられ、以前と同じ玄米ご飯でした。

鶏の唐揚げと野菜の黒酢ソース：　鶏の唐揚げと素揚げした野菜の上に黒酢ソースがかかり、白髪葱と糸唐辛子がトッピングされていました。

唐揚げの衣がカリカリで香ばしく、肉がジューシーで、甘めのとろみある黒酢ソースが絡んで美味しいこと！
野菜は南瓜、ニンジン、茄子、山芋、絹さやと豊富。
南瓜はホクホク、ニンジンは硬めの仕上がり、山芋はサクサクで粘りのある食感で楽しかったです。
白髪葱の風味と一緒になった黒酢ソースが濃いめの味付けでご飯が進みました。

サラダ：　サニーレタス、トレビスに、玉ねぎのスライス、ニンジンの薄切りで、粒マスタードを使ったオリーブオイルベースのドレッシングがかかっていました。
ドレッシングがさっぱりした味わい、且つ少量だったので、野菜の甘味がよくわかりました。

味噌汁：　玉ねぎと若布に、少量のシメジが入っていました。
玉ねぎは柔らかく、若布は歯応えがあり、白味噌に上品な出汁が効いてほんのりとした甘さがありました。

ご飯：　玄米入りのご飯で、少し柔らかめな炊き上がり（玄米なので硬いよりはこれくらいが私は好み）。
噛むと甘味が感じられて美味しかったです。


皮がカリカリと香ばしく肉がジューシーな鶏の唐揚げと多種類の野菜の素揚げが黒酢ソースに絡んだメイン料理は、やや濃いめの味付けが手伝ってご飯が進みました。
最初に提供された惣菜二品、サラダ、味噌汁、ご飯まで野菜が豊富で、食材に拘った料理でとても美味しくいただけました。

野菜大好きなので、生野菜と火を入れて調理した野菜の両方いただけたのは私的にとても嬉しかったです。
野菜が多いメニューのせいか、店内はご夫婦らしき方を除いてすべて女性でした！

メニュー写真には載っていない惣菜二品を含めて、味、内容から考えてもコスパは高いと思います。
以前レビューしたときとメニューが変わっていますが、価格がそれほど上がっていないところは好印象（近年の材料高騰のため価格が恐ろしいほど上がっているお店が多々ある中、企業努力をされていると推察します）。

伊勢丹内にあるお店より比較的リーズナブルなことから伊勢丹会館内のお店を利用することが多いのですが、機会があれば又利用させていただきたいと思います。

最寄駅は新宿三丁目、伊勢丹会館４階にある自然食のお店。
店頭には‘野菜と豚とわっぱめし’と大きく書かれ、女性でも入りやすいカジュアルな外観。

週末１４時少し前の遅めの時間帯でしたが、待っている方が居て私は２組目。
５分程して入店でき、入口から近めのテーブル席に通されました。
所々間仕切りのある店内は割りと広く、木製のテーブルが点在します。

ランチメニューは以下の通り。

夏野菜の天ぷらと冷やしうどんランチ　直七柑橘果汁添え　1,580円
太刀魚と夏野菜のおろしポン酢ランチ　1,880円
うなぎの和風とろろグラタンランチ　1,780円
桜山豚の薄切りカツランチ　1,280円
野菜たっぷりランチ　1,480円
桜山豚のざる蒸し御膳　1,480円
あえんの玄米わっぱめしランチ　980円
季節の野菜天丼ランチ　1,180円
桜山豚の網焼き御膳　1,680円
あえん御膳　2,480円
ランチコース　3,240円
コロッケランチ　980円
あえんキッズランチ　680円
＊全品お惣菜２品付き

デザート・ドリンクセット　300円
ランチデザート、コーヒー（ホット・アイス）、紅茶（ホット・アイス）　各200円


生姜ソースでいただく野菜たっぷりランチも魅力的で迷ったのですが、桜山豚の薄切りカツランチを、白米と玄米が選べたので玄米を選びました。

温かい麦茶が運ばれほっこりします。
よほど暑い日でない限り、温かい飲物の方が落ち着くように感じます。
少しして惣菜２品が運ばれて来ました。

惣菜２品：　キャベツと油揚げを出汁で煮たものと豆腐。
油揚げはしっかり油抜きしてあり、キャベツが甘くて美味しかったです。
豆腐には胡麻ダレがかかっていました。

１０分程して桜山豚の薄切りカツが運ばれて来ました。

桜山豚の薄切りカツ：　カットしたカツを散らし、中央とカツの間にサラダをたっぷり綺麗に盛り付けてあります。

サニーレタス、トレビス、薄切りしたニンジンを塩とオイルで事前に和えてから盛り付けてある感じ。
野菜が新鮮で、薄味の味付けなので野菜の甘味が引き立ちますね。
カットしたトマト、キャベツとニンジンのコールスローサラダ、若布、玉ネギ、シメジを出汁で和えたようなものを薄切りカツの間３箇所に分けて盛り付けてあり、これらも美味しかったです。

薄切りカツはパン粉がしっかりついていますがサクッと香ばしく、油っぽさは気になりません。
程好く噛み応えのある豚肉で旨味もありました。
甘めのソースとも相性良く美味しくいただけました。

麦味噌汁：　キャベツ、油揚げ、ネギが入りあっさりした味わい。
麦味噌汁というわりには麦の食感はなかったですが、自然な甘味が感じられたので、これが麦味噌の味わいなのかもしれません。

玄米：　ふっくらとした炊き加減で、白米とは違う食感で香ばしさもありますね。
噛んでいると旨味が出てきて美味しかったです。


サクッと香ばしい薄切りカツと野菜多めのランチで美味しくいただけました。
まず惣菜のキャベツが甘く、サラダに使われていた野菜も薄い味付けだったことで野菜本来の旨味や甘味が引き立っていました。
薄切りカツの間に置かれた野菜もすべて薄味で仕上げてあり好みの味付けでした。
薄切りカツは香ばしい揚げ上がりと肉の旨味を重視したもので、分厚い肉から肉汁が溢れ出すようなとんかつが好みの方にはちょっと物足りないかも。
肉派ではない私にはちょうど良かったです。

前菜と味噌汁の具材が被ったのですが、違う味付けなのもあって気にしていなければ気づかなかったでしょう。
カツのソースも含めすべて味付けがされた状態で運ばれてきましたが、全体的に薄味で、調味料に頼った（かけ過ぎとも言う）味付けでなかった点が好印象で、私好みでした。

値段設定はややお高めですが、場所柄、味、内容から考えると相応。

伊勢丹から近いので、買い物帰りの女性同士、家族連れ、お一人様と幅広い客層が見られました。
週末の遅い時間帯でもお客様が入れ替わり立ち変わりいらっしゃっていました。
メニュー内容から、やや女性が多かったです。

自然食を謳っていても、出てきた料理からそれを感じないというお店は多々ありますが、こちらは素材にも調理法や味付けにも拘りを持っていらっしゃることがわかりました。
落ち着く雰囲気があり、終始丁寧な接客だったのも印象に残りました。

わっぱめしがウリのようなので、次回はその辺もいただいてみたいと思います。