無料会員登録/ログイン
閉じる
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
0955-56-6926
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
器は使うもの~唐津焼を味わう
茶室
お茶
沢を眺める
13代中里太郎衛門作
箸袋
箸袋2
すっぽんのスープ
鯉の洗いと山女魚の背ごし
酢味噌で戴く
山女魚UP
鯉の洗いUP
紅大根
紫大根と手造りこんにゃく
黒大根
蕨と・・・
白魚の飴煮
太閤
山女魚飴煮
山女魚飴煮UP
沢蟹
指を洗うウーロン茶
つがに
唐津焼と蟹割り
オス
オスの裏
メス
メスの裏
つがに飯
かに汁
すいかの皮のおひたし
デザート
唐津焼1
添え物
唐津焼2
唐津焼3
唐津焼4
唐津焼5
唐津焼6
口コミが参考になったらフォローしよう
ころぽて
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
ころぽてさんの他のお店の口コミ
TRAVEL CAFE(梅田、大阪梅田(阪急)、大阪 / カフェ、バー)
旧桜宮公会堂(大阪城北詰、桜ノ宮、大阪天満宮 / フレンチ、バーベキュー、ビアガーデン)
サイゼリヤ(大日 / ファミレス、イタリアン、パスタ)
立呑屋さん(門真市、古川橋、西三荘 / 立ち飲み、焼き鳥、居酒屋)
レストランみんぱく(国立民族学博物館)(阪大病院前、万博記念公園、公園東口 / 東南アジア料理、日本料理、洋食)
蛸康(門真市、西三荘 / たこ焼き、居酒屋)
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
飴源(アメゲン)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2025年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0955-56-6926 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
バス・・・昭和バス「五反田」停留所から徒歩1分 浜崎駅から2,879m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 |
サービス料・ チャージ |
10% |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、8人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 お店の道向かい |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
1838年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
九州には行ったことが無かった。
行った事の無い場所で、生涯行く可能性が少ない場所はどこだろう。
有名な観光地が幾つか揚げられる。
そういう場所は外そう。
「佐賀に行きたい」と相方に告げると、えええええええ~~( ̄Д ̄;)!
「何であんな地味なところに」と切り捨てられた。
うちの中では「鍋島家」など歴史的に重い場所で、食文化でも彩のある
場所なんですが。
何よりも「焼き物」ですね。
そして「器は使うもの」を大切にしている、そういう土地柄だと今回旅を
して思いました。
また「料理は器によって生きる」「器も含めて料理」なのだと。
「見た目美しく」では駄目。
どちらが欠けてもそれを「料理」だと評価するのならば足らないと
思うのです。
折角初めて行く九州なのですから「料理」を味わいたい。
資料を集めて「外せない」と思ったのはここ。
先の口コミの写真を見て決めました。
(ちゅうか、相方にお願いしました)
器と料理がお互いの良いところを引き出しあっている。
福岡空港から地下鉄空港線で1本、JR筑肥線に接続しています。
浜崎の駅で降りるのですがバスはあてになりません(ーー;)
この先にはこのお店ぐらいしかないので、常時タクシーが停まっています。
(停まってなければ、お店に連絡を入れると直ぐに呼んでくれます。
ちなみに「昭和タクシー 0955-74-1234」です。料金は1180円でした)
佇まいは、天保9(1838)年創業の老舗とあって風流。
大塩平八郎の乱の次の年ですね。
次の間でまずお茶を戴きます。
玉島川のせせらぎが耳に心地よい(^^)
席がしつらえられて通されました。
先ずは「すっぽんのスープ」
この辺りですっぽんの養殖がなされているのか伺うのを失念しました。
まろやかで旅の疲れがすっと溶けていくよう。
「佐賀には焼き物を観に着たんです」と申し上げると、若おかみの怒涛の
焼き物トークが始まりました。
この日は昼間に他のお客様がいらっしゃらなかったのと、シーズンはずれ
だったからと思います。
非常に有り難い。
だって「唐津焼」を観に着たんですからヾ(>▽<)ゞ
続いて「鯉の洗いと山女魚の背ごし」が供されました。
添えられている大根が目に新しい。
こんにゃくも手造りです。
鯉の洗いと山女魚の背ごしは酢味噌で戴きます。
この酢味噌も一味工夫があって川魚の味わいを深めてくれます。
しゃきしゃきした珍しい大根もいいサラダ。
体の中が綺麗になっていくよう。
豆腐に旅をさせてはいけないのと同じで、こんにゃくも旅をさせてはイケマセン。
日頃感じることの少ないこんにゃくの味をしっかり味わいました。
時期をはずしたのでおどり食いは出来なかった「白魚の飴煮」も甘さ加減が
丁度でお酒が進みます(≧∇≦)/
ビールから切り替えた地酒「太閤」
豊臣秀吉にまつわる名前がつけられている辺り、ここは北九州なんだなと
感じました。
ここまで器について全然触れませんでした。
下手な写真で伝わるでしょうか?
こちらは「中里太郎衛門」の窯のものを使っています。
「常遣い」です。
だから欠けたりもします。
それでも使っている。
「器は使ってこその器」「料理はその器を作った人の格に合う物を作るべき」
その矜持がこの御店に風格をもたらしているのです。
こんなちゃちい写真では伝わりません。
どうぞ「唐津焼とはどんなものか」をご自身で体験してみてください。
つまんない焼き物屋さんに観にいくよりも、この体験が「唐津焼」というものの
本質をじかに感じることが出来ます。
今まで「伊万里焼」というのは全部磁器だと思っていたのですが、伊万里焼
にも陶器があり、それを「唐津焼」と称するものもあるようです。
若おかみさんは次々と器を出してくれます。
14代のものは「叩き作り」という製法で、「常滑焼」の「練り」にも通じるもの。
彩色がなされているのが特徴です。
写真の「すっぽんスープ」「唐津焼3」「唐津焼5」「デザート」がそれに当たります。
13代のものは地味ですがどっしりと、そして食材と相まって料理を完成させる
器です。
料理のお話を続けます。
次に着たのは山女魚の飴煮。
2匹ずつ、そして沢蟹も添えられています。
うちゃには少し甘い目でしたが1匹は綺麗に戴きました。
沢蟹もばりばりと。美味しい(≧∇≦)/
さて、本日のメインメニュー。
これを戴くために寄り道をしたと言っても過言ではアリマセン。
ツガニです。別名「モクズガニ」
ここでだけ捕れるものではアリマセン。
以前四国の仁淀川でもう少し小さいものを捕まえたんですが、児童福祉法違反に
あたりますのでリリースいたしましたの(^^)
うちゃ「カニクイザル」」なので、蟹と聞けばいくでしょうヾ(>▽<)ゞ
オスとメス、つがいで戴きました。
・・・なめてました。今は季節外れです。
カスカスできっと美味しくないだろうなあと。
コクがあって、食べ進むごとに味わいが深くなる。
メスが美味しくなるのは秋。
今はオスのほうが美味しいそうです。
季節外れでも美味しい。
旬だったらどれぐらい美味しいんだろう。
「女房を質に入れても初鰹」いえいえ、相方を質に入れても・・・
嘘です。ごめんなさいm(__)m
でもそれぐらい美味しい。
蟹を戴くためにレモン入りのウーロン茶まで用意してくださる心配り。
この後はツガニ飯と蟹汁。
この辺りから相方がそわそわし始める。
どうも時間を気にしている様子。
あまりの長居に御店に迷惑がかかっているのではないかと。
仕方がないからかに飯は1杯、かに汁も飲み込む。
残った蟹と山女をお持ち帰りにしてもらって、かに飯は泣く泣く諦める。
当然、その後は喧嘩です。
「お料理を綺麗に食べるのが礼儀やんか」
「他にお客さんがおったら若おかみさんも付きっ切りで話なんかせえへん」
「若おかみさんが話を夢中でしてくれたから時間が遅くなったんやん」
「早よ帰って欲しかったら焼き物なんか出してこえへん」
「忙しいかどうかはうちだってちゃんと見られる」
・・・あれ?喧嘩とちゃうな?一方的にうちが攻めてるな。
この後、疲れた相方はホテルで寝てしまいました。
な~の~で~イカはなし(ノ-_-)ノ ~┻━┻
日本酒 大 700円
ビール 4 2940円
料理 11000円
奉仕料 1464円 〆て16104円