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いつもの松屋の巧みなスープカレー
そういえば
このところワードプロセッサーを使う事がない。ワープロなんて響きは懐かし過ぎて、下腹部がくすぐったくなるような気がしてくるが、要するにMicrosoft Wordのことではある。仕事では文章などは簡単なものしか書かないし、あとはほとんどCADシステムかExcelとなってしまう。今この文章はiPhoneのメモパッドを使って書いているし。
Word
のなにが好きといって、定型文が出てくるのがよい。手紙を書く機会はごく少ないのだが、「拝啓」と入力すると「皆さまにおかれましては日々ご清祥のことと存じます」などの文章が現れて、適当に選択したり、バリエーションを加えたりするだけで簡単に出来てしまう。まことに具合よし、まさにIT時代の最先端!という気がして心地よい。
楽でよい
考えなくてよい。といえばお叱りを受けてしまうかもしれないが、それだけビジネスや公的な場所にもっとも必要なのはマナーだから、ある程度は定型的に進めざるを得ないわけだからこれはこれで便利なシステムなのだ。
なにを言いたいのか
というと、このところバタバタしていてランチ選択がかなり定型化しているのだ。かつや、松屋、ラーメン屋という感じで推移していて、われながら面白くないのとブログネタにも困ってはいるのだが、日々の糧を得るためには仕方がない。という事で本日も松屋となる。
「松屋 長野柳原店」
だからといって松屋が嫌いなわけがない。むしろ好きだから通い詰めているという側面もある。牛丼屋のくせして定食ものや、その他の丼ものを積極的に展開する様がよい。定型化していないのがよい。という事で11月の企画メニューはこれ
「牛肉とごろっと野菜のスープカレー」780円
スープカレーはあるようでいてなかなか巡り会わないからよい。チキンと牛肉の2種があり今回は後者とする。
いつもの
鉄鍋で登場したのは文字通り「ゴロっと」入り込んだ野菜類と牛肉。大根、にんじん、じゃがいも、ゆで玉子そして肉は牛コマだから牛丼を使っているのかな。ピリ辛でニンニクの効いたさらさらカレーはメシによく合ってよろしい。
にんじん、じゃがいもは
じつに安定的な働きをするエラいヤツらだ。こういったときの大根ほど威力を発揮する野菜はない。味がしみしみで美味すぎる。ゆで玉子は反対にそのまんまゆで玉子。でもこれも安心できる存在感。わりとありがちなコンビネーションではあるが、おのおのの役割と魅力がしっかり発揮された巧みなメニューであった。
という事で
定型化ランチ終了。定型といっても行く先だけだし、メニューはちょいちょい変わるから問題もないし飽きもしない。とはいえそろそろ別なものが欲しくなってきたなぁ。
選択肢とWソースの多幸感
社会の豊かさを
測る尺度はいくつもある。GNP、GDPといったどれほど生産性があるか、あるいはどれほどお金を稼ぐことができるか。という経済的な側面を取り上げていく手法がわかりやすいといえばこれ以上のものはないだろう。
ただ
それ以上に選択肢のある世の中であった方が、より一層豊かであると思う。ひとつの道よりふたつ、あるいはみっつといった道があった方がよいに決まっているではないか。たとえば私の父親や母親の時代のように『これしか生きていく術がない』といった状況はやはり不幸でしかない。
現代は
様々な意味で、決してよいとは言えない時代といえる。このままでは後世に『ロクでもない時代』とされるのは間違いないだろう。とはいえ、選択肢を多数もてる状況となったのは、史上初といえる。職業にせよ趣味にせよ身につけるものにせよ、『いくつかある中からひとつ選ぶ』のではなく『迷ったら両方』と素直に言えることだけは、やはり豊かである証拠であると思う。
「松屋 長野柳原店」
すき家、幸楽苑、ステーキガスト、かつや、丸亀製麺そして松屋が立ち並ぶ国道18号線は多彩な選択肢を持つことが出来る、とても幸せな道のりだ。これらの店々はチェーン店系だからとバカにできないのだ。没個性にみえるが今月はこれ、来月はこれと様々な企画商品で楽しませてくれる。そして今日はまたしても松屋さん。牛丼を逸脱したとさえいえるメニューは素晴らしい。そして今回はこちら。
「ボロネーゼ&マスカルポーネ風Wソースのハンバーグライスセット 豚汁大変更」820円
ボロネーゼとは香味野菜と肉を煮込んで作ったソースのこと。日本のミートソースとされるものはこれが原型らしい。ミートソースは昔から好きで、クドいもの好きのわが家でスパゲティといえば茹でたパスタを一度ケチャップで炒めてからミートソースをかけるという荒業であった。これを学校で話したら隣のIさんという山椒魚に似た可愛らしい女の子から嫌な顔をされてしまったが。
ハンバーグそれもけっこうデカい肉塊の上に大好きなボロネーゼソースがどろり。そしてその上にはマスカルポーネ。…ってなんだ?とは言わないよ。イタリアのクリームチーズのことだ。正確にはどこそこでこうやって作り上げたチーズという定義があるのだろうが、そんな野暮は言わない。肉汁たっぷりハンバーグにギットリ濃い味のボロネーゼ、そこにねっとりまったりマスカルポーネが加わることによって生ずる多幸感、素晴らしい。
これが松屋しかない、ハンバーグしかない、ボロネーゼあるいはマスカルポーネしかない。となれば腹を満たすことは出来るしそれなりの幸福感にひたることは出来るが、たっぷりまんまる幸せとまではいかない。ああやはり幸せな時代だ。アイツらさえいなければなぁ。
ビフにテキに丼
日本語の乱れ
とはしょっちゅう耳にする。若者たちの言葉遣いが悪い、なんだその変な単語は!チョベリバ?パリピ?美味いものを食べたときに「やばい」なんて言葉を使うんじゃない!みなのもの!NHKのような美しい日本語を使いやがれーーーーーーッ!
とはいうものの
気持ちはわからなくもないが、この主張ほど古典的で野暮なものはない。そもそも言葉ならものは、生活に寄り添って成り立ってきたものだから、時代やその時々によって変遷していくのは当たり前。たしかに「細雪」に登場する舟場言葉は美しいが、それすらその時代、その場所で使われていたローカルな言葉に過ぎない。
別に
銀ブラしてもよいではないか。就活、婚活、妊活、終活したってバチは当たらないだろう。もっと大らかにねぇ。所詮は価値観の問題だ、あまり気にすると長生きできないよ。と、インキャな50オヤジは大いに主張しつつ、本日はビフテキ丼をいただきに参るのだ。
「松屋 長野柳原店」
いつもの松屋さん、そしていつもの新作。といっても今回は、以前登場したもののバージョンアップ版だ。
「ビフテキ丼(香味ジャポネソース)」750円
昔は牛肉が高かったから、ビフテキ!と名乗ってはいても薄切りの生姜焼きみたいなものが出て来るのが当たり前だったが、近年はどのような場面でもしっかりとした牛肉が登場することが多い。
松屋のビフテキも同様
ナイフ、フォークで切り分けるわけではないが、けっこうな厚みで噛み締めるとじんわり肉汁が染み出してくるような味わいの、「よい肉」であるのが嬉しい。そしてなによりも750円という安価であることがじつによろしい。
味つけが
2種あるのも素晴らしい。玉ねぎがたっぷり入った「香味ジャポネソース」をいただいたがじつによろしい。午後に打ち合わせがなければ「にんにくごま醤油」としたのだが、これは仕方のないことだ。タイミングをみてまた食べにいきたい。
ビフテキが
『ビーフステーキ』の略称という事を知らぬものがけっこういるらしい。マジかよお前ら。松屋でも吉牛でもいいから美味いもの喰って勉強しろよ!でなきゃ世の中渡っていけねーぜ!
モバイルオーダーランチタイム
この度、新しいコンピュータソフトを使うようになった。新しい事、新しいルール、新しいシステム、いやそもそも新しい体験そのものが好きな体質なのでむしろ大歓迎なのではあるが、使い慣れたものとはだいぶ勝手が違う。しばらくは集中してことに取り組まねばならぬ。
そんな事をいうわりにおかしいのは、事にあたってマニュアル類をほとんど読まずにいるのは、甚だ真面目な態度とはいえない。というか、このソフトに限らず今まで使ってきた機器類、すべてマニュアルなどロクに読んだ事がない。だって他の書物とちがいこの手の本は面白くないし面倒だし言葉はわからないし。まぁ今までこれでやってこられたのだ、なんとかなるだろう。
新しいソフトと出会いついでにランチも新形態で参ろうか。モバイルオーダーシステムというのを使ってみようではないか。さすがコロナ時代のファーストフードショップだ。大抵の店舗、マクドナルド、すき家、CoCo壱番屋、吉野家などに配備されている。そしてこの度お試ししてみたのがこちら
「松屋」
ホームページからモバイルオーダー → 最寄りの店舗、店内で食べるか持ち帰りかを選択し、いよいよメニュー。気に入ったものを買い物かごに入れる、ここでサイドメニューを注文することも出来る。清算はPayPayまたはカードで行う。指定した店舗で送られてきたメールを見せるとメニューが登場するという寸法だ。
「ごろごろ野菜のうまトマチーズハンバーグライスセット 豚汁大変更」920円
ごろごろ野菜というだけでそそられまくるメニューだ。ズッキーニ、ナス、トマトのソースに埋もれたふわふわのハンバーグ、そしてチーズが加わってしまえば最強でしかないではないか!!!おや?知らんで注文したのだが、温泉卵までついているではないか!!!!素晴らしい。トマト、ハンバーグ、チーズ、濃厚な玉子の黄身の味わい!これはご飯に乗せて食べてしまおう。
モバイルオーダーはじつに便利ではないか。時代の最先端をいく私にとって最高のアイテムとなるであろう。PayPayをまた使い始めようかな
普通じゃないさばの味噌煮
相変わらずYouTubeにハマりこんでいる。例によって流し見しているだけだ。まずはゲームチャンネル、といってもどこかの大学生くらいの男の子がやっているスーパーマリオメイカー2の実況を観るところから始まる。マリオも大好きなのだが、老眼化して以来画面にもスピードにもついていけず、人がプレイしているのを鑑賞するのが丁度よくなったためだ。
次は芸人チャンネル。昨年、コロナ禍で壊滅的だった彼らが大挙してここにやってきたから百花繚乱状態。といってもキリがないし、全部はチェックできないから、その前からやっているのをいくつか、カジサック、宮迫などを少し。といっても彼らの話芸を楽しむくらいであまり真面目に観てはいない。
一番熱心に観るのが料理チャンネルだ
料理自慢のYouTuberたちが腕をふるう。あるものは巨大な肉塊を捌き豪快に。またあるものは繊細な料亭のようなものを造り上げる。昔からの料理番組ファンとしてはたまらない毎日を過ごしている。
大きな魚を三枚におろす
などという場面も素晴らしい。ブリだのカンパチだのを市場から仕入れ、出刃ひとつでズバズバと捌き舟盛りに、塩焼きにと姿を変えていく様は、観ているだけでもなんとも言えない快感を伴う。これが実際にできたらよいのだが。最初はサバくらいの魚で行うのがよい、と聞いたことがあるがどんなものであろうか。
「松屋 長野柳原店」
いつもの松屋さん。この度の新作はなにやら『普通じゃないメニュー』が登場したという。普通じゃないとは尋常ではない(日本語にもなっていない)、早速行ってみなければ、という事でいそいそ行ってきた。
「さばの味噌煮御膳(ライス・ミニお新香・とろろ・豚汁付)」890円
今回はさばの味噌煮。牛丼チェーン店で魚料理、それも煮魚が登場するのは異例であるとのことだ。そりゃそうか、定食屋さんならまだしもねぇ。
「普通じゃない」
というだけあって、魚料理にありがちなネガティブな部分が少ない。身はパサつきがなくとてもジューシー。なまぐささなどあり得ずしっかり味噌の香りがただよい、ベタ甘でないのが気に入った。もっとも嬉しいのは骨がないこと。魚は骨をよけながら美しく食べるのがよいのだ。という意見には大きく首肯するが、楽ちんなのは捨てがたい。
向田邦子は寺内貫太郎役の第一候補は池波正太郎であったと語っている。あの強面と包丁の腕前が理由だったとか。なるほど、料理はともかく魚をおろくくらいは出来た方がいいかもしれない。最初はサバくらいから始めるがよい、と教えてくれたものもいるが、多分やらないなぁ。やはりぼくは食べる人。魚捌きは長野随一のカイロプラクターにやってもらおう。
ガリチキ!
つい先ほど、本当にほんの3分ほど前に気づいたことなのだが、この業界 建築屋という仕事に就いてから35年が経過したこととなる。東京→長野移住も含め、幾度か変転こそあったがまったく同じ職業で過ごしてきた。男子一生の仕事として!などと気負っていたわけもなく、単に好きだからやっていただけだ。身入りが悪いから少しなんとかならんものか、と思わなくもないがこの先も変えることなく行くと思う、たぶん。
基本的に設計屋さんなので図面描いたり能書き言ったりするのが仕事ではあるが、それだけが仕事ではない。同じ設計といってもいろいろな業種業態があるもの。とはいえ、35年もやっていればほぼコンプリート出来たのではないか。図面描き、能書き係はよいとして、ある時は現場につきっきり、ある時は打ち合わせのみ、またある時はといろいろやらせてもらってきた。ああ、経理は真似事だけで経験とまではいかないな。
面白かったのは営業職
営業とはズバリ仕事を受注してくることだから、取ってこられれば褒められる、反対なら叱られる。じつにシンプルでわかりやすい業態。そこが面白くてしばらく続けさせてもらった時期があるのだが、制約というか約束事があるのが面倒でならない。
身だしなみはある程度しっかりしなければならない。髪型や着るもの、髭は当然剃っておかなければならない。お客様相手だから当然だから気にはならなかったが、それ以上に抵抗があったのは匂いのするものを食べられないこと。ニンニクなどもってのほかなのは仕方がないが、好きなものを食べられないのはちょっとねぇ。
現在でも自由に食べられるわけではないが、打ち合わせさえなければ、ある程度気をつけてさえいれば自由に食べられる立場であるのが幸せでならない。
「松屋 長野柳原店」
嬉し楽しい松屋の新作が登場。今回はニンニク=ガーリックが主役であるとの事だ。よろしい、午後は打ち合わせもない。という事でいそいそお邪魔した。さぁ喰らうぜ
「鶏のじゃがバター炒めW定食」1090円
「豚汁変更」190円
ガリチキ、と冠されたメニュー。そういえば昨年もみたから厳密には新作ではない。しかしジャガイモ入りというからリニューアルまたはマイナーチェンジといえるだろう。
そもそも、店内に入った瞬間にニンニクの香りに満ちている。これは期待大。炒め物表面の色つや具合からも凄そうだ、とは思ったものの案外軽い仕上がりだ。あれれ?まぁ私の基準が横浜の「にんにく屋」だったりするから、これは十分に効いている方なのかもしれない。
鶏肉ごろごろなのは、Wすなわち倍量にしたから当然としても、玉ねぎ、刻みネギがたっぷりなのが嬉しくて仕方がない。ああこれも気にしなければならないタイプの薬味だな。まぁ気にしない気にしない。バター醤油のがっつりした味わいが素晴らしい。うんまいうんまい。
営業職をしばらくやってみてもうひとつ気づいたことがある。私はつくづく営業に向いていないという事だ。「まぁいいや」と思えるものは売れない。お客様からどれほど嫌な顔をされようと、どれほど断られようと喰らいつく。それくらいでないと受注などできない。やはり私はのんびり能書き言っているのが向いている。
心待ちのマッサマンカレー
大昔、4歳か5歳の頃だから50年も前のこと。元気いっぱいの幼稚園生であった私だが、趣味・好みといえばテレビ観て本を読んで、という現在とあまり変わらないことをやっていたと思う。もちろん、大喰らいであることも変わらない。
わが家は揃って本好きで、とくに父親がフリークだったから、本であれば大抵のものを買ってくれたものだ。「たのしい幼稚園」なる雑誌も定期購読させてもらえた。さして教育熱心でもなかったから、これでも読ませておけばよいだろうなどと考えていたのかもしれない。
年少組の4月号、すなわち第一号から手元にあったと記憶するから、おねだりしたものではなく親が手配してくれたものだったのか。そのあたりはまったく霧の中にあるが、表紙に大きく刷り込まれた、仮面ライダー1号のそれもリニューアル前の黒くて地味なころのデザインの顔をなんとなく覚えている。
この手の雑誌が楽しいのは付録がたくさんついている事だ。それこそ仮面ライダーやらマジンガーZやら、女の子マンガのキャラクターがついたあれやこれやがついていてじつに楽しい。大概が紙製の作りものでチャチなものだが子どもには楽しくて仕方がない。もっとも私の場合は今と変わらぬ不器用だったから、器用な母親にねだって作ってもらうのだが。
毎月何日だったか第何週の何曜日という取り決めだったか。近所おじいさんが届けてくれるのが楽しみで仕方がない。心待ち、というのはこの事を言うのだな。と、なんとなく思ったのを覚えている。
「松屋 長野柳原店」
心待ちといえば最近の心待ちは松屋の新作。もう普通の牛丼では満足できない身体となってしまった。雑なのか贅沢なのかよくわからないが、新しいメニューが登場したというので柳原へと向かう。
「マッサマンカレー ライス大 野菜セット」890円
タイカレーの一種でイスラムから伝来したのでその戒律に従い鶏か牛、羊で作られるという。そこにあわせたのかどうかは定かではないが、松屋版マッサマンカレーにも鶏肉がごろんごろんに入っている。やや黄色っぽくまったりマイルド。スパイシーではあるがカレーっぽくないのは、タイカレーを起源としているからであろう。そもそもゲーン(タイカレー)とインドカレーは別なものだし。ジャガイモが入っているのもよし。これは一度揚げてあるのかな。もう少し辛い方がよいような気もするが、まぁこれでもよし美味い美味い。
約束の日になっても「たのしい幼稚園」が届かない時がある。現代のように物流がしっかりしている時代ではないから数日の誤差はよくある事であったかもしれない。とはいえ心待ちにしている身としては気になってならず、配達元のおじいさん宅を訪ねたりする。わが家の裏にあった汚い平家の住宅の外で魚を焼いていたりする。おおおぼくかごめんごめん楽しい幼稚園きてるよー。と手渡してくれるのは嬉しいのだが、そもそもあれはどういったシステムだったのか。あの家で本屋を営んでいたわけでもないのに。いま母親に訊ねても覚えていないだろうなぁ
海ザリガニ?ロブスター?
当代随一、とまでは言わないが長野県で20位くらいには入る変わり者ど変態オタクではあるが、いかに変わっているかなどヤボな話題はやめておこう、所詮は松本と千曲市の両兄には敵わないのだ。
そんな私の幼少期はどうだったかというと、やはり風の変わった子どもであったと思う。映画だの歴史だの役に立たない知識はあるが勉強が出来るわけではない。授業中などほとんどぼーっと外か時計を見ているような、大人しいのはよいが何を考えているかわからない。そんな子どもであったと思う。
遊んでまわるお友達もいたが、根本的なところで話が噛み合わない。わが家は子ども番組など観せてくれないモラハラ家庭だったから、アニメだの流行歌だのも知らない。まわりが西城秀樹だのマジンガーZだのの話をしている時にこちらは兄が聴いていたビートルズを口ずさんでいるし。じゅうぶん浮きっぱなしの子どもであったし、そこをからかわれる事もあった。まぁ気にすることもなかったが、やはり変なガキだったなぁ。
「世界の料理ショー」という番組があった。カナダで製作された料理番組で、料理研究家グラハム・カーが手際よく世界の料理を作るという趣旨だった。手際のよさと軽妙な語り口、そしてそれまでの日本人が知らなかった料理や素材が登場してそれは楽しかった。アンディーブ、アーティチョーク、メイプルシロップなんてものどもはここで名を知ったのだ。
あるときグラハム・カーが紹介した素材が物議を醸したことがある。冷蔵庫から取り出した、紅いなにかを彼は
「これはロブスター、日本では海ザリガニというんですよ」
は?海にザリガニがいるのか?日本ではと言ったが、どの地方で獲れるのか。謎のまま学校でその事を話したらみなから
「えー!また変なこと言ってやんの!海にザリガニなんかいるわけねーだろ!」
と言われてしまった。ロブスターなんて誰も知らなかったから仕方のない事でもあったが。
「松屋 長野柳原店」
さていつもの松屋さん。このところ新作が出るたびに、というか新作を心待ちにしている。はて今回はどんなものが登場してくれるのやら。
「濃厚オマール海老ソースのチキンフリカッセW定食 ポテトサラダ付」1250円
じつはロブスターとオマール海老が同じものと知ったのはごく最近のこと。レッドロブスターのそれによい記憶がなく、興味がわかないという事もあったし。フリカッセとは
“フランスの家庭料理で白い煮込み。バター等の油でたまねぎをしんなりするまで炒め、鶏肉や魚介類を加えて絡めて炒め、ワインやブイヨン、ローリエを入れ、煮立ったら生クリームを加えて作る料理である(Wikipedia)”
との事だが、白よりも落ち着いたベージュのとろとろはオマール海老の香り、味わいで充満している。そこに浮いている鶏肉はぷりぷりでとてもよい。うっかりポテトサラダ付としてしまったが、フリカッセのソースとポテサラの相性がよくこれはこれで正解であった。
先ほどの場面
別に友人も私もイジメといった認識はない。変わったヤツが変わったこと言ってるな、という程度のこと、今も昔も気になどしていない。とはいえ
「海にザリガニなんかいねーよ」
と大きな声を出していたTくんの赤ら顔が忘れられない。今なにをやっているかな。確認しようもないのがもどかしくてならない。
ビーフシチュー
本当に美味いものを喰いたければ自分で作れ
とは巷間よく言われている事だ。北王子魯山人か池波正太郎、海原雄山みたいでカッコいいことこの上ないが、まことのあいにくなことで私には料理の素養、あるいはセンスがない。いや絶無といってよいだろう。
食べるものを作る
という事であれば出来なくもない。カップラーメン、インスタント袋麺だけでなく、目玉焼きだって出来る。やろうと思えば揚げ物だって出来る。煮物も作った事があるし、焼魚も出来るし、カレーや親子丼だって作る事が出来るぞ!!!
とはいえ
基本的にお腹がいっぱいになればよい、という人間にとって自ら調理するものなんてどうでもよいのだ。量があればよい、見た目も味もそこそこであればよい。このような者に素養あるいはセンスがあるわけがない。
したがって私は「ぼく食べる人」でしかない。といえばボンクラにしか見えないがその通りだから仕方がない。だからといって、家内が調理するのをボーーーっと観ているだけなどという事はしない。配膳もすれば片づけもする。なんでも残さず美味しくいただく、これが私のポリシーだ。お気楽といえばこれ以上お気楽な立場はないだろう。内食にせよ外食にせよ、いつも美味しい食事を作ってくれている方々に厚く御礼を申し上げる次第だ。
作り手になる事がない
という事は悩みもない、という事にもなる。あれはあれでなかなか大変な作業のようで、もっとも辛いのはメニューづくりなのだそうだ。家内はもとより世の主婦連は毎日悩みに悩んでいる。それは辛いなぁ、とひと事のように言ってはならない。
これは聞いた話だが、メニューには自分の嫌いなもの、好まないものは入らないのだとか。そりゃ当たり前であろう。誰だって嫌いなものをわざわざ苦労して作って食べたくはないしね。
「松屋 長野柳原店」
チェーン店が嫌い嫌いといいながら牛丼屋、とくに松屋に足繁く通うのは、こちらの攻め方が好きだから。せんだっていただいた『ふあとろ朝食』『牛チゲカルビ焼肉膳』まだ食べてはいないが『牛リブロースのカットステーキ定食』など、おてもカウンター式のファーストフード店とは思えないようなメニューだ。そして今回も意欲的なものが登場した。
「ビーフシチュー ライスセット 豚汁変更」1080円
昨年に続き登場したとろっとろ牛肉がごろっごろシチュー。
赤ワイン風味の特製ソースでとろとろに煮込んだ牛肉とじゃがいもがごろごろ入った旨みたっぷりの本格メニュー。
との事だから楽しみで仕方がない。
こういう業態には珍しくしっかりとした鍋で登場、しかも熱々でくるのがとてつもなく好ましい。惹句の通り、牛肉もジャガイモもごろっごろに入っている。傍らの丸いものはなにか、と仔細にみたらゆで玉子であった。シチューは牛丼の旨味、脂の甘みがとてつもなく濃厚。肉もとろとろでよし。ほぼほぼ流動食といえるほどの柔らかさだ。
わが家の調理人、…ではなくて家内は好き嫌いなくなんでも食べるが、牛肉とデミグラスソースは好まない。前者は香りのクセが、後者はくどいのが嫌だという理由からとの事だが、したがってわが家でビーフシチューなるものは登場した事がない。子どもたちには食育も必要だからちょっと作ってやればよいではないか。といっても頑として聞き入れない。
ある時、某ファミリーレストランで食事をした時に、まだ小学生だった息子がビーフシチューを注文した。食べた事のない味に驚愕というほど感動した彼は
「お父さん!お母さん!ビーフシチューって美味しいね!こんなに美味しいものをぼくは食べた事ないよ!」
と店中に響き渡るほどの声で語った。
ほれみろ。子どもには満遍なく食べさせないと。すんげー恥ずかしかったじゃないか。
そしてふあとろお殿様朝食
仕事が終わり帰宅したら寝巻きに着替えてダラダラするのを常としている。基本寝ころがりながらYouTubeを観るという過ごし方をしている、という事は前にお話しした。あれが観たいこれにしようなどとうるさい子どもたちもいない。じつに貴族的かつお殿様になったようで気分がよい。
ただ、YouTubeばかりでは面白くないと何気なく他の配信サイト、NetflixやU-NEXT、Amazon primeをチェックしたらあれとでくわした。「武士の一分」が見放題に入っていたのだ。
藤沢周平の短編小説を山田洋次の丹念な演出で映像化した佳作だ。殿様附きのお毒見役である主人公が、食材に紛れた毒により失明してしまい、様々な変転に見舞われるという内容だ。二枚目ゆえの存在感しかなかった木村拓哉が初めて『上手さ』を発揮できた作品であると思う。…などというと後ろから刺されてしまうかもしれないが、本当の事だから仕方がない。
それにしても
お殿様とはどのようなものを食べていたのであろうか。サンマから大骨小骨を抜いたはよいが見た目が悪いから叩いて丸めてつみれにして。脂がキツいから蒸してにおい消しに碗にしたら出汁殻になってしまった、というのは「目黒のさんま」だが、それは大袈裟にしても、よほど気を使ったやわやわなものを食べていたのではないか。
「松屋 長野柳原店」
久しぶりの週末朝ごはん。今回は家内の寝坊ではなく、私が早朝出動だっただけだが。時間もないし、ちゃちゃっといただけるものを、と調べてみたらよいものがあった。
「ふあとろ玉子のあんかけ朝ごはん 豚汁変更」580円
まずは小鉢を選べという。ミニ牛皿、納豆、とろろ、冷奴、ミニカレーの中から、といえば問答無用でミニカレーとしてしまう。ああおれはカレーが好きなんだ。
和風天津飯という趣の丼はまさしく『ふあとろ』だ。ふ『わ』とろではなく、ふ『あ』とろであるところにセンスを感ずる。雑炊でもない、かといって玉子焼きのせご飯でもない。そしてよく見知ってはいるが、会ってお話するのは初めてだよね、という同年齢の遠い親戚のような感じ。理解していただけるであろうか。
やわやわふあとろ美味かった。お殿様がこんなものを食べていたかどうかはわからないが、まぁなれたような気分という事しておいて、多幸感たっぷりで仕事にまいろう。
日曜日のチゲ&カルビ
なぜならば日曜日こそ困るのだ。
と筒井康隆「玄笑地帯」風に始めてみたが、とにかく日曜日は困るのだ。土曜日も同様だが、日曜日の方がより一層のこと困る。何に困っているかだって?昼メシに何を食べるかに決まっているではないか。私が考えることなど、それ以外にあり得るわけがない。仕事のこと?そんな事は間違ってもない。健康で文化的な生活を送るためには、ストレスなど受けてはいられない。今考えるべきは、まずは今日のランチ、次は明日のランチ、そしてその後のランチとなろう。
だからこそ日曜日は困るのだ。
飲食店が休みだから選択肢がなさすぎるのが困ってしまってわんわんわわん♪
いやいや、こんな嘆き節もいったい何度目なのであろうか。読んでいただいている方はもとより、書いている方も飽きている。という事で今回は最初からメニューを決めている。牛丼チェーン店が冬メニューを始めた。例の牛鍋シリーズとかいうものだが、先だってはすき家に行ったので今日は松屋だ!
松屋の牛鍋は様々なトッピングを施し、味変を楽しむという主旨のようだ。ああ、楽しみだ、るんるんるんのらんらんらん♪ところが、いざ店に到着するとふと気が変わってしまう。だってあれがあるんだもの、チゲ鍋が。
松屋長野柳原店「牛チゲカルビ焼肉膳生野菜セット」890円
チゲとは韓国料理の、あの辛い鍋物のこと。コチュジャンとキムチ、そして今回は牛肉が昨年の1.8倍も投入されている。これはすごい!
“牛めし並盛のお肉と同量のたっぷり牛肉、富士山の麓で作った自社製の"やわらか富士山豆腐"と"コク旨富士山キムチ"を使用した"お肉たっぷり"「牛キムチチゲ膳」は、魚介の旨み、コチュジャンなどの辛味が凝縮されている”
とは松屋のHPからそのまま引用だが、まったくその通り。ニンニクがっつりでかなり辛い。この味わいはかなり攻めているとみた。
そして焼肉の王様、牛カルビがセットでついてくる。備えつけの大根おろしをカルビで巻くようにしていただくと、これがまた味わいも滋味も深いものとなる。
さぁ日曜ランチは終わった。
明日から平日となり、また幸せな日々が始まる。さぁ何を食べようか。
すげーステーキ丼
基本的に面白がりなのだ。
物事の判断基準、何かを決めよう、決定づけるときのモチベーションが「どれほど面白いか」であるかという事だ。人間どうせなにかをしていかねばならないのだ。仕事なのか趣味に生きるか、はたまたこだわってこだわり続けてアーティスティックに生きて行くか。いずれにせよ、日々なんらかの決断をしていかねばならぬ。であれば、面白くなければ続けていけない、意味もない。
だから物事は基本的に肯定する、受け入れる事としている。無論すべてをそのまま受けることは危険だ。批判が必要な時もある。批判してやらねばならない存在もある。批判・肯定双方があってこそ人間も人生も深まるのだが、まずは受け入れてナンボ、食わず嫌いほどつまらないものはない。
と、なんとなくカッコよく書いてはいるが、要するになんでもあり。面白そうなものにはなんでもクビつっこんで。という、いい歳したオッサンがおっちょこちょいな事やってるぜ!そんな様を表現しているに過ぎない。まぁそれも仕方がない。今さら変えられないし、変えようとも思わない。よそ様にご迷惑をかけない程度に突き進むのみである。という事で今回みつけた面白そうなものは、ある意味ですげーものなのだ。
「松屋 長野柳原店」
松屋は吉野家、すき家に次ぐ牛丼チェーンのサードブランドとなる。もちろん、私にとってという事だし、3番目にであったくらいの意味でしかない。要するに序列ではないので悪しからず。各チェーンはそれぞれ凌ぎを削りまくっているわけだが、今回の松屋の限定メニューはやはり“すげー”と冠してもよいかもしれない。
「牛ステーキ丼 デカ盛り サラダセット」1250円
「豚汁変更」190円
“テスト販売時に売切れ続出がニュースにもなった話題騒然の牛ステーキ丼!”
などという惹句を晒されては食べるしかないではないか。どうせおれはみつ豆好きな林長二郎ファン(みんなわからないよね?)だよ。と嘯きながら注文。松屋の前払いチケット制は具合として悪くはないのだが、様々なパターンがありすぎてわかりづらいのと、後ろに待ち人がいるとプレッシャーに感じて嫌なのだが、それは私がヘタレなだけなので仕方がない事だ。
『全部といっぱい』好きなオヤジとしては当然肉2倍のデカ盛りを注文するわけだから、選択してから1000円オーバーである事に気づかされる。おおおお!牛丼屋で1000円を超過するとさすがに高いと感ずるが、戻すのは性に合わないのでそのまま続行する。そこに少し動揺があったのであろう、ご飯大盛り無料!という文字を見落としていたのは生涯の痛恨事でしかない。
そしてステーキ丼
短冊にカットされた牛肉は厚さにして2〜3mmあり、結構なボリューム感がある。これが何枚あったのであろうか。ちゃんと数えてはいないがバサバサと10数枚はあった。たしかに倍量は虚偽ではなかった。素晴らしい。本当は『洋風ガーリックソース』としたかったのだが、午後の仕事に差し支えるので断念。それでも醤油ベースの『和風オリジナルソース』はさっぱりしていてよかった。
肉の傍にある彩りはピクルス。みじん切りにされた大根、にんじん、イエローパプリカの滋味深い味わいがとてもよい。セットのサラダは千切りキャベツだけの愛らしい一品。豚汁も具沢山でじつによい。
という事であっという間のランチタイムは終了。肉喰ってとても気分がよくなる。さぁ次の面白いはどこにある。
よくばり贅沢角煮丼
ずいぶん昔のこと、おそらく小学生の頃だと思うがある本を読んでいてよくわからない単語が出てきたのだ。「利己主義者」と書いて「エゴイスト」とルビがふられていた。母親に訊ねると。
「お前のような人間のことだ」
と大笑いされてしまった。子どもの質問なのだからもっと真面目に答えやがれ、と思ったが母親にもうまい表現が出来なかったのだろう。致し方なく辞書を調べたら
自己の利益を重視し、他者の利益を軽視、無視する考え方。それにより、他者が不利益や損害を被ることも少なくない
もちろんこれは当時の辞書ではなくWikipediaだが、似たような事が記載されていたのはよく覚えている。まぁひどい事をいう母親だが小学生の私にも思い当たる節があったのでクレームをつける事もなかったが。
よくばりなのだ、私は。
お金や社会的な立場にはあまり執着はないのだが、食べるもの、お腹がいっぱいになる事にたいしては大変なこだわりを持つ。よそ様を出し抜いてでもたくさん食べたい食べたい食べたい!という気持ちが強い。母親の
「お前は『全部』と『いっぱい』が大好きだから」
という言葉がそのエビデンスとなる、嗚呼
よくばりな私はボリュームもさることながら、全種積載!などという状況も大好きなのだ。あれとこれとそれとどれとなにとかにとがひとつ盛りになって皿がカラフルに彩られ、というものほど好きなものはない。
「松屋 長野柳原店」
このところ通う率の高い牛丼チェーンだ。牛丼そのものよりも限定メニューがよい。しばらく前にリリースされた「トンテキ定食」など、完成度が大変高かった。そして今回も魅力的なメニューが登場したので、いそいそと出かけてきたわけだ。
「牛と味玉の豚角煮丼」690円
「豚汁変更」190円
ひとつの丼に豚の角煮と牛煮そして味玉という豚、牛、鷄の三部作が揃い踏みとは!これほど見事なコンビネーションをカウンター主体の牛丼チェーンで出会えるとは思わなかった。松屋の牛煮は少々固めではあるが、きちんとかたちになっているのがよい。豚の角煮は八角なしの和風仕立て。ホロホロ柔らかく食べやすい。味玉はバッチリとろとろ、味しみしみ。素晴らし過ぎて涙が出てきそうだ。
涙が出る
というのは味だけではない事を断言する。このようなすへてを独り占めできているような状況こそ幸せなのだ。ああ、素晴らしい。
玉子とじの教え
「教えてください」
あるいは
「ご教示いただきたい」
などと、わりと簡単に使ってしまうのだが考えてみればよそ様の知識やスキルを「教えてくれ」というのは、極めておこがましい事なのだ。教える方だってそれなりに時間をかけ、場合によっては手間もお金もかけて体得したのだし、簡単に身につくようなものでないこともある。だから
「人の手をみて盗め」
という人がいる。昔気質の職人さんに多いタイプだ。
「まずは努力せよ」
という人もいる。わからないなりにやってみて、調べてみて勉強してみて、少しずつ失敗しながら、反省しながら進みどうしてもわからないところがあったら教わりにこい、というタイプ。
「一度だけ教えてあげる」
なんて人もいる。スキルの有無に関わらず、業務上の事だから、スケジュールもある、それなりのグレードも保たなければならない中だから停滞させるわけにはいかない。そのかわり一度だけで覚えなさい、以上は私が接してきた方々だが様々なタイプがいる。一概に善し悪しは判断できないが、やはり教わる方はそれなりに師をリスペクトした上でしっかり身につける必要がある。と、子どもたちには仕込んでいる。
私に料理を授けたのは母親でもない、学校の先生でも、兄でもない。父親だったというのが情けない。父は掃除以外の家事、すなわち掃除・炊事はよくやる方であった。もっとも母親は
「掃除は見えないところに物をいれるだけ。炊事は横好きでしかない」
と迷惑がっていたが、休日の動くのが面倒な時にうまいこと言って便利使いしていた。とはいえ、日曜朝食につくった雑炊にミカンが入っていたことは閉口でしかなかったが。
ある時、母親も兄も不在で父と2人きりの日曜日。どこに出かけるわけでもなく、家中でだらだらした休日の昼下がり。
「よし、昼飯つくるか」
と、ともに向かった台所。冷蔵庫にあったハムやらチクワやらを刻み鍋に放り込み
「醤油と酒とミリンと砂糖を入れればなんでも美味い」
と、摩訶不思議な丼が出来上がった。これをもって初料理体験とするのは、甚だ情けないものがある。小学2年秋のことだった。
「松屋 長野柳原店」
毎度のことだが、日曜ランチには困らされる。大好きな個人店が軒並み休みだからだ。ではチェーン系としよう。ファーストチョイスの丸亀製麺は大混雑。釜揚げうどんを食べたかったのだが、入れないのでは仕方ない。次点のこちらでグルジア料理をいただこうとしたのだが、ニンニク入りとのことで諦める。午後に打ち合わせが入るかもしれないのだ。
「お肉大盛牛とじ定食 豚汁セット」
"柔らかく煮た牛肉を特製タレとふわふわ卵でとじたやさしい味わいがお楽しみ頂ける"
とされているが、要は牛皿の玉子とじである。特製タレといっても主に醤油と酒とミリンと砂糖で構成されているわけだ。安直といえば、これ以上の安直さはないのだが、残念ながらこれが美味くて仕方がない。丼仕立てもあるようだが、今回は鉄鍋バージョンを選択した。そしてこれが大当たり。汁だく状態の玉子半熟とろとろ。とろとろマニアとしてはたまらず、うなりながら食べ切ってしまう。
料理の師である父は、仕事の関係で50すぎてから厨房に向かい、調理師免許まで取得した、なかなかの努力家であった。そうなってから教えてもらえばよかった、とつくづく思う現在である。
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あらら??
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| 店名 |
松屋 長野柳原店
|
|---|---|
| ジャンル | 牛丼、カレー、食堂 |
|
予約・ お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
附属中学前駅から593m |
| 営業時間 |
|
| 予算(口コミ集計) |
~¥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 QRコード決済可 |
| 席数 |
33席 (カウンター13席。テーブルは4人用が5卓。) |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、ソファー席あり |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| ホームページ | |
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身近なプライス、安全、そしておいしさ。
選び抜かれた素材と徹底した品質・安全管理体制を確立しています。 定番の牛めし、カレーから、各種焼肉定食、ハンバーグや期間限定メニューなどもラインアップ。 また、朝定食や多彩なサイドメニューも充実させながら、お客様の健康で豊かな食生活を応援しています。 |
| 関連店舗情報 | 松屋の店舗一覧を見る |
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日本はよいところ
四方囲まれた海と高い山に抱かれて、双方の自然と幸に恵まれ、はっきりした四季のある素晴らしい国なのだ。とは子どものころから言われ続けていることではあるし、その通りだなぁと思いはするが、他国に住んだことがない以上、本当のことかどうかまではわからない。
春夏秋冬
はっきりしている。とはいうものの、ここしばらく季節がおかしくないか?と思っているのは私だけではあるまい。夏は暑いのが当たり前だが、40℃を超す日が1週間も10日も続くなどおかしくはないか。変なタイミングで台風は来てしまうは、ゲリラ豪雨なんてものはぐっちゃり降りつけるは。この雨は東南アジアのスコールと同じものと聞いたぞ。いつから日本は亜熱帯となったのだ。
そして11月末の雪
これまでも降らなかったわけではない、大昔は11月といえばかなり積もるくらい降ったものだと亡き義父から聞いたことがあるくらいだから、自宅前の道路に2センチほど積もる、いや被った程度の降雪で驚いてはいかんのだが、何事にも段取りがあるのだ。まして今冬はスタッドレスタイヤを買い替えなければならないのだ。
毎年12月最初の降雪で
タイヤ交換の目安としている身としては、少々焦りを感じてしまう。大した事ないな、と思いつつも今日のうちにタイヤを買いに行こうと、古いのを積み込み出動だ。案の定雪が見えるのは自宅近辺のみで、あとはきれいなものだ。おおおお!昼前には陽が差してきたではないか。昼休みを利用してタイヤ屋に行こうと思っていたが、後でいいや。今はメシだ。メシだ。
「松屋 長野柳原店」
いつもの松屋さん。今年はいったい幾度通ったものであろうか。牛丼チェーン店のクセに様々なことをやってくれるから楽しくて仕方がない。そして初冬の本日食べさせてくれるのはこちらだ。
「牛ヒレ肉のカットステーキ W定食」1290円
いったいいかなる判断のもと、牛丼屋でステーキを登場させようかとなるのであろうか。もちろん文句などあろうわけもないが。
ステーキ
といってもナイフとフォークで食べるわけではない。ひと口サイズにカットされた肉片が鉄鍋に並んでいる。Wにしたから10切れほどあるだろつか。脂身こそ少ないが、ひとつの重量があり噛みごたえのある質感のよい肉だ。味つけは塩胡椒のみであろう。レフォールソースという濃い褐色のソースが添えられているが、これはホースラディッシュを用いた辛いソースらしいがあまり特色を感じない。私はなにもなしで噛み締める旨味を楽しむ方が好きだ。
お腹いっぱいになり
お天気もよく安心して仕事をしていたら、夕方から雲行きがあやしくなり、また降ってきた。気温も下がりこのまま積もりそうな雰囲気だ。うひゃーヤヴァい!やっぱりタイヤ交換しないと!