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地元の野菜と日本各地の食材の旅
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Great_Alchemist
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Great_Alchemistさんの他のお店の口コミ
| 店名 |
レストラン 遊儘庵(Restaurant YUZIN‐AN)
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ、レストラン、創作料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
050-5590-8725 |
| 予約可否 |
完全予約制 前日までのご予約 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
公共の交通機関ご利用の場合:JR桂川駅、阪急洛西口駅よりバス約20分。新林センター前下車。徒歩約7分 上桂駅から3,936m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
| サービス料・ チャージ |
サービス料・チャージ料なし |
| 席数 |
7席 (カウンター7席) |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 7人 |
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 (20人以下可) |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙
店外に喫煙所あり |
| 駐車場 |
有 3台 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、車椅子で入店可 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| サービス | ドリンク持込可 |
| ホームページ |
https://www.yuzinan.jp/ |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2023年9月1日 |
| 電話番号 |
075-874-3363 |
| 初投稿者 |
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京都の西、大原野。気さくな店主が迎えてくれた。店内は、改装された米蔵の高い天井が印象的な、落ち着いた空間だった。木々の香りがほのかに漂う。カウンターに案内される。小さな隠れ家レストラン。派手な演出などはない。ただ、目の前に広がる厨房と、シェフの柔らかな表情があるだけだ。いつもの日常とは違う料理と空間を味わうための、ここだけの場所だった。
「おまかせコース」は、地元の新鮮な旬の野菜と日本各地から集めた貴重な食材が主役だ。
まず、なすのムースに、トマトのジュレ。なすは夏の日の午後のまどろみのように滑らかで、その上に流れるトマトのジュレは、覚醒を促すささやかな雨のようだ。そこへ、海の記憶を宿したあわびが、遠い潮の香りを運んでくる。
次に現れたのは、いかをネギ油で和えた一皿。一見シンプルだが、その奥には底知れない深みがある。ネギ油の香りが、記憶の扉をそっと開ける。
まぐろの塩漬けと、トマトとオリーブのソース。マグロは、まるで長い旅路の果てにたどり着いた旅人のように、その身に塩の記憶を刻んでいる。そこに、地中海の日差しを浴びたようなソースが絡みつく。
キビナゴとフキ。故郷の風景を切り取った一枚の絵画だ。キビナゴのほろ苦さが、フキの持つ土の匂いを引き立てる。
サーモンのテリーヌは、大原野の植物と共に供された。植物たちは、まるで言葉を持たない詩人のように、皿の上で静かに佇んでいる。テリーヌの濃厚な味わいと、植物たちの清涼感が、互いに寄り添い、ハーモニーを奏でる。
じゃがいものスープに、桜えびとえごまの実が浮かんでいた。一口飲むたびに、新たな発見が止まらない。
そして、メインディッシュ。まぐろの頬肉の赤ワイン煮、リゾット、空芯菜。頬肉は、熟成されたウイスキーのように、深いコクと香りを放つ。リゾットは、その重厚な物語を支えるナレーターの役割。
もう一つのメイン、鹿肉のステーキとズッキーニ。鹿肉は、森の孤独をその身に宿している。ナイフを入れると、その肉は静かに抵抗し、口に運ぶと、力強い生命の響きが伝わってくる。
食事の終わりは、マルベリーのムースと桃のゼリー。ムースは夏の夜の静けさ、ゼリーは明け方の光のようだ。
最後のコーヒーを一口飲むと、遠い記憶の断片が、まるで砂漠の蜃気楼のように目の前に現れ、そして消えていった。
このレストランは、単なる食事の場ではない。それは、五感を使い、過去と現在を行き来する、旅のような時間だった。素材の味を生かしながら、京都らしく出汁を多く使った、あっさりとしていながらもしっかりとした料理の数々。古い米蔵の情緒を残しつつ、モダンな料理体験を提供するこの空間は、訪れる人々を魅了する。
店のドアを閉め、夜の闇に再び車を走らせながら、旅の終着点が、再びこの店になることを願った。