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店名を冠された"新亀弁當"を戴いてみました … 『新亀家』。
茶碗蒸し。
出汁巻き、焼鮭、蕗、切干大根、蟹クリームコロッケ。
鮪の赤身と帆立貝柱の造り。
海老フライ、野菜サラダ。
新亀弁當。全体はこんな感じです。
冷やし善哉。
店の外観。温泉旅館みたいな佇まい(笑)
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©Loro
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店名 |
日本料理 新亀家(しんかめや)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、寿司 |
予約・ お問い合わせ |
0198-22-3336 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR花巻駅東口から 車で8分 花巻駅から1,203m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) |
席数 |
150席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) 2名~30名以上可 |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 25台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、バリアフリー |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
お店のPR |
美味しい和食をゆっくりと堪能してください。
家族・友人との会食、顔合せ・結納、忘・新年会、歓送迎会、芋の子会、年祝会、会合、商談・接待、お見合い 等々 多種多様な場面でご利用ください。 ※和室(個室)は赤ちゃんもOKです。 宴会には2~3名様の小宴会から80~120名様の大宴会までご予算に応じまして、いかようにも賜ります。会議・講演会等もご利用になれます。 15名様以上は市内無料送迎も承っておりますので、お気軽にご利用ください。 |
初投稿者 |
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京の都より遠路遥ばる足を延ばしてくれた友のリクエストで二日目は朝から『宮澤賢治』のゆかりの地、花巻市へ。
今回の旅のお目当てのひとつだっという『宮澤賢治記念館』やイギリスのドーバー海峡に面した白亜の海岸を連想
させるとして宮沢賢治によって『イギリス海岸』と名づけられた北上川の川畔をひと通り視察し昼餉の時間を迎えた。
昼餉場所を決めるにあたり宮澤賢治記念館でお世話になったガイドさんに奨められたのがHグランシェール花巻の
日本料理店と當店"新亀家"さんの二軒だった。
"新亀家"さんといえば現代の名工や黄綬褒章を受章され岩手県調理師会の重鎮であり若かりし頃には宮内庁の
料理番を務めらたという経験も持たれている四條流の師範で名実ともに岩手を代表する料理人『加藤綱男』氏が
腕を揮われる"新亀家"さんの暖簾分け店か何かしら関係がある店やと思い迷わず當店の方を選択した次第です。
特に昼餉に供される『亀甲弁當』の費用対満足度の高さを知っているだけにホテルの日本料理店よりは當店の
方が間違いなく良いだろうと勝手に思い込んでしまっての訪問です(笑)
店は幹線道路より一本奥に入った判りづらい場所にあり土地勘がなければ辿り着くことは難しそうな立地だったが、
文明の利器CAR NAVIの御蔭で無事に到着。
温泉旅館を彷彿させるような佇まいの店構えでありましたがこんなところにこんな店があったんだ。とある意味感激。
和装姿の仲居さんに出迎えられ良かったら個室の方へと気遣い戴いたが今回はカウンター席を利用させて戴いた。
おしぼりと茶が供され手渡された品書きにひと通り目を通してみると時どき伺っている本店さんと比べると守備範囲
が随分と広く寿司、鰻、天ぷらという和食ものからハンバーグに海老フライという洋食まで幅広いラインナップがされ
いる想像していたものとは些か異なる店だった(笑)
本店でいつも戴いている『亀甲弁當』というものはなく、それに類じたものと思しき『新亀弁當』というものをオーダー。
供された茶を啜りながら待つこと二十分程、大き目の塗り盆の上にのせられ運ばれて来た『新亀弁當』は十字型の
仕切りの入れられた松花堂スタイルのもの。上段の左手には出汁巻き、焼鮭、蕗、切干大根、蟹クリームコロッケ、
その隣には鮪の赤身と帆立貝柱の造り、下段の左手に海老フライと野菜サラダその隣に扇型のごはんという陣容、
これに茶碗蒸し、香の物、味噌汁という内容のもので、ひと目見た瞬間に揚げ物が随分と多いなという率直な印象。
造りと茶碗蒸しと味噌汁だけはそれなりのものでしたが正直、他のものは持ち帰り弁當の幕の内弁當レベルの味、
海老フライに至っては中の海老に比べて衣が五割増しであり如何にも冷凍食品を単に揚げました的なもののようで
したし焼鮭にしても紅鮭などではなく川に上がった脂が抜けた鱒を塩焼にしたものといった按配、盆の上は刺身醤油
やソース、タルタルソース等も乗せられておりそれなりの見栄えに見えますが本店の『亀甲弁當』と比べたら内容
も費用対満足度の高さも月と鼈の違い(笑) 食後に供された『冷やし善哉』で口直しをして早々席を立つことに。
店の名前を冠された弁當だけに何かしらキラリと光る一品が盛り込まれているのではという淡い期待を懐いており
ましたが現実には幕の内弁當にちょっと毛が生えた程度のもの。店の雰囲気や仲居さんの接客などは標準以上の
ものでしたので料理以外ではプチリッチ感を味わえるとは思いますが供される料理には過度なる期待は禁物かと…。
カウンターの雰囲気を見る限りはある程度、期待できそうな雰囲気の店でしたが供された弁當はちょっと残念なもの
この失態を何とか夜に挽回せねばと考えながら食後は以前、五千円札にも描かれた『新渡戸稲造』の記念館へと
立ち寄り盛岡へと戻るのでありました。明日も『萬鉄五郎』記念館と『高村光太郎』記念館巡りで花巻の地へ再び
足を延ばすのでありますが同じ轍は二度踏まぬようもう一方の紹介されたホテルで昼餉を戴こうと目論んでいます。