林間にたたずむお洒落なペンションレストラン : SoiL

《2014年12月再訪》

かなり久しぶりに訪問しました。今回は写真を９枚アップ。

実は真冬に訪問したのはこれが初めてで夏とは違い窓の外には一面白一色の荒涼とした森が広がっています。

さてメニューに目を通すとＡコース（お魚コース）とＢコース（お肉コース）の２種類があり価格はともに1850円です。

各コースともメインの料理以外の部分の季節のスープ、サラダ、デザート、ドリンクは共通です。

今回はお肉コースにしてみました。

【Ｂコース（お肉コース）】（1850円）
季節のスープはパイで蓋をしたカレー風味のスープです。
かぼちゃ等の地元産の冬野菜がふんだんに入っていて体が温まります。
二品目はサーモンのマリネと彩り鮮やかな野菜のサラダです。
サーモンのオレンジ色と野菜の緑や紫色とのコントラストが鮮やかで目に映えます。
柑橘を使ったソースでさっぱりと頂けました。
メインは県産鶏とポルチーニ白ワインのクリーム煮込みでまろやかで優しい味わいです。
こちらもロマネスコや芽キャベツ等珍しい野菜をふんだんに使用していて見た目も楽しめました＾＾
デザートはイチゴの乗ったしっとり柔らかなシフォンケーキで甘酸っぱいオレンジソースがアクセントになっていて美味しい。
食後のコーヒーがまた芳ばしく美味しかった。
酸味や渋み、苦みのバランスが取れたなかなかの一杯です。
コーヒーにもこだわりが感じられます。

森の雪景色を眺めながら頂く食事もまた乙なものですね。

四季折々の景色を眺めながら地元産の季節の野菜料理を頂けるセンスの良いレストランです。

久しぶりにお邪魔しましたが心地良い時間が流れる空間ですね。どうもご馳走様でした。

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《2011年６月再訪》

久しぶりに訪問です。やはり高原の緑が青々とした新緑の季節は良いですね^^今回は写真を11枚アップ。

ランチのメニューは以前と若干変わった様でAコース（お魚コース1500円）・Bコース（お肉コース1500円）・スペシャルコース（短角牛コース1900円）と各種パスタとなっていました。

今回は私がAコース（お魚コース1500円）を家内がスペシャルコース（短角牛コース1900円）をオーダー。

コースの内容は以下の通りです。

【季節のスープ】
【旬のサラダ】
【主菜・副菜】
【デザート】
【コーヒーOR紅茶】

なお、スペシャルコースは【主菜・副菜】が【短角牛の赤ワイン煮・ブランディー風味】に代わります。

【季節のスープ】
今回はムール貝のコンソメスープでバジルが利いていてスープにコクがあります。
塩加減もなかなか良い感じでした。

【旬のサラダ】
海老のゼリー寄せと地元雫石産野菜のサラダです。
ほんのりビネガーの利いたオイルドレッシングはバランスが良く旬の野菜の旨さを引き立てています。

【主菜・副菜】
この日はホタテとスズキのソテー・焼き野菜添えでした。
魚は表面がカリッとソテーされていてソースもバターとビネガーをベースにしたシンプルなものですが相性は抜群です。
こちらの料理はソース使いと塩加減が素晴らしいですね。
自称、家庭料理で料理の修業をした事は無いと聞いておりますが本当なんでしょうか…^^;

【短角牛の赤ワイン煮・ブランディー風味】（家内の注文）
赤ワインの酸味とブランディーのきりっと引き締まった辛さが利いたデミグラスソースです。
脂が少なく肉が固めで煮込みにするなら赤身肉の短角牛はあまり合っていない様な気がしました。

【デザート】
この日はレアチーズとマンゴーのタルトでした。
味は良いのですが食感が全体的に柔らかめという点で改善の余地がありそうです。

【コーヒーOR紅茶】
芳ばしくバランスの良い飲みやすいコーヒーです。器も素焼き風でなかなか凝っています。

前回訪問時の冷製スープのインパクトがあまりに強く味の評価を４としておりましたが今回本来相応であろう評価３．５に変更します。

緑が綺麗な夏の高原を感じさせてくれる隠れ家的くつろぎのペンションレストランです。

今回もどうもご馳走様でした。月替わりメニューのはずなのでまたその内お邪魔したいと思います。

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地元情報紙の紹介記事を頼りに今回初めての訪問となりました。

同ペンションレストランは雫石スキー場入口ゲート付近、ペンション群一角の林の中にひっそりとたたずんでいます。

外観は木を基調としたどこか温かみを感じる造りで、高原の洒落たペンションです。

周辺の木々の緑を堪能してからいざ建物の中へ…。

どうやら私たちがこの日一番乗りの様で声を掛けるとペンションのご主人に建物の中へ案内されました。

レストランも兼ねているためかダイニングルームは思ったよりも広く、やはり木と白を基調としたとても温かみのあるゆったりした空間で訪問時は静かにヒーリング系の曲が流れていました。

メニューに目を通すとパスタとランチコースA・Bがある様子。

肉食系の家内は迷わずお肉のコースのランチB（1400円）を…^^;それではと私はお魚のコースのランチB（1500円）をオーダー。

ランチAとBの違いはメインディッシュが肉か魚かの違いのみで後は共通の様です。

料理が出て来るまでの間しばしダイニング内を見学^^

広いダイニングにはピアノや暖炉があり興味をそそられます。

また、窓の外には涼しげな夏の高原の林が広がっていて眺めていて飽きません。

そうしている内に一品目の料理が運ばれて来ました。


【トマトの冷製スープ】
トマトをベースにした冷製スープでトマトの甘酸っぱさの他にまろやかさがありおそらく数種類の野菜がブレンドされているものと思われます。
バジルの葉のかけらがスープを引き締めていてさらにアクセントとして青タバスコが一滴たらされておりバランスをとりつつ変化に富んだ秀逸な一品。
涼しげでさっぱりしている夏向けのスープです。


【サラダ】
地元産の夏野菜を使用したさっぱりシンプルなサラダ。
ほんのり振掛けられた塩の味が野菜の甘みと旨みを引き出しています。
トマトはやや酸味と甘みが強く感じられ、若干ビネガーが使われているのかもしれません。
シンプルながらも素材の旨みを引き出した美味しい一品。


【魚介のソテーと付け合わせ】【雑穀ご飯】
ホタテとかじか？のソテーは素材の旨みがシンプルに引き出されています。
表面のパリパリした食感と中身のジューシー感、加熱による甘みが素晴らしい。
海老とキノコ？等の野菜が入った春巻き風包み揚げは絶品です。
表面のパリパリ感と中身のプリプリ感のコントラストはホントもう何も言えね～（某金メダリスト風）（笑）
付け合わせの野菜やポテトサラダも上品で味付けのバランスも良く美味しく頂きました。
加熱されたプチトマトの甘みが増していて美味しい～～。

雑穀ご飯も数種類の異なる歯応えが楽しめ、噛むほどに甘味のある美味しいものでした。


【チキンソテーと付け合わせ】
チキンソテーは胡椒が利いたピリッとスパイシーな一品でご飯が進みそうです。
塩とスパイシーさの加減が絶妙で素材の良さを上手く引き出しています。


【デザート（よもぎと豆乳のプリン）】
よもぎと豆乳のプリンは甘さ控えめで、とてもなめらかな口の中でとろける食感のプリンでした。
表面のソースは何と黒みつで冷凍ブルーベリーが二個乗っている驚きの和風スイーツです。
ブルーベリーが半冷凍状態であった為、黒みつと絡めたブルーベリーを最初は黒豆と勘違いした程です。


最後に運ばれて来た無農薬ペルー産フェアトレードコーヒーは香ばしさと酸味、渋味が程よくバランスした非常に飲みやすいものでブラックで美味しく頂きました。

有機栽培や無農薬野菜にこだわり地元食材の美味しさをシンプルな調理法で上手に引き出す自然派レストラン。

オーナーご夫婦とその息子さんとおぼしき三人の家族経営でこじんまり営まれているペンションですが、ゆったりとした時間の流れる空間で美味しい自然食を頂きながら癒しの時を味わう事が出来る素晴らしいペンションレストランです。

日頃の喧騒を忘れ、たまにはここでゆったり心の洗濯をしてみるのも悪くないでしょう。