中華のテーブルは複数で囲むにかぎる…『ばんから屋』 : 飲み喰い処 ばんから屋

盛岡の陸の玄関口ＪＲ盛岡駅より程近いＪＲの前身である国労(国鉄労働組合)会館の1Fに店を構えられ今年で開店21周年を迎えられるという『ばんから屋』さんへ友人二人とともに久しぶりに寄せていただきました｡先ずは氷点下のスーパードライ『エクストラコールド』で乾杯し渇いた喉を潤しました｡デフォルトで供されるつきだしには春雨(ﾊﾙｻﾒ)､筍(ﾀｹﾉｺ)､人参(ﾆﾝｼﾞﾝ)等が使われた程良い酸味が食欲中枢を刺激する中華春雨(ﾁｭｳｶﾊﾙｻﾒ)のサラダからスタート｡ひと呼吸措いたところでメニューに目をひと通り通し飲茶類の『肉焼賣(ﾆｸｼｭｳﾏｲ)』､『海老餃子(ｴﾋﾞｷﾞｮｳｻﾞ)』､『焼餃子(ﾔｷｷﾞｮｳｻﾞ)』と『春巻(ﾊﾙﾏｷ)』をオーダー｡程無くして供された『海老餃子(ｴﾋﾞｷﾞｮｳｻﾞ)』と『肉焼賣(ﾆｸｼｭｳﾏｲ)』は萵苣(ﾚﾀｽ)が敷かれた蒸籠にて登場｡各4個付で前者は重曹(ｼﾞｭｳｿｳ)を使い一手間加えられた海老(ｴﾋﾞ)のぷりっぷりとした食感が楽しめ後者は歯を当てた瞬間に口中に溢れる肉汁が溜まりません｡『焼餃子(ﾔｷｷﾞｮｳｻﾞ)』は大蒜(ﾆﾝﾆｸ)と生姜(ｼｮｳｶﾞ)が利いた濃い目の下味が付けられた餡(ｱﾝ)を手包みされたもので皮はもっちりとした食感､『春巻(ﾊﾙﾏｷ)』はパリッパリの皮と中の餡の食感のコントラストが理想的なものでビールグラスを傾ける速度が速まりエクストラコールドを其々お代わりしいただきました｡更には『糵(ﾓﾔｼ)』と豚(ﾌﾞﾀ)のミンチ肉を炒め塩胡椒(ｼｵｺｼｮｳ)でシンプルに味を調えられた『炒豆芽(ﾁｬｵﾄﾞｩﾔ)』に『ばんから屋』さんの中華メニューの中で最も好きな『牡蠣(ｶｷ)のオイスターソース炒め』は片栗粉を薄く纏い揚げ焼きにされた牡蠣(ｶｷ)×滋味なる味わいの蠔油(ｵｲｽﾀｰｿｰｽ)に高温で一気に炒められた胡麻油(ｺﾞﾏｱﾌﾞﾗ)香る玉葱(ﾀﾏﾈｷﾞ)､青椒(ﾋﾟｰﾏﾝ)､筍(ﾀｹﾉｺ)のシャキシャキとした食感が三位一体となるイチオシのテッパンメニュー｡甘酢餡(ｱﾏｽﾞｱﾝ)がたっぷりと掛けられた後を引く味わいの広東風の『芙蓉蟹(ﾌｰﾖｰﾊｲ)』に剥き海老(ﾑｷｴﾋﾞ)を豆板醤(ﾄｳﾊﾞﾝｼﾞｬﾝ)にケチャップ､生姜(ｼｮｳｶﾞ)のピリ辛味のソースに微塵切りの葱(ﾈｷﾞ)が加えられた『干焼蝦仁(ｶﾝｼｬｵｼｬｰﾚﾝ)』､そして居酒屋メニューの定番である『蛸(ﾀｺ)の唐揚(ｶﾗｱｹﾞ)』を黒ビールに山崎ハイボール等とともにいただきました｡はやり中華料理はひとりよりも二人､二人よりも三人と複数名でテーブルを囲むに限ります｡今回はいろいろな料理を少しづつ愉しむことが出来ました｡そして『ばんから屋』さんの凄いところは『生ビール』はアサヒ､サントリー､キリンの3メーカー6種類のビールを『瓶ビール』はアサヒ､サッポロ､キリン､岩手の銀河高原ビールにベアレンの5メーカー7種類のビールが常備されているところと『ハイボール』もスタンダードなサントリーの角瓶やジムビームのハイボールからプレミアムな山崎､シーバスリーガール､ジャックダニエルと10種類のハイボールが用意されていること｡他に日本酒や焼酎等の品揃えも同様に多種多様な品揃えは圧巻と言えます｡管理される店側は､さぞ大変とは思いますが客側からすれば選択肢が多いことは有難いところ｡更には開店21周年を記念して配布された『21st anniversary』のカード｡1回目は10%OFF､2回目は21%OFF､3回目は39%OFFの割引という大盤振る舞いも有難や｡

『KO^GA』さんでギンギンに冷えたビールとおつまみ『叉焼(ﾁｬｰｼｭｰ)』更には焼きたて熱々の『焼餃子(ﾔｷｷﾞｮｳｻﾞ)』で下地を作った後にどうにも締まりが悪くテクテク歩き向かったのが中華料理をウリにされた飲み喰い処『ばんから屋』さんです｡當日はカウンター席は先客で満席ではじめてテーブル席へと通していただきました｡既に『KO^GA』でビールをいただいておりましたので山崎ハイボールとともに『茄子(ﾅｽ)蛎油(ﾊｵﾕｰ)炒め』をジャックダニエルのハイボールとともに『麻婆豆富(ﾏｰﾎﾞｰﾄｰﾌ)』をいただきました｡『茄子(ﾅｽ)蛎油(ﾊｵﾕｰ)炒め』は飾り包丁を入れて乱切りにされた茄子(ﾅｽ)を一度油通しした後に玉葱(ﾀﾏﾈｷﾞ)と青椒(ﾋﾟｰﾏﾝ)を蛎油(ｵｲｽﾀｰｿｰｽ)を使い味が調えられたもの｡そして『麻婆豆富(ﾏｰﾎﾞｰﾄｰﾌ)』は四川の麻味(ﾏｰｳｪｲ)と辣味(ﾗｰｳｪｲ)を極めたものではなく広東風のピリ辛の『麻婆豆富(ﾏｰﾎﾞｰﾄｰﾌ)』に仕上げに花椒(ﾎｫｱｼﾞｬｵ)が加えられたもの｡アルコールのアテのつまみとしては勿論のことごはんのおかずにしても美味しいものでした｡デフォルトで供されるつきだしはサニーレタス主体の野菜サラダと業務用の総菜の流用と思しきマカロニサラダ｡ハイボールは山崎もダックジャニエルも全てサントリー角ハイボールのジョッキで供されます｡専用のグラスの五割増し程の量が供される太っ腹のサーヴィスも個人的にはうれしいところ｡そして〆に『餃子(ｷﾞｮｳｻﾞ)』を焼いていただき〆た町中華気分の盛岡の夜｡

火曜日の夜は毎週の愉しみのひとつでもある『町中華で飲ろうぜ‼︎』の放送時間までひとり『町中華で飲ろうぜ‼︎』気分を味わうべく『ばんから屋』さんへと再訪させていただきました｡當店は町中華の店というよりも中華料理をウリにされた人気の居酒屋さんではあります下手な中華料理店よりも余程､美味しいものが供されます｡先ずはギン冷えのエキストラコールドの生ビールで渇いた喉を潤します｡デフォルトで供されるつきだしはレタス主体のサラダと『麺麻(ﾒﾝﾏ)』の小鉢の二品｡そして品書きの中から『卵と木耳炒め』に『焼餃子』をオーダー｡程無くして供された『卵と木耳炒め』は豚肉と木耳(ｷｸﾗｹﾞ)と玉子で造られる『木須肉(ﾑｰｼｰﾛｰ)』の変形版で豚肉の代わりに『麺麻(ﾒﾝﾏ)』が使われた『ばんから屋』Styleの『たまごのいりつけ』です｡蠣味醤(ｵｲｽﾀｰｿｰｽ)ベースの味わいは町中華のソレそのもの｡そして焼き上がったばかりの『焼餃子(ﾔｷｷﾞｮｳｻﾞ)』は一人前6個付け｡底部はしっかり狐色に焼き上げられています｡にくにくと生姜(ｼｮｳｶﾞ)が程良く利いた餃子の餡(ｱﾝ)ともっちりとした皮(ｶﾜ)を特製の餃子のタレで味わいます｡下味がしっかり付けられた餃子ゆえ熱々をそのまま頬張りいただいても充分美味しいのですが當店で供される『餃子のタレ』は辛味と酸味と旨味のバランスが秀逸でありタレとともに味わった方が餃子の味が更に昇華されるように感じます｡そして仕上げは『町中華で飲ろうぜ!!』の番組内では玉ちゃんによって『バニラ』と呼称される『レバニラ炒め』を追加オーダー｡一度､油通しされた後に片栗粉(ｶﾀｸﾘｺ)を塗され素揚げ風の『豚レバー』と韮(ﾆﾗ)よりも多めに感じる糵(ﾓﾔｼ)と主役である『韮(ﾆﾗ)』を蠣味醤(ｵｲｽﾀｰｿｰｽ)の隠し味で味が調えられ高温で一気に仕上げられた『レバニラ炒め』とともに一番搾り生ビール､山崎ハイボールにジムビームのハイボールでサクッと町中華気分を愉しみ早めに切り上げて店を後に｡そして寝城にて視た『町中華で飲ろうぜ‼︎』は地元の錦糸町編｡コロナ禍もだいぶ落ち着いて来た感もあり久しぶりに家へ帰ろうかと考える今日この頃｡

G.W連休の土曜日の夜は『町中華で飲ろうぜ‼︎』気分で盛岡駅近く国鉄労働会館1Fに佇みJR系の方々御用達の中華が美味しい居酒屋の『ばんから屋』さんへ久しぶりに寄せていただきました｡此処の凄いところは『生ビール』はアサヒ､サントリー､キリンの3メーカー6種類のビールを『瓶ビール』はアサヒ､サッポロ､キリン､岩手の銀河高原ビールにベアレンの5メーカー7種類のビールが常備されているところと『ハイボール』もスタンダードなサントリーの角瓶やジムビームのハイボールからプレミアムな山崎､シーバスリーガール､ジャックダニエルと10種類のハイボールが用意されていること｡他に日本酒や焼酎等の品揃えも同様に多種多様な品揃えは圧巻と言えます｡管理される店側は､さぞ大変とは思いますがたぶん心配は無用｡客の入りを目にされれば誰もがきっと頷かれることでしょう｡盛岡駅前立地屈指の超繁盛店である『ばんから屋』さんならでは可能なことかと｡そして料理も美味しいのがコレまた嬉しい｡中でも中華系の料理は専門店のソレを凌駕する本格的な味わいです｡今回いただいたのは『牡蠣(ｶｷ)のオイスターソース炒め』に『牛ホルモン炒め』､『焼ギョーザ』の三品ですが､いづれも盛岡屈指の美味しさで味蕾を楽しませてくれました｡今回はキリン一番搾りの生ビールからスタート｡デフォルトで供されたつきだしは鰹(ｶﾂｵ)と大根(ﾀﾞｲｺﾝ)の煮物と野菜サラダの二つの小鉢｡片栗粉を薄く纏い揚げ焼きにされた牡蠣(ｶｷ)×滋味なる味わいのオイスターソースのテッパンの美味しさの『牡蠣(ｶｷ)のオイスターソース炒め』はアサヒスーパードライの黒ビールの生とともに､そして生姜(ｼｮｳｶﾞ)とニンニクが程良く利いた餡を包んだ自家製の『焼ギョーザ』と牛ホルモンのシマチョウ(大腸)とコテッチャン(小腸)も片栗粉を塗し揚げ焼きされたホルモンとシャッキシャキの糵(ﾓﾔｼ)をオイスターソースで味が調えられた『牛ホルモン炒め』にはハイボールとともにいただきました｡ハイボールはいづれも角ハイボールのジョッキで供されましたが実際にいただいたのは『シーバスリーガル』､『ジャックダニエル』､『山崎』の3種のハイボールです｡美味しく食べて呑んでペロンペロンに気持ち良くしていただきました｡

『町中華で飲こうぜ‼︎』気分で盛岡駅前に店を構えられる『中華料理』が手軽に楽しめるという『ばんから屋』さんという中華を得意とされる居酒屋さんへ新規開拓を兼ねて初訪問させていただきました｡店内は盛岡駅前に勤務されているのであろうスーツ姿の方々でとても賑わっている店でありました｡テーブル席は見た限りほぼ満席で自分は店奥にあるL字型カウンターに通されました｡店内は『禁煙』ではなく喫煙フリーの店でありましたが約2時間余の滞店時間中､カウンター席を独り占めにして『町中華で飲こうぜ!!』気分を満喫させていただきました｡先ずはスーパードライExtraColdで渇いた喉を潤します｡デフォルトで供された小鉢の中には『麺麻(ﾒﾝﾏ)』と甘藍(ｷｬﾍﾞﾂ)､胡瓜(ｷｭｳﾘ)､人参(ﾆﾝｼﾞﾝ)の『浅漬(ｱｻﾂﾞｹ)』が供されました｡『麺麻(ﾒﾝﾏ)』は塩蔵メンマを塩抜きしたもので極薄い味が付けられたものでした｡中華メニューの中から先ずは『海老焼売(ｴﾋﾞｼｭｰﾏｲ)』とオーソドックスな『野菜炒め』をオーダー｡焼売はオーダーを受けてから蒸籠で蒸しはじめ約10分後に蒸したて熱々が供されました｡サイズは所謂『崎陽軒』サイズで親指と人差し指を丸めたくらいの大きさのものが1人前4個付で500yenです｡海老をミンチ状にしたすり身が結構使われており干し貝柱の隠し味も感じます｡下味がしっかり付けられており調味料は何も使わずとも美味しくいただけました｡そして『野菜炒め』は糵(ﾓﾔｼ)､甘藍(ｷｬﾍﾞﾂ)､玉葱(ﾀﾏﾈｷﾞ)､青椒(ﾋﾟｰﾏﾝ)､人参(ﾆﾝｼﾞﾝ)､木耳(ｷｸﾗｹﾞ)に細切りにされた『叉焼(ﾁｬｰｼｭｰ)』で作られたもので味わいはしっかりめ｡高温で一気に炒められたソレは野菜のシャキシャキ感がしっかりと残されています｡ごはんの友としても酒のアテとしても楽しめる味付が施されていました｡この二品で業務用の食材に頼らずしっかりと手作りされていることが伝わってきました｡焼売と野菜炒めは『いわての自園自醸ワイン』紫波産の『リースリング･リオン』と『ロゼ』のグラスワインとともに味わいました｡そしてメニューには載ってはおりませんでしたが､店主のSpécialitéの『牡蠣のオイスターソース炒め』を追加オーダーさせていただきました｡新型コロナウイルスの影響で現在メニューを絞っての営業をされて居られるとのことでしたが此のSpécialitéの『牡蠣のオイスターソース炒め』がとても美味しいという情報を事前に得ての訪問でしたゆえ店主にお願いして特別に作っていただいたソレは大粒の『牡蠣(ｶｷ)』に片栗粉(ｶﾀｸﾘｺ)を纏わせ軽く油通ししたものと玉葱(ﾀﾏﾈｷﾞ)､青椒(ﾋﾟｰﾏﾝ)､筍(ﾀｹﾉｺ)を胡麻油(ｺﾞﾏｱﾌﾞﾗ)で揚げ焼き状にしたものを『蠔油(ｵｲｽﾀｰｿｰｽ)』と醤油で味を調えられたもので1人前に『牡蠣(ｶｷ)』が8個も使われておりました｡隠し味に使われた大蒜(ﾆﾝﾆｸ)と生姜(ｼｮｳｶﾞ)の香味が食欲中枢を猛烈に刺激します｡これは此処での必食の一品かと思われます｡『いわての自園自醸ワイン』紫波産のメルローのグラスワインとのマリアージュもなかなかのものでした｡そして締めに『ジャコとレタスのチャーハン』をいただきました｡具材には『ちりめんじゃこ』と生菜(ﾚﾀｽ)と玉子(ﾀﾏｺﾞ)と白葱(ｼﾛﾈｷﾞ)を使ったシンプルな炒飯で仕上げに黒胡麻を散りばめ供されました｡シャキシャキとした生菜(ﾚﾀｽ)とカリカリの『ちりめんじゃこ』の食感のアクセントが生命線であるシンプルな炒飯はつきだしで供された浅漬と合わせていただくことでブラスαの味となりました｡何とか炒飯を完食し､お腹をパンパンにして店を後にした訳でありますが今回いただいた料理はいづれも手を抜かずに作られたものである事は皿を見れば一目瞭然｡中でもメニューには載っていないSpécialitéの『牡蠣のオイスターソース炒め』は白眉の味わいでした｡次回は『麻婆豆腐』等､四川系の辛い物をいただきに再訪させていただきます｡