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076-231-1007
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蒼ざめたオレを見よ♪ 香林坊の古びたビルの3階にある純喫茶♪
ホットレモンティー 450円 (2018.3)
メニュー① (2018.3)
メニュー② (2018.3)
左の席が五木寛之氏の座っていた席
店内
ドライフラワーなど
店主が言う「けったいな絵」
奥の席①
奥の席②
手前には黒電話があります
階段で3階へ
アプローチ
外観
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旅浪漫
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店名 |
ローレンス
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店 |
お問い合わせ |
076-231-1007 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
北鉄バス 香林坊バス停下車徒歩2分 野町駅から1,180m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
20席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
1966年5月5日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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青春18きっぷの旅で金沢にやって来た旅浪漫であります。
去年の12月以来の金沢です。
金沢には一度行ってみたい喫茶店があります。
それは、金沢の繁華街 香林坊の古びたビルの3階にある純喫茶ローレンス。
営業時間は午後3時からとかなり遅いので、行けずにいましたが
今回は満を持して電話で営業の確認を取ってからの初訪問です。
階段を上がっていきますが、2階から3階へ行くと雰囲気が変わります。
かなり怪しげな妖気というものが感じられます。
カランコロンとドアを開けるとベルの音が響きます。
店内にはアンニュイな女性店主。 黒い服を着ています。
「あそこの席にこちらを向いて座ってください」と言われタジタジとする旅浪漫。
店内はテーブル席が4卓、奥に2卓ありますが、テーブル席はこれで満席。
メニューをもらいホットレモンティーをオーダー。
「遅いから気長に待ってね。 何でも遅いのよ」
「あなたの座っている隣の椅子は五木寛之先生が座っていた席よ」という店主。
ローレンスは1966年5月に店主の両親が開業。
東京から金沢に移り住んだ五木寛之氏は
ここローレンスに頻繁に通い、同じ席で原稿を書くことが多かったそうで
当時1杯100円の珈琲を注文して5~6時間は滞在していたようです。
1967年に小説「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞を受賞した一報は
ローレンスの黒電話に届き、店にいた五木氏に知らされたそうです。
店内はドライフラワーや自作の絵、オブジェなどがいたるところに置かれています。
色褪せた壁に合わせる為に華やかな花ではなく枯れた花を飾っているんだそう。
「身体のことを第一に考えて店を開けているのよ。身体の中はボロボロだから」
午後3時に開店するのは身体の調子がいい時、開店が午後4時になることもあると
言います。 見かけは若いようですが、70歳近いというから驚きました。
BGMはクラシック音楽。 レコードをかけているので音が途切れることもあります。
400cc入っているという大きなカップの紅茶に先にレモンを搾ってくれていて、
厚切りのレモンの輪切りがソーサーに添えられています。
源氏パイとつまみ種のお菓子が付いてきました。 これでごまかしているのと店主。
紅茶をいただいてみますが、ちゃんと美味しい紅茶です。
人気があるようで、若いカップルたちが何組か訪れています。
しかし満席で断られる人もいます。 個性的過ぎる純喫茶です。
「けったいな絵の奥にも部屋があるのよ」
奥には金沢美術工芸大学を出た女性店主が描く鉛筆画が飾られています。
けったいな絵といいますが、なかなかどうして、手の込んだ絵です。
その奥に隠れ家のような半個室のテーブル席が2卓あります。
カップルやグループ客でも楽しめそうな感じですね。
初めて訪れましたが、純喫茶ローレンスよりも女性店主のほうが印象に残りました。
金沢に行った時にタイミングが合えばもう一度行ってみたいです。
ごちそうさんでした。