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馬橋で40年以上続く老舗イタリアン。
イベリコサラミと茄子のマスカルポーネ 味噌ソースパスタ(単体)
イベリコサラミと茄子のマスカルポーネ 味噌ソースパスタ
サラダ
コーヒー
卓上
カトラリー
テーブル席
店内の様子1
店内の様子2
入口
店舗へと上がる階段
外観
立て看板
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H.M.スカイ
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店名 |
勘久狼
|
---|---|
ジャンル | レストラン、焼酎バー、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
047-344-9717 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR常磐線馬橋駅西口徒歩1分 馬橋駅から148m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済可 |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 目の前にコインパーキングがあります。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | 日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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久々に馬橋駅前の「勘久狼」へ。
前回はもう何年も前のことになるけど、なんとなくネガティブなイメージを引きずってて、駅近の好立地ながら足が遠のいてたイタリアン。
12時10分前くらいに到着。
店舗のある2階まで階段を上がると、途中で「Since 1980」の文字が目に入り、40年以上の老舗であることがわかる。
正当派の洋食屋といった趣のドアを開けて中へ。
背中を向けてるママに声をかけると、控えめな声で「どうぞー」と案内される。
先客がいる奥の席は避け、仕切りを隔てた手前のテーブル席に落ち着く。
たしか前回もここに座ったような記憶がある。
各テーブルに灰皿が用意され、うっすらとタバコの匂いがすることから、喫煙可の店であることを再認識する。
「ごめんなさいねー」と、遅ればせながらメニューが差し出される。
新調したてと思しきメニューに改めて目を通すと、全体的に割高な印象。
ラインナップは、一番人気の「明太子と茄子とベーコンのサラダパスタ」をはじめ、パスタが10種類と豊富。
その中で、名前からして気になった「イベリコサラミと茄子のマスカルポーネ 味噌ソースパスタ」(1,300円)に決める。
先客の注文がアルファベットでキッチンに通るのを聞き、それにならって「Fで」と注文。
ドリンクはホットコーヒーを食後に持ってきてもらう。
「はい、はい」と言葉少なに受け答えるママ。
緩急を織り交ぜたジャズが流れる中、広い席でゆったりと待つ。
まずはカトラリーが置かれ、その後5分ほどでサラダが無言で出される。
木製のボウルに盛られた野菜が彩り豊かでおいしそう。
キッチンからはパスタの茹で上がりか何かを知らせるタイマーの音がピピピピと聞こえてくる。
それがやたらと長い。
20秒くらい鳴ったところでようやく止まった。
順々にパスタを仕上げてるようで、先客のパスタが出てきた後、少し間が空く。
結局、待つこと18分ほどで「お待たせしましたー」と配膳。
まずはサラダから。
サラダ菜、ケール、コーン、トマト、にんじんのほか、紫キャベツやセロリも入ってて、彩りは申し分なし。
おろしにんじん入りのオニオンドレッシングもおいしく、サラダとしてのレベルは高い。
パスタは味噌とマスカルポーネが互いに譲り合うようにして強く主張せず、うまくまとまってる。
サラミはちょっと塩気が利きすぎてるのが気になるけど、マスカルポーネがなんとか間を取りもち、事なきを得る。
野菜は何でも合いそうだけど、茄子は食べやすい。
付け合わせのサラダ菜、白髪ネギ、みょうがは味噌ソースだからこそ合う。
パスタの茹で加減は標準的で、安心して食べられる。
食べ終わりが見えてきたころ、ホットコーヒーが運ばれてくる。
「熱いので気をつけてください」という気づかいの言葉とコーヒーフレッシュ、スティックシュガーが添えられる。
パスタを食べ終えたところで、冷めないうちにコーヒーをすする。
コーヒーメーカーで作り置きしたような味わい。
料理の余韻を楽しむようなものではないけど、まあよしとしよう。
コーヒーフレッシュを入れると、少しよくなった。
しばらくすると、店内に漂うたばこの匂いが強くなってくる。
どうやら奥で先客が食後に一服したようだ。
先客に続いて会計へ。
PayPayで金額を入れようとすると、「1,430円でーす」とママ。
あ、これだ。
会計時に税別だと気づくパターン。
前回の訪問時に感じたことが蘇ってきた。
店の落ち度でも何でもないけど、コスパが急降下したように感じられてしまうのが難。
料理はおいしいだけに、いろいろと惜しい。
とはいえ、カジュアルな装いのベテラン夫妻の佇まいや、和洋問わず多彩な酒が並ぶ棚は、多くの常連客の存在を思わせる。
足繁く通えば、もっと魅力を引き出せるかもしれない。
[2024.1.18訪問]