鈴なり星

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2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

狭衣物語56・斎院と弘徽殿、榊と桜を和歌に託して

さて、今上に入内してめでたく懐妊した弘徽殿女御(女一の宮)は、11月に行われる新嘗祭の神事のため、宮中を退出することとなった。里邸は親代わりの堀川邸である。斎院の任を賜り邸を去った源氏の宮が暮らしていた部屋に移ったが、大殿が心を込めて女御に…

新種生物電気ネズミとの遭遇 その2

「…頭中将どの。何か視線を感じませぬか」「え?」急に話を振られてトリップから現実に引き戻される斉信。「何かって…い、いやだなあ綱どの!カンベンしてください、私で遊ぶのはナシですよ」「シッ騒ぎ立ててはいけません。何かがこちらの様子を伺っている…

新種生物電気ネズミとの遭遇 その1

鞍馬の森は、いつも不気味な霊気に満ちている。どこの深山もそうであるが、特にこの鞍馬山は、たとえ陽の照りつける夏の昼下がりであっても、一歩足を踏み入れれば、うっそうたる樹木に空は見えなくなるほどの薄暗さだ。ましてや今は晩秋。ひんやりと神秘的…