Mac用Logic Proユーザガイド
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Mac用Logic ProのSample Alchemyのソース
Sample Alchemyのサウンド生成モジュールは「ソース」と呼ばれます。1つのプリセットで4つの独立したソース(「A」、「B」、「C」、「D」)を使用でき、ソースごとに使用できるコントロールはすべて同じです。
ソースコンポーネントを表示するには、「A」、「B」、「C」、または「D」ボタンをクリックして、編集するソースを選択します。一部のパラメータはグローバルに、またはソースごとに設定できます。グローバルパラメータは、個々のソース設定よりも優先します。
各ソースに含まれるコンポーネントは、ソースモジュール、合成モジュール、フィルタモジュールの3つで表示されます。

「ソース」ボタン: ソースのオン/オフを切り替えます。オンのとき、ソースは1つのサウンド生成モジュールになり、「A」、「B」、「C」、または「D」というラベルの付いたハンドルとして波形に配置されます。
「Sample Lock」ボタン: プリセットを変更するときに現在のサンプルが変更されないようにするには、カギのアイコンをクリックします。
「Sample」ポップアップメニュー: 新しいサンプルを読み込んだり、Finderで現在のサンプルを表示したりします。
ソースハンドル: 「A」、「B」、「C」、「D」のいずれかのハンドルをクリックして、サンプルプレビューを聴きます。左右にドラッグして再生位置を調整し、上下にドラッグしてソースモジュールの最初のパラメータを調整します。Motionモードではハンドルの動きを記録できます。Mac用Logic ProのSample AlchemyのMotionモードを参照してください。
「Mixer」ボタン: 「Mixer」パネルの表示/非表示を切り替えます。Mixerでは各ソースのボリュームを調整できます。
Mixerのスライダ: 各ソースのボリュームを調整します。ドットは調整中のソースを表します。
ソースモジュール: 選択したソースのパラメータを表示します。このモードで使用できる最初のパラメータは、選択した再生モードによって変化します。例えば、「Classic」モードではサウンドの再生速度を制御し、「Loop」モードではループ速度を制御できます。この列のほかのパラメータでは、各ソースのパンニングとチューニングを設定できます。
ソースポップアップメニュー: 編集したいソース(「A」/「B」/「C」/「D」)を選択するか、「Select All」を選択してすべてのソースを編集します。
合成モジュール: 異なる合成方式をベースにした複数のソース生成モードを使用できます。ここではソースごとに合成モードを設定できます。Sample Alchemyの合成モードを参照してください。
フィルタモジュール: フィルタが含まれています。ここでは、フィルタをソースごとに設定することも、グローバルに設定することもできます。Sample Alchemyのフィルタを参照してください。
ソースモジュールのパラメータ
「Playback Speed」ノブ: サンプルのサンプル再生速度を設定します。速度値を低くすると、徐々に持続的に変化するテクスチャを作成できます。
「Playback Speed Sync」ボタン: オンにすると、再生速度がプロジェクトのテンポと同期します。オフにすると、再生速度を自由に設定できます。このボタンは、読み込んだサンプルにテンポ情報が含まれているときのみアクティブになります。
「Loop Speed」ノブ: 開始点と終了点の間のサンプルループ速度を設定します。
「Loop Speed Sync」ボタン: オンにすると、ループの速度がプロジェクトのテンポと同期します。オフにすると、ループの速度を自由に設定できます。このボタンは、読み込んだサンプルにテンポ情報が含まれているときのみアクティブになります。
「Scrub Jitter」ノブ: ジッター操作の深度を設定します。
「Bow Rate」ノブ: 弓の動きの速度を設定します。
「Bow Rate Sync」ボタン: オンにすると、Hzではなく、テンポに同期した音価単位で速度を設定します。オフにすると、弓の速度を自由に設定できます。
「Arp Rate」ノブ: アルペジエータステップの長さを設定します。アルペジエータがプロジェクトのテンポと同期し、「Rate」は全音符(1)から32分音符まで設定されます。
「Pan」ノブ: ステレオフィールド内でのソース出力の位置を設定します。
「Tune Coarse」ノブ: 選択したソースを半音単位でチューニングします。
「Tune Fine」ノブ: 選択したソースのピッチをセント単位でチューニングします。
Sample Alchemyでソースをオンにする
ソースをオンにするには、ソースボタン(「A」/「B」/「C」/「D」)をクリックします。
Sample Alchemyでソースをオフにする
強調表示されているソースボタン(「A」/「B」/「C」/「D」)をクリックするとソースがオフになります。
Sample Alchemyでソースを1つ選択する
ソースを1つ選択するには、ソースハンドル(「A」/「B」/「C」/「D」)をクリックします。
Sample Alchemyで複数のソースを選択する
Sample Alchemyの左下のソースメニューをクリックしてから、「Select All」を選択します。
Sample Alchemyでソースをミックスする
Sample Alchemyの左上の「Mixer」ボタンをクリックしてから、ボリュームレベルを上下にドラッグします。