Mac用Logic Proユーザガイド
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Mac用Logic Proの空間オーディオモニタリング
空間オーディオモニタリングプラグインを使って、Apple Rendererのバイノーラルフォーマットで、または空間オーディオに対応したコンピュータの内蔵スピーカーで、サラウンドミックスを確認できます。
注記: 「空間オーディオモニタリング」プラグインを使用するには、macOS Monterey 12.3以降がインストールされている必要があります。Apple Renderer (Head Tracking)モニタリングフォーマットには、Appleシリコン搭載のMacコンピュータが必要です。

このプラグインを挿入するには、サラウンドマスターチャンネルストリップのオーディオエフェクトスロットをクリックしてから、プラグインのポップアップメニューで「イメージング」>「空間オーディオモニタリング」と選択します。サラウンドマスターチャンネルにほかにもプラグインがある場合は、空間オーディオモニタリングプラグインを、空になっている最後のオーディオエフェクトスロットに挿入します。
「モニタリングフォーマット」ポップアップメニューで以下のいずれかのフォーマットを選択します:
「モニタリングフォーマット」ポップアップメニュー: オプションを選択し、バイノーラルフォーマットを使ってヘッドフォンで、または空間オーディオに対応したコンピュータの内蔵スピーカーで、サラウンドミックスをモニタリングします。
Apple Renderer (Standard Spatial Audio Profile): ヘッドフォンを仮想化します。Apple Musicで、ヘッドフォンでの再生用にバイノーラル空間オーディオミックスをレンダリングするために使用されます。
Apple Renderer (Personalized Spatial Audio Profile): このヘッドフォンの仮想化では、ヘッドフォンでの臨場感のあるサウンド体験を最適化するために、パーソナライズされた空間オーディオが使用されます。
このオプションを使うには、まずiPhone(TrueDepthカメラが搭載されているiOS 16以降)でパーソナライズされた空間オーディオプロファイルを作成する必要があります。そのあと、任意のMac(macOS 13 Ventura以降)にApple IDでサインインすると、パーソナライズされた空間オーディオが自動的にオンになります。
Apple Renderer (Head Tracking, Standard Spatial Audio Profile): Apple Musicで、ヘッドトラッキング対応のAppleヘッドフォンでの再生用にバイノーラル空間オーディオミックスをレンダリングするために使用されます。このフォーマットはヘッドトラッキング対応のヘッドフォンまたはイヤーバッドが出力デバイスとして選択されている場合にのみ使用できます。このフォーマットでバウンドする場合は、ヘッドトラッキングがオフになります。
Bluetoothが有効になっているヘッドフォンまたはイヤーバッドで頭の動きがレンダラに送信されると、リアルタイムで3Dの音場がアップデートされるため、ヘッドフォンで聴く場合は装着者の頭の動きにかかわらずすべての信号が仮想の位置に保たれます。
Apple Renderer (Head Tracking, Personalized Spatial Audio Profile): このオプションでは、ヘッドトラッキングが有効なApple Rendererアルゴリズムが使用され、パーソナライズされた空間オーディオで最適化されます。
Renderer for Built-in Speakers: このフォーマットは、内蔵スピーカーでの空間オーディオ再生に対応したコンピュータでLogic Proを使用していて、Logic Proの設定でそれらのスピーカーが出力デバイスとして選択されている場合にのみ使用できます。