“本当に頭のいい人“が必ずやっている「正しい努力の仕方」4選|成績が伸びない理由は努力の質だった

明るいオフィスの窓辺で、若い同僚たちがコーヒーを手に笑顔で話している様子

プロジェクトで失敗した。学んだスキルを活かせなかった。振り返ってみたら思ったほど成長していないことに気づいた……。ひたすら頑張って自己研鑽したはずなのに! このようなことがある人は、努力の仕方がよくないのかもしれません。

では、どのような努力をすれば効率よく勉強の成果が出せるのか。超難関大学に合格し、いまもなお活躍を続けるエリートたちは、その答えを知っています。

この記事では、本当に頭のいい人々が勉強でしている、成果につながる正しい努力の仕方を紹介していきます。

1. 具体的な目的意識をもつ

偏差値35から東大合格を果たし、現役東大生でありながら教育事業支援などを手がけ株式会社カルペ・ディエム代表も務める西岡壱誠氏は、頭のいい人は勉強の目的が具体的だと言います。西岡氏自身、一生懸命勉強しても成績が上がらなかった頃の自分と、東大合格につながるような勉強をしていた頃の自分とでは、「目的意識」に差があったのだとか。

たとえば、単に「数学の勉強をしよう」「問題集をやろう」としか考えていない場合、目的は具体的になっていません。西岡氏いわく、こういう意識では絶対に成績は上がらないとのこと。「なんとなく、やった気になってしまう」からです。

一方、「数学のこの問題集を、○ページから×ページまでやろう」という具合に目的をはっきりさせると、実際にそれの達成に向けて勉強することになります。当然、そのぶん成果にもつながるというわけです。

つまり、目的地を明確に定めれば、目的達成には何が必要か、自分に足りないものは何かがはっきりします。そのため、最短ルートで結果につなげることができるのです。

スキルアップに取り組む際には、ただなんとなく始めるのではなく、何をどのくらい、どのように勉強するのかを具体的に決めてから着手しましょう。目的があるからこそ、結果が出るのです。

頭のいい人が勉強でしている、正しい努力の仕方02

2. 勉強の記録を毎日つける

京大に首席で合格し、現在はオンライン個別指導塾を運営する株式会社 i Motivations代表の粂原圭太郎氏によると、頭のいい人たちは「勉強するなかでできたこと」を毎日記録して自己分析するのだそう。

記録をして自己分析すると、自分の理解度や進み具合が客観的にわかるため、成果を出すためにこれから何をすればいいのか、おのずと見えてくると言います。また、勉強したその日のうちに記録すれば、「今日はこれだけ頑張れた」という達成感が得られ、勉強に没頭しやすくなるのだとか。

記録の方法は簡単。毎日「教材名・ページ・学習時間」を手帳やノートに書き、習熟度を◯△✕の三段階でつけるだけでよいのだそうです。さらに、できなかった問題をその場でさらっと解き直せば、「できた!」という感覚がつかめて、より達成感につながると言います。

ノートや手帳を胸の前で抱えて持つ学生の上半身の様子。淡い緑色の服と背景が柔らかい雰囲気をつくっている

3. 資料はサラサラと何度も読む

ビジネスのために購入した参考書や教本。時間をかけて一度読みきったものの、しばらく経つと内容を忘れてしまい、もう一度最初から読み直す……。頭のいい人は、そんな非効率な勉強はしません。彼らは、1冊の本を繰り返し何度も読み、徹底的に理解を深めているのです。

東大法学部を首席で卒業した弁護士の山口真由氏は、同じ本を7回読むという独自の勉強法で結果を出してきたと話します。1回1回をしっかり読もうとするのではなく、サラサラと複数回読み流すことがポイントなのだとか。

サラサラ読むのにかかる時間は1回あたり30分 ~ 1時間程度なので、忙しい人にも向いていると山口氏。

加えて山口氏は、「集中しなきゃ……」という固定観念は捨て、もっと気楽に勉強を行なってもいいのです。

頭のいい人が勉強でしている、正しい努力の仕方04

4. 五感を使って暗記する

余計な刺激を遮断して、無機質な部屋にこもってとにかく勉強に集中しようとするのは、じつは非効率的な勉強法。頭のいい人たちは、効率よく記憶するために、五感を刺激しながら勉強しているのです。

受験生専門の心療内科、本郷赤門前クリニック院長の吉田たかよし氏によると、屋外で得られるような音やにおい、光や風といった五感への刺激には、脳内のネットワークを強化し、記憶力や思考力を高める効果があるそうです。ときには、花畑や林がある公園で散歩をしてみましょう。花の香りや、風で木々がなびく音が嗅覚や聴覚を刺激し、記憶力を高めてくれるはずです。

五感を刺激する方法には、上記のほかに音読があります。東北大学加齢医学研究所教授の川島隆太氏によれば、音読には「見る・聞く・話す」の3つの行動がともなうため、大脳の広い範囲が活性化するのだそう。さらに、音読直後の記憶の容量が20 ~ 30%も増えることが明らかになっていると言います。

デスクにこもってひたすら黙読するだけでは、いくらがむしゃらに勉強しても記憶には残りにくいのです。あなたももっと五感を刺激してはいかがでしょうか。

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本当に頭のいい人たちは、やるべきことを明確にしているほか、モチベーションを上げるための工夫をし、学習効率を高めていることがわかりました。これが、勉強における「正しい努力の仕方」なのでしょう。

ご自身に合った方法を取り入れて、がむしゃらで効率の悪い勉強から脱する第一歩を踏み出してください。

【ライタープロフィール】
STUDY HACKER 編集部

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