岩石のつぶやき

タロット、ルーン、数秘術

タロットデッキ紹介 妖しさとユーモアの「タロット・マドーニ」

ここ3か月間、タロットの物語を紡いだ「今月のメッセージ」という形式で投稿していました。今月は夏休み中で予定も詰まり気味のためお休みし、お気に入りのデッキ紹介をしようと思います。

 

「Tarot MADDONNI」タロット・マドーニ(マドンニ)

アンティークショップのSNSで見かけて一目惚れした、お気に入りの一品。

1981年フランスの画家シルビア・マドンニによるタロット。現在絶版でアンティーク品として高値がついているようで、運よく手に入れることができたのは深い縁があるに違いないと思っている大好きなデッキです。マルセイユタロットの構成で、8番が正義、11番が力となっています。

独特の表情の人々や風景を、繊細な線とカラフルでありながら淡い雰囲気をもった色彩で描いています。

このあたりのカードは不安を感じずにいられない、うすら怖いモチーフで、開封して出てきたときは「ひっ!」と声が出たりもしました。でも眺めているとどこかユーモラスにも見えてきます。

左から「死神」「運命の輪」「恋人」なのですが、

死神はこんなに大量にバラバラにしたのを山積みにして再生もへったくれも無いし(集めて巨大な人間に生まれ変わらせる系の話ならそれはそれで)、恋人たちもみんな目が虚ろすぎるし(でもキュービッドはかわいい)、運命の輪に至っては輪のどこに回っても疲れ切ったおじさん(おばさんも?)の生首に出会うだけだし、こんなにうろんなホラー要素ではリーディングするには気が散ります。

うろんな、といえばエドワード・ゴーリーの「うろんな客」で初めて知った言葉ですが、まさにこの絵柄はゴーリーの妖しくとぼけた線によく似ています。ゴーリーのタロットも存在するようなので、近いうちに手に入れたいと考えています。

 

そんなあっさりしたホラー感のあるこのマドーニの世界ですが、解説もネガティブです。付属のブックレットは英語とフランス語のみであり、どちらも読めない私はグーグルに頼らざるを得ないのですが、解説自体がまた独特で、この訳が正しいのかおかしいのかわかりません。その上で、「あらゆる障害を引き起こす悪いカード」などはっきり悪いと書かれているものが多くあります。しかしそれでいて例えば上記の「死神」などは、恐ろしいものではなく病気の終焉をあらわし、精神的な進化を迎えるものであると前向きな記載です。

また具体的な病名を指摘する記載も多く見られます。「吊るされた男」には、腎臓と膀胱のトラブルがあると書かれています。ある相談者さんの鑑定でこのカードが重要な場所に出ており、少し気になったのでその点をそのまま伝えたところ、なんと昔腎臓の病気をしており、実は最近また気になる症状が出てきているのを後回しにしていた、と言うことでした。このデッキ、妙にピッタリ当ててくることがよくあるのです。

もう一つ、他のカードとの組み合わせにより意味が変わってくるのもこのデッキの大きな特徴です。とくにヌーメラルカードやコートカードはスプレッドの他の場所に特定のカードがあれば、悪い意味が正反対になることもあるようです。むしろ単体ではネガティブ要素のみで救いがないカードが多いので、1枚引きには向かないかもしれません。

解説に従って読むならば以上の強い癖と付き合っていく必要がありそうですが、気が合えば強力なメッセージを見せてくれるデッキだなというのが、個人的感想です。

ヌーメラルカードはこんな感じで、それぞれのエレメントがどーんとひとつ描かれており、数は数字で判断します。

 

コートカードの中で、いや、すべてのカードの中で一番よく現れる因縁の男を最後に紹介します。

彼、ソードペイジ(ジャック)です。とくに最初の頃はイヤになるほど彼ばっかり出てきて、ちょっとうんざりしていました。生まれつきの嘘つきで恩知らずとして有名なこの人を信用してはいけないと書かれてあるような人物です。「世界」が近くに出てくれば、彼を簡単に追い払えるそうですが、そうでなければ彼がいるメリットが見いだせません。でも、やたらと出るので愛着すら湧いて、最近は彼が現れるとほっとする気持ちすらあるのは良くない気もします。

彼のことも、他のカードたちも、理解して深く付き合っていくにはもう少し経験が必要かなと思いながら、手に取るのをやめられないとても魅力的なデッキです。

タロットで占う7月のメッセージ AB型のあなたへ

北欧の民話、風景、神話を描いた「ヨン・バウエル・タロット」を使い、7月の運勢を物語とともに、血液型ごとに読み解きます。 

「ソードナイト・カップ8・塔/アドバイスルーン:ウィルド」 

  

 

 

カードの物語 

老王の命を受け、若き王子は一人の司祭のもとへ赴きました。異国の神を語り国中にその教えを広めている司祭を異端として排除し、古き神々の信仰を守るため、王は息子に制圧を命じたのです。王子は司祭を捕らえ、その神が唯一の真なる神である証を立てるよう命じました。大きな鉄塊を熱し「この灼熱の鉄を素手で運ぶことができたなら、それが真の神の力と認める」と告げます。司祭は祈りを捧げ、両手でその鉄を抱え歩きましたが、手には傷一つありません。その光景を目にした瞬間、王子の中で何かが崩れ、何かが芽生えました。常々感じていた父王の支配と古い秩序への違和感が、目の前で示された「新たな神の力」によって確信へと変わったのです。 

洗礼を受け新たな信仰を選んだ息子を認めることはなく、父王は彼を異端者として粛清を命じました。王子はそれを退け、新しい神を象徴とする新しい時代の王として即位します。そして誰もがもう役割を終えたと思われた父王、そして古き神々との共存の世界を模索することを決意しました。ここに、炎ではなく光によって人々を導く、まだ誰も見たことのない国が生まれたのです。 

  • 状況

思いついたことをどんどん実行していく勢いがあります。勢いだけではなく、ちゃんと心の中で段取りを決めていて着実にやるべきことをこなしていきますが、知性をもって的確に切り開いていくやり方は、時に支配的に偏ります。独りよがりな考え方で何かを傷つけてはいないでしょうか。決めた段取りを一度真っ新にするタイミングを、どこかで入れてみてください。 

  • 仕事・学びなど

 主流、王道から離れて、想像の斜め上を行くことで新たな境地へ進んでいきます。こだわっていた仕事に諦めがつき、全く違った方法を選んでいくのかもしれません。闇雲ではなく計画的でスピーディに進めていける時期ですが、それがそのまま成功に直結しない場合もあります。 

思い通りに結果を出せなかったり、読みが外れて失敗に終わったりという経験が、今は必要なのかもしれません。そこを乗り越えた先に新しい道が用意されているように見えます。 

  • 人間関係、恋愛など

争いやいさかい事が多くなるかもしれません。原因となる邪魔ものを取り除くために動かざるを得ない様子があります。必要が無いと判断したら切り捨てていける勢いのある時なので、人間関係においては特に大きな変化がありそうです。そして一旦は周りに誰もいない、という状況に陥るかもしれませんが、それは必要なひとつの過程だと割り切ってください。 

必要な人とそうでない人との見極めはきちんとできているはずです。やけくそになって誰彼構わず否定的に接するようなことはせずに、冷静に行動していれば間違うことはありません。そしてまた、崩れた後は、新しい形を築いていくのが自然な流れであることも忘れないでください。 

  • アドバイスルーンのメッセージは「未知の運命」

何もない、無を表すブランクルーンのメッセージは無限大です。何にでもなれるのです。今月のカード展開を見ると、いったん白紙になる、失う物があるような流れですが、その後には自由が待っています。行動次第で、素晴らしい結果を得ることができます。大きなチャンスをしっかりつかんでください。 

タロットで占う7月のメッセージ B型のあなたへ

北欧の民話、風景、神話を描いた「ヨン・バウエル・タロット」を使い、7月の運勢を物語とともに、血液型ごとに読み解きます。

カップナイト・ワンドナイト・ワンド10/アドバイスルーン:ダエグ」 

  

 

カードの物語 

 空想の世界に浸り、自分の世界の中で毎日をふわふわと生きる少年は、領地を継ぐことをのらりくらりとかわしていたが、両親を説き伏せて騎士団に入団することを条件に旅立った。家を出たは良いものの、騎士団生活にも全く気が乗らない少年の前に、不思議な小人が現れる。空想好きの少年は、子供の頃から親しんでいた妖精の物語に描かれた小人に出会えたと喜び、すぐに仲良くなる。小人は少年にそっと付き添い、入団試験に様々なアドバイスと助けをくれる。その後も小人の働きにより、思わぬ実力を発揮し戦果を挙げ、その功績により特権を与えられるようになる。自分の力だけでのし上がったと思いあがるようになった頃、小人は姿を消し、彼の華々しい活躍も影をひそめてしまう。 

自分の傲慢さに気付き、小人を探しに森の中へ入りさまよい続け、何年も経ったとき、すべてを失った少年を助けたのはあの不思議な小人と、そのたくさんの仲間たちだった。少年はそこで、やっと自分のいるべき場所を見つけたと知る。妖精と家族同様に暮らす珍しい人間として彼らに受け入れられ、ひっそりと楽しい日々を過ごすのだった。 

 

 

  • 状況

毎日の生活に不満は無いけれど、代わり映えしない日々にふと、情熱的な空想を抱くことがあります。時折訪れる心配事などは、心の余裕と仲間の協力を支えにして解決でき、問題は無いようです。でも今求めるのは、そんな安定感を超えた、広く大きな世界のようです。そうして自分の心に正直に理想の世界へ足を踏み入れ、想像力を創造力に変えていく力もしっかり持っています。しかし一方で、抱いた夢の中にのめり込みすぎないよう、地に足のついたものにしていくことを忘れないでください。 

  • 仕事・学びなど

 繊細でいて前向きなイマジネーションが浮かびやすく、その上冒険心とチャレンジ精神も発揮されるときです。決まりきったやり方に囚われず、目標としていた仕事などにチャンスが訪れたなら、逃さず掴んで大胆に取り組んでください。多少の失敗やつまずきも、今は気になりません。疲れるまで止まらずに進めるエネルギーを持っていますが、勢いよく行き過ぎて突然スタミナ切れにならないように、ペース配分には気を付けてください。 

  • 人間関係、恋愛など

周囲の人間関係が飽和状態のようです。人との交流をキャパオーバーに感じてしまうかもしれません。友人の間を取り持つために気を回したり、職場の上下関係のいざこざに振り回されたり、恋人との付き合いにも負担を感じてくるなど、先が見えない疲労感を持つことがあれば、それは自分の役割では無いと割り切ってステージを降りてみてください。関係を断ったり、別れたりするのが難しければ、客観的な視点から自分を見つめ直して他人事として考えてみるなど、エネルギーを少しでも節約してみてください。自分で思っているより大きな負担になっている可能性があります。 

  • アドバイスルーンのメッセージは「一日」

ダエグは日常を絶え間なく、滞りなく、淡々とこなしていきます。今月は行動あるのみの勢いのカードと、それによって負担を抱えてしまうカードが並びました。進めるときに進むことは否定されていませんが、それはあくまで日々の生活の中でできる範囲でと言われています。きちんと寝てきちんと食べる。地に足を着け、当たり前のことを忘れずに、一歩ずつ無理なく進んでください。 

タロットで占う7月のメッセージ O型のあなたへ

北欧の民話、風景、神話を描いた「ヨン・バウエル・タロット」とルーンを使い、7月の運勢を物語とともに、血液型ごとに読み解きます。

 

「ソード6・カップ7・ペンタクル9/アドバイスルーン:ソーン」 

  

 

 

◎カードの物語 

 小さな村に住む心優しい少女は、家族や村の人々からも愛され何不自由なく暮らしていましたが、いつも何かが足りないように感じていました。そんなある日、不思議な夢を見ます。3人の妖精と出会い、「夢の庭」と呼ばれる美しい庭への鍵を託される夢です。目を覚まして鍵を探しに森へ出かけた少女は、果たして美しい妖精に出会いますが、夢で見た妖精とは違い、本当の姿は醜く私欲にまみれた魔女だったのです。魔女は、自分を妖精だと思い込んでいる少女をこき使い、少女から聞き出した幸運をもたらすという庭の鍵に目を付け、横取りしようと企みます。 

魔女に痛めつけられてきた森の動物たちは、傷ついた仲間を介抱してくれた優しい少女を助けるため、力を合わせて魔女の本性を暴き、少女を逃がします。同時に魔女にかけられていた魔法も解けました。動物たちは魔女の呪いによって姿を変えられていた、夢の庭の番人だったのです。元の姿に戻った番人たちは彼女を夢の庭へ案内しますが、放置されていた為すっかり荒れ果てていました。少女は、村の人たちと協力して庭の修復と手入れに力を注ぎ、美しく蘇らせます。そしてこの庭の主となり、人々の憩いの場所として開放することで、彼女の村にも永遠の幸運が約束されたのでした。 

 

●状況 

目標を達成し、必要なものも揃い、満たされた状態の中であともう少し足りないものが見えてきます。不満があるのではなく、余裕があるからこそ湧き上がる欲求のようなものです。その欲求はそのままにはしておけず、達成するべく実際に動き出します。 

今取り組んでいることは、何のためなのか?続けることで何をして何を得るのか、その答えそのものを探しにいくのかもしれません。 

●仕事・学びなど 

 自分のしていることに正しい注意を向けてください。こんなにうまい話はあるわけがない、思わぬ罠があるのではないか、などと心配事に心を割かれているようです。しかし、危険だと思い込んでチャンスを逃しているのかもしれません。慎重さは必要ですが、正しい成功は手に届くところにあります。まとったトゲで良いものも悪いものも全てを拒絶してはいないでしょうか。今見えているものから、一度目を逸らしてみることも必要です。 

●人間関係、恋愛など 

自信に溢れ、可能性を秘めたあなたは多くの人の注目を集めます。しかし今は、自分のための時間を優先したいときかもしれません。守るべきところは守りつつ、自由なふるまいが近寄りがたい孤高の雰囲気を醸し、かえって好印象を与えることもあります。より自分らしくあることが、あなた自身を一つ上のレベルへ導くきっかけにもなり得ます。 

●アドバイスルーンのメッセージは「警戒、いばらの道」 

「ソーン」は、古くは呪のルーンと恐れられた暗く強い力を持ちます。攻撃的なようでありながら、根底にある恐れを克服するための守りの力を意味します。今月はあなた自身が、そんな「他を寄せ付けないオーラ」を放っているようです。その大きな力を良くも悪くもどう活かしていくのか、状況をしっかり見極めてうまく使い分けてみてください。 

タロットで占う7月のメッセージ A型のあなたへ

北欧の民話、風景、神話を描いた「ヨン・バウエル・タロット」を使い、7月の運勢を物語とともに、血液型ごとに読み解きます。

「運命の輪・月・ペンタクル1/アドバイスルーン:ニイド」 

  

 

カードの物語 

森の奥深くにひっそりと身を潜める隠者がおりました。日々修行に励み「悟り」だの「真理」だのに夢中なある日、自身の孤独にふと気づき、心の拠りどころとなる伴侶を持とうと決意します。 

 そこで森に住む妖精の小人たちを集め、魔法の言葉で理想の花嫁を見つけてくるよう命じました。気まぐれで悪戯好きな彼らでしたが、ご褒美に目がくらみ、森の隅々を巡って様々な娘たちを連れてきます。けれど、隠者の理想はあまりにも高く、誰ひとりとして彼の心を動かす者はいませんでした。 

そんな中、お城の窮屈な生活に嫌気がさした姫君が、こっそり逃げ出し森をさまよっていたところで小人の少年に出くわします。彼女こそ隠者の理想にピッタリと、少年は手柄を独り占めするべく張り切ります。ところが、姫に仕える賢い愛馬が危険を察し、見事な機転で姫を逃します。事の成り行きに気付かない小人の少年は、得意満面で姫のいない馬だけを隠者のもとに連れ帰りました。こうして、成功目前に思われた花嫁探しは、あっけなく夢と散ったのでした。 

  • 状況

動くべきときは動き、動いてはいけないときは動けない、という状態が自然にあるようです。失敗するかもしれないけれど頑張ってみよう、という挑戦は今はお勧めしません。ちょっと無理かもしれないと思うなら、それは今するべきことではありません。適切なタイミングは必ずやってきますが、今月は準備期間と捉えたほうが良さそうです。理想に向けた自分のポジションや役割を、改めて確認してみるのもよいでしょう。 

  • 仕事・学びなど

 表面だけを見て判断せず、その裏に隠れている本当を見つめてください。分かりにくいものや隠されているものに気付く、直感力のようなものが冴えているときです。 

また、あなたが心から求めているものを「無理に」抑えてしまうのも少し勿体ないようです。無理に押し通して挑戦するのが良くないのと同様に、やらないと気持ちがうずうずすることを我慢するのも良くありません。行動しないことに違和感を覚えるならば「動くべき」時だと判断してみてください。やってみて、何か突っかかるようならストップすればよいのです。 

  • 人間関係、恋愛など

人付き合いにおいても、良い相手を見つけるアンテナが生かされ、新しい出会いがありそうです。恋愛の相手というよりは、仕事上の繋がりやご近所付き合いなど、ビジネスや生活感のある関係に近いようですが、そこから恋愛関係に発展する要素も大いにあります。出会った人たちとの関係は、なあなあにせずしっかり育んでいきましょう。 

ただ、ここでもやはりぐいぐい行くのではなく、必要に応じた誠実な態度を心がけるスタンスを大切にしてください。 

  • アドバイスルーンのメッセージは「忍耐」

満たされないと感じて、中途半端にやる気を出したり物足りなさを感じる時期かもしれません。今はその中途半端な感情を抑えて熟成させるようにと言われています。待っているしかなくても、今はそれで良いのです。よし!と確信できる時まで待ちましょう。 

タロットで占う6月のメッセージ 数秘9のあなたへ

北欧神話をモチーフにした「ルーニック・タロット」とルーンを使い、6月の運勢を物語とともに、数秘術の誕生数(バース・ナンバー)ごとに読み解きます。 

誕生数の出し方は、こちらの記事で説明しておりますのでご参照ください。 

stoneak.hatenablog.com

「ワンド5・シールド9・シールド7/アドバイスルーン:エオロー」 

  

 

◎カードの物語 

 史上最悪の暴君と呼ばれた王が死んだ。忘れ形見の娘は父亡き後、刑に処されるところを逃げ延び、男装のバイキングとしてしぶとくも生き抜く。そして父と共に葬られた呪いの魔剣の存在を知り、墓を掘り出し、炎に守られたその剣を手に入れた。無敵の武器を弄び、善事よりも悪事をなし、バイキングの首領の座を奪って海を飛び回った。暴君の魂をそっくり受け継いだ荒々しい気質の彼女も、心優しい王と出会い、結婚して母となる。 

穏やかな父と激しい母との間に生まれた息子は、その血の逃れられない運命に悩み翻弄される。母から受け継いだ魔性の剣を使うことに葛藤しながらも、同時にその剣がもたらしてきた一族の栄誉を捨て去ることもできないまま、戦いにのめり込み、王の座を受け継ぐ。多くの人の血と孤独な苦しみを吸いながら、魔剣は彼の名を名君として世に轟かせていくのだった。 

  

  • 状況

 ざわざわした忙しさに翻弄されて気持ちが落ち着かない時です。いざこざがあっても身内同士では協力して乗り越え絆が深まりますが、その外側との関係ではひと悶着あるかもしれません。 

勢いがあり、前向きなやる気にも満ちていますが、それが上滑りして暴走しがちな面もあります。自分の立ち位置をわきまえて、ぶれない態度で対処していけば大きな問題になることはなさそうです。勝ち負けや、結果がどうであっても今の状況を正しい結果として突き進んでください。 

  • 仕事・学びなど

 仕事や学業は順調で、最終的には自分のやりたいことに集中できるでしょう。実力に余裕があり、評価や信頼も得られる時です。冷静に自分の仕事をこなしてください。周囲の環境がざわついていても、あなたはあなたのやるべきことをやり、その上で周りに手の足りていない仕事があれば力を貸してください。 

困難に突き当たったと感じても、愚直に前向きに、奇をてらわず取り組むことで、協力者を得ることも可能です。 

  • 人間関係、恋愛など

人との関係は充実しており、困った時は支え合える仲間も多くいます。それでいて、どこか油断できないと立ち止まって様子を見ているような時期です。人付き合いが増えて少し疲れてしまうのかもしれません。自然と良い仲間と繋がっていける時なので、深入りして細やかな関係を優先することにこだわらず、広く浅くいろいろな人たちの中で落ち着く場所を探してみてください。 

  • アドバイスルーンのメッセージは「防御、仲間」

ヘラジカの角を表すエオローは、オス同士が戦ったり天敵から身を守ったりする武器となります。また、シカは群をなし協力して助け合います。1対1ではなく、多くの仲間の中でお互いに巻き込み合いながら成長し、だからこそ時に孤独に向き合わざるを得ないタイミングも訪れます。必要な人とは縁が繋がり、そうでない人とは自然と離れる傾向もあります。急いだり焦ったりすることなく、自分の場所でしっかり立っていることが良い結果を招くでしょう。 

タロットで占う6月のメッセージ 数秘8のあなたへ

北欧神話をモチーフにした「ルーニック・タロット」とルーンを使い、6月の運勢を物語とともに、数秘術の誕生数(バース・ナンバー)ごとに読み解きます。 

誕生数の出し方は、こちらの記事で説明しておりますのでご参照ください。 

stoneak.hatenablog.com

「ワンド9・シールド5・恋人/アドバイスルーン:ケン」 

  

 

◎カードの物語 

司教の職を辞し、禁じられた秘教の歴史書を密かに編纂することを決めた老人。手始めに古い占いで行先を決め、枝の網目に示された方向へと旅を始めます。神聖なイチイの木で特別に作った松明を持ち、自身の足元と世の中を照らしながら歩いていきます。道中で、戦に敗れて視力を失い動けなくなった兵士と出会いました。孤独と戦っていたかつての自分を投影した老人は、彼に松明を託しました。 

決して松明の炎を絶やしてはいけないとだけ告げられ、兵士はその火を頼りに帰途を歩みます。この不思議な火は男の目となり、彼の行くべき先へ導いてくれるのでした。そして、金の果実を守る一人の少女の元へたどり着きます。代々伝わる魔法の力が消え、金の実が枯れ果て途方に暮れていた彼女を憐れに思い、彼はその魔法の樹に松明の火を捧げました。聖なる火の力により、金の果実の樹は蘇り、その果実を口にした彼の視力も戻ります。同時に、兵士と少女は、その神秘の魔法の力以上に輝かしい、お互いの愛を得たのでした。 

  

  • 状況

積み上げてきた努力や経験を、責任の重さや困難を背負わされていると感じる機会が多いかもしれません。あなたが培った立場や人生への敬意を、諦めたり捨てたりするのではなく、重荷だけを降して、軽やかに次へ進む時期と考えてみましょう。抱えるものが多くなると守りに入り、先を照らして見ることが疎かになりがちです。希望が見えればまた力も湧いてくるでしょう。 

家族や友人、同僚などに助けを求めることは、あなたの重荷を降ろすための良い方法です。 

  • 仕事・学びなど

こんなはずじゃなかった!なぜこんな目に合うのか!などと、失敗や困難から逃げ出したくなったなら、目を凝らして隣を見てみてください。困難に出くわしているのはあなただけでは無いはずです。しかし心が穏やかではない時に周りを見ても、自分以外が完璧に輝いて見えてしまうだけです。答えや出口はすぐ近くに、あなたの足元に、小さな石ころのように落ちていることに気付くチャンスを見逃さないでください。 

  • 人間関係、恋愛など

 辛さを感じることの多いときですが、同じ苦難に突き当たっている仲間がいて、相手もあなたを気にかけています。隣で一緒に歩いている人がそうかもしれません。相手の苦しみや問題を知る事で、自分自身の状況が客観的に見えてくることもあるでしょう。自分の内側を照らすのは難しいものです。同じ境遇の仲間を見つけることで、相手に自分が投影されてバランスが整うこともあります。 

そうして新たな視点が開かれることで、楽しい時間も増え、新しい出会いに繋がることも大いにありそうです。 

  • アドバイスルーンのメッセージは「松明」

松明に火を灯しターゲットを照らしてみると、隠れていた細部が照らされ、新しい道が見えるようになります。道が開いて突破口が見えると、やる気が湧き、勇気も出てきます。新しいものを発見するかもしれません。なくしたと思っていたことが、あなたの行動によって現れると告げられています。勇気の一歩を踏み出してください。