宇宙は膨張している
1920年代末、エドウィンハッブルというアメリカの天文学者が、銀河を撮影してその中にある変光星の光度変化に着目して、その銀河までの距離を算出できるようにしました。
分かったことは、銀河内に存在すると思われた「星雲」までの距離は天の川銀河の中に納まらない遠方であり、かつアンドロメダ「星雲」などごくわずかの星雲を除いて地球から遠くに離れ去っていて、遠い星雲ほどその退却速度が速いということを発見。
星雲と見られていたアンドロメダ星雲は、そののちアンドロメダ銀河と呼ばれるようになり、ハッブルの法則(今ではハッブルルメートルの法則と呼ばれている)により、各銀河の退却速度が算出できるようになりました。
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地球から見て、ほぼすべての銀河が離れている,,,ということは
「銀河の集まりの中心に地球がある」と考える人がいるかもしれません,,,私も最初理解できませんでした。
上掲イラストはエッシャーの「立方体による空間分割」という絵です。
一番手前の立方体が地球(あるいは太陽系、天の川銀河)と見立てた時、ハッブルの法則では手前の立方体から出る腕が長さ1伸びると、腕に繋がっている先の棒はさらに長さ1伸びる,,,という具合になります。
この場合、手前の立方体を中心に各方向伸びている(膨張している)とも見えますが、視点を変えて隣の立方体から見ても自分を中心に四方八方に広がっていると見えます。
宇宙は「どこを中心にして」ということではなく、すべての位置ですべての方向に膨張していることを理解するにはよい絵です。
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