かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

【伊奈町立小針中学校の研究発表会(その2)・・・】

一昨日の、伊奈町立小針中学校の研究発表会の続き。

 

授業が終わった後、研究の概要の説明がありました。この研究は、伊奈町教育委員会伊奈町教育研究会委嘱を受けて実施されていることもあって、学校全体で取り組んでいるということ。校長先生が、「『学び合い』をすることで、一斉指導では見られない子供たちの姿、圧倒的な量の会話、学習内容の定着が見られます」、とおっしゃっていました。少なくともこういうビジョンがあるということは、とても大切だなあ・・・とつくづく思いました。『学び合い』を通して、「主体的・対話的で深い学びに取り組む」ということなんですね。その後研究主任のお話を聞きながら、今までの流れが理解できました。今後どのようになっていくのか、気になりました。

 

 その後は、西川先生の講演です。内容は、「なぜ『学び合い』なのか」ということをテーマに話が進みました。先生ご自身の経験を赤裸々にお話しされました。「子どもたちに幸せを与えることができるのが教員である」「小中学校区で人との関り方を学び、多様で多数のネットワークをつくること」という、メッセージが自分としては改めて受け取りました。やはり、ライブでの伝わり方は違いますね。

他にも、〇素晴らしい先輩との出会い〇学校を卒業してもその子の人生は続く〇誰一人見捨てない〇子育ては以前は、投資だった〇西川先生の夢 など・・・。私は西川先生と同じ経験はできませんが、そのエキスは吸収しようと思いました。ネタ帳をつくっていたことは初耳だったので新たな発見です。

 

 会が終わり、帰りの電車の中で、今回の授業参観を振り返ってみました。特に、集団のうごきを俯瞰する練習をしてみました。そのために、最初は、キーになるだろうなぁと思う生徒を追っかけてみました。その生徒は、中学3年生でいろいろなグループに行くので、それを見て気づいて動く生徒が数名いました。中学2年3年生は、昨年度も『学び合い』をやっているので、動きがはやかったですね。

 中学1年生は、最初は自分たちだけで解決しようとしていましたが、中々うまくいかず、上級生が関わりに来てくれました。そして、しばらくして1年生のある生徒が「説明するよ。こっちきて。」と声をだして集団に話しかけました。そこでまた集団が変わりました。もちろん、全ての生徒がこのように動いていたとは思いませんが、集団が色々と変化する姿を見ることができました。こりゃビックリです。

 また、上級生が下級生に「どうやって教えたら分かりやすいだろうか」という会話をしていたり、「中学1年生の内容の復習にもなるね」という会話も聞こえたりして、上級生は上級生なりに縦の関係を考えながら動いている・・・、ホントに、部活動といった感じを受けました。

 

 一方、自分の授業のやり方についても、客観的に振り返ることができました。課題の達成を意識してしまい過ぎていて、他の人との対話を重視していないことに気づきました。「2人以上に説明をする」ということを、軽視していました。もちろん、自分が取り組んでいることで、やっぱいこれでいいんだ・・・と確認もできたところもあります。

 

 そんなこんなで、ちょっとした小旅行でしたが、なんだか気持ちが整理されたというか、前向きになりました。やはり、適切な刺激は必要ですね。さらに、3学年の合同『学び合い』はやってみる価値があるなぁと、新たな企みを考えました。その段取りを考えていこうとも思いました。

 ありがとうございました。