
SIMカード(Subscriber Identity Module Card)とは、スマートフォンで音声通話やデータ通信を行うために必要な小型のICカードです。
契約者情報(電話番号や契約プラン)が記録されており、このカードをスマホに挿すことで初めて「通信できる状態」になります。
何のために必要?SIMカードが使われる3つの場面
1. 新しいスマートフォンを使い始めるとき
スマホ本体を購入しただけでは、電話もネットも使えません。通信事業者(キャリアや格安SIM)と契約して、SIMカードを挿して初めて使えるようになります。
家電量販店やオンラインでSIMフリー端末を購入した場合も、別途SIMカードの契約が必要です。
2. 格安SIMへ乗り換えるとき
大手キャリア(docomo、au、SoftBank)から格安SIMへ乗り換える際、新しいSIMカードが郵送されてきます。
届いたSIMカードを端末に挿し、APN設定を行うことで、新しい回線で通信できるようになります。
3. 機種変更するとき
機種変更の際、古い端末からSIMカードを抜いて新しい端末に挿し替えるだけで、そのまま使い続けられます(SIMサイズが同じ場合)。
ただし、SIMサイズが異なる場合(標準SIM→nano SIMなど)は、SIMカードの交換または再発行が必要です。
よくある失敗(初心者がハマるポイント)
❌ 失敗1:SIMカードのサイズが合わない
SIMカードには「標準SIM」「micro SIM」「nano SIM」の3種類のサイズがあります。
現在のスマートフォンのほとんどは「nano SIM」ですが、古い端末や一部機種では異なるサイズが必要です。
契約前に、お使いの端末がどのSIMサイズに対応しているかを必ず確認しましょう。多くの格安SIMでは「マルチSIM(3サイズ対応)」を提供しています。
❌ 失敗2:SIMカードを取り出すピンを紛失
SIMカードを挿し替える際、SIMトレイを取り出すための専用ピン(SIMピン)が必要です。
紛失した場合は、クリップや安全ピンで代用できますが、無理に押し込むと端末が故障する可能性があるため注意が必要です。
❌ 失敗3:SIMロック解除を忘れた
大手キャリアで購入したスマホには「SIMロック」がかかっている場合があります。
SIMロックがかかったままだと、他社のSIMカードを挿しても通信できません。格安SIMへ乗り換える前に、必ず「SIMロック解除」の手続きを済ませておきましょう(2021年10月以降発売の端末は原則SIMフリー)。
SIMカードとeSIMの違い(比較表)
| 項目 | SIMカード(物理SIM) | eSIM |
|---|---|---|
| 形状 | 物理的なICカード | 端末内蔵(デジタル) |
| 挿し替え | 可能 | 不可(再発行が必要) |
| 開通までの時間 | 数日(郵送) | 即日(数分) |
| 紛失リスク | あり | なし |
| 対応端末 | ほぼ全機種 | 限定的(対応端末のみ) |
| 機種変更 | SIMを挿し替えるだけ | 再発行が必要 |
どちらも一長一短があり、使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。
関連用語
SIMカードを理解したら、次はこれらの用語もチェックしておくとスムーズです。
- eSIMとは? - 物理SIM不要の次世代SIM
- デュアルSIMとは? - 1台で2つのSIMを使う方法
- APNとは? - SIMカード挿入後に必要な設定
- MVNOとは?/MNOとは? - SIMカードを提供する事業者の種類
次にやること
格安SIMへの乗り換えを検討している方は、以下の記事もご覧ください。
- 格安SIMへの乗り換え完全ガイド ※準備中
まとめ
- SIMカードは「契約者情報が記録された小型ICカード」
- スマホで通話・通信するために必須
- サイズは3種類(現在の主流はnano SIM)
- SIMロック解除が必要な場合がある(2021年10月以前の端末)
- 機種変更時は挿し替えるだけで使える(サイズが同じ場合)
関連記事 - 格安SIM・SIM/eSIM・APN用語集 - eSIMとは?物理SIMカード不要で即日開通できる次世代SIM - APNとは?格安SIMで必ず必要になる設定
【更新日】2026年1月5日
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