sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて 冷たいシャンパンと 届いた本と手紙に気持ちが緩む、 感じ

ジジイ

 

タイ人12歳少女が母親に売られて、日本で性的サービスを含む接客をさせられ、2ヶ月で60人ほどの客を取らされたという話が話題になっている。

母親も店の人間も客の男たちもみんな鬼畜だというのは、誰もが思うだろうけど、同時にわたしはこの報道の言葉にも憤りを感じる。

「働かされていた」「性的サービスを含む接客」ってどの新聞もこの表現で書かれてるようだけど、なんやねんその書き方なんやねん!

接客なんかじゃなく、性的暴行を受け続けていた、毎日陵辱され続けた、ってことでしょ。いわゆるレイプの定義に当てはまる行為があったかどうかはこの表現ではわからないけど、12歳の子供だよ。子供が違法マッサージ店で大人の見知らぬ男たちに毎日性的マッサージをさせられ続けていたってだけでもレイプと言っていいんじゃない?それを「性的サービスを含む接客」って、何そのゆるーい言い方。

痴漢や他の性暴力を「いたずら」と生ぬるい言葉で言ったり(最近はさすがにもう少しはっきりした言葉が使われるようになったみたいだけど)、日本が性暴力に対して甘すぎることの責任の一つはこういう報道の言葉の軽さ薄さにもあるのでは、と腹が立つ。

 

はるか遠い昔の学生時代、わたしはセーラー服で電車通学だったけど、大体座れる電車に乗っていたのでそんなに痴漢に遭ったことはなかった。とはいえ、座っている前に立ってる男にコートの前を開けて見せられたことはある。学校に着くとスカートに精液がついてたこともある。それでも「ほとんど痴漢にあってない」レベルなんですよ、これでも。

大人になってからは通勤電車に乗らない生活が多かったからか、やはり痴漢にはあまり遭遇しなかったけどそれでも露出系はたまにあった。
たとえば大阪市立美術館ミケランジェロを見て目も心も洗われたあと、横の公園の入り口で仁王立ちしてるジジイ(言葉が悪くてすみませんが痴漢にはジジイで良い!)がいて前が全開でした。呆然としたあと、目が腐る!せっかくのミケランジェロに泥より汚いものを塗られた…と怒りが込み上げたけど、ジジイを罵倒する余裕はなかった(危ないしね…

またある時は自転車に乗ってて、止まってる車を追い越した時に何か声をかけられたので自転車を止めて振り返ったら、車の脇に露出ジジイが立っていたことも。仕事へ向かってたのだけど、その日は1日ずっと気持ち悪かった。キモー!ちょん切るぞジジイ!と叫べばよかったとあとで思うけど予期してないときはショックでそれどころじゃなくて何も言えない。

ついこの前の5月には痴漢ではなかったかもしれないけど、家のそば、マンションから歩道に出た時、青い大きなトラックが車道に止めてあって、トラックと歩道の間にはツツジの植え込みがあり、トラックとツツジの間にジジイがいた。向こうから車道のトラック、ジジイ、ツツジ、歩道の順番ね。ジジイはこちら(歩道側)を向いて立っていた。わたしはそのツツジの手前で左へ曲がったのだけど、なんかジジイがこちらを見てるし、ジジイの顔から視線を落とすとツツジ植え込みの途切れたところから、露出しているものが見えた。

キモっ!きたなっ!!!


トラックの車体に会社名があった気がするからに電話してクレームつけようかと思ったけど、振り返ったらまたジジイが見えてしまう。絶対もう見たくない。
そのまま逃げるように離れた。もしかしたら痴漢ではなく立ったまま用を足していたのかもしれないけど、わざわざツツジの隙間でこっちに見えるところでやらないよね?


このときは少し気持ちに余裕があったので、罵倒なり注意なりしたくてたまらなかったのだけど、とにかくもう目に入れたくなかった。目が腐る。腐るべきはジジイの方なのに。
本当に嫌な気分。見せられただけでも目が腐りそうになるんだから、触られたり、何かかけられたりした時の被害がどれだけひどいかもわたしはよく知ってる。

 

多分ほかの女性より痴漢体験は少ないほうだと思うけど、それでこれです。

12歳の少女の悲惨な体験に比べたらなんでもないことかもしれないけど、やっぱりあまりにひどすぎませんか、この国の男たちの性暴力。このジジイたち(ワカモノでも性暴力加害者はジジイでいい)。

美しい日本を守りたいとか、移民が怖いとかいう人たちは、まず日本のこういうジジイたちをなんとかしてください。