sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて 冷たいシャンパンと 届いた本と手紙に気持ちが緩む、 感じ

芸術、とか

ベルナール・ビュッフェ

いただいたチケットで、昔は黒い輪郭線の尖った感じがコントラスト強すぎに感じて好きでなかったビュッフェを見に行ったら、今見るとそんなに嫌いじゃなくなってた。 なんかもっと怖い感じがしてたんだけど、全然怖くはないね。 自分のスタイルをどんどん変…

ちいさくまとまる

これは昔、子供の絵の教室をしていた時に、わたしのキーホルダーを描いた作品。一番熱心にごりごり描いてた3年生の絵です。どんな子でも丁寧に描くと、必ずいい絵にできるんだけど、この丁寧に描くということが小さい子にはむずかしいみたいなのです。 子供…

言葉の自動販売機

前に「詩の自動販売機」について書いた。今見ると十年前ですね。 smallthings.hatenablog.com 行動が遅いけど十年単位で見るとなんとかやり終えてるという、諦めが悪いというかしつこいというかしぶといわたしは、結局これも十年目にやり遂げたのでした。こ…

ネオ狂言

1年ちょっと前に見た、ネオ狂言?赤塚不二夫?イタリア仮面劇? 一体何かよくわからないままお誘いを受けて見に行ったけど、 どう言うものなのかのお話のあと、前半は古典の狂言で「茸(くさびら)」。 これはとても賑やかな話ですごく楽しくカラフルな狂言…

東洋陶磁美術館「中国陶磁・至宝の競艶」

というわけで、こちらがおなじみの行きつけの国宝さんになります。笑 国宝 油滴天目茶碗、いつ見ても美しくかわいい。 かなり工夫を凝らした展示で、ガラス張りの真ん中、鏡の上にあってとても見やすいのです。 さて、今やってるのは大阪市・上海市友好都市…

東洋陶磁美術館のカフェ

この美術館のことはすでに何度も書いてるのだけど 「行きつけの国宝」と呼べるものが欲しかった時に うちから近いところには大きな美術館はなくて好みの国宝が見当たらず 結局ここの2代スターの国宝が、わたしの行きつけの国宝ということになるのかな。 11月…

年パス

2つの予定の間に1時間強の余裕があって、淀屋橋のあたりにいたので 大好きな東洋陶磁美術館にでもいくかと思ったのですが、 前回からてんじが変わってるのに1時間くらいしか見られないのはもったいない気がして そうだ、年間パスポートというのがあったでは…

アンドリュー・ワイエス展

大山崎山荘美術館へワイエスを見に。 この美術館はいつ行っても素晴らしく、コレクション展のモネの部屋も、 バーナード・リーチも河井寛次郎も場所と作品がこの上なく合っていて相変わらず良い。 でもワイエスの作品は水彩画とデッサン中心で、テンペラは1…

国立国際美術館で梅津庸一

チケットを友達にもらったので、この作家をよく知らなかったのだけど見てきました。 中之島の国立国際美術館や中之島美術館、東洋陶磁美術館などは、梅田からは結構行きにくい。 歩くとまあまあな距離だし、地下鉄にひと駅乗っても乗り換えなどで結構歩く。 …

中之島美術館で塩田千春

2008年に中之島の国立国際美術館で→塩田千春「精神の呼吸」展を見たのは ここにも書いたし、ずっと印象に残っていて、 2020年に岸和田に来ると聞いてトークを聴きに行ったのもここに書いた。 →塩田千春 in 岸和田 そして今2024年に、中之島美術館の展示「つ…

藤田美術館(後編:茶話会)

さて、藤田美術館で国宝曜変天目茶碗を堪能し、声の良い学芸員さんのお話も楽しんで 展示室を出たらそこはまた素敵な景色が。 綺麗なお庭に囲まれた小さな部屋から外に出てみたけど暑すぎてうろうろするのは無理か。 お庭を横目に入り口のロビーの方へ。 ガ…

藤田美術館(前編:曜変天目茶碗)

先日、東洋陶磁美術館のスター、国宝油滴天目茶碗をじっくり見てきたので、 続いて藤田美術館のスター国宝、曜変天目茶碗を。 東洋陶磁のは何度も見てるけど、藤田美術館のスターは初めて見たのでとても面白かった。 油滴は、細かく油が飛び散っているような…

油滴天目(東洋陶磁美術館)

東洋陶磁美術館と安宅コレクションの話を7月に書いたけど 数年休んでリニューアルしたのがこの春で、数年ぶりに行ってきた。 何度も来ていた美術館なのにどの辺が新しくなってるのかよくわからなかったけど(記憶力…)、 入口すぐの二階に上がる階段は大きく…

安宅コレクション(東洋陶磁美術館)

この春リニューアルした東洋陶磁美術館のカタログのような本(写真右側)を時々眺めるんだけど、 この美術館の作品紹介に丁度いいサイズで印刷も良くてすごく素敵な本です。 その本の巻頭の対談で、ここの収蔵品は安宅コレクションと呼ばれたもので、 安宅産…

言葉でできている

ネットで流れてきたある外国のアーティストの作品に目が止まった。 肌の上に一面に小さな文字で何かが書かれてるものだ。 日本の人なら耳なし芳一の話を思い浮かべるだろう。 >自分の言葉が自分の皮膚に現れるとしたら、 >何を言うかもっと慎重になる? >…

福田平八郎とモネ

大阪の中之島美術館での展示を二つ見た。福田平八郎とモネ。 元日本画学生なので福田平八郎はどこかで展示があるたびに何度も見てきたけど、 今回初めて見たものもいくつかあって、図録買わない派なのに買ってしまった。 天才である。好き。 鮎の鱗を数える…

去年見た李禹煥展のこと

去年、兵庫県立美術館で見た李禹煥展のことを、下書きのまますっかり忘れてて まだアップしてなかったことに気づいたので、少し書き直してアップしておく。 同じ頃に見た中之島の大きな美術館二つ分の→「具体」展には暴れん坊な勢いと覇気の瑞々しさがあって…

「味わう舞台vol.5」

毎年聴いてる林英世さんの朗読の舞台。 伊丹のお食事のできる店(カフェやレストランやお寿司屋さんやうどん屋さんやいろいろ)で まずお食事をしてから、朗読や一人芝居やダンスなどのパフォーマンスを楽しむという企画で 今までいろんなパフォーマーの方が…

豊田市美術館でリヒター:後編

今回の展示の目玉に関しては美術館のサイトより→ >4点の巨大な抽象画からなる作品、《ビルケナウ》(2014年)。本展では、絵画と全く同寸の4点の複製写真と大きな横長の鏡の作品(グレイの鏡)などを伴って展示されます。見た目は抽象絵画ですが、その下層…

豊田市美術館でリヒター:前編

写真の関係で知り合った友達が、運転するのでレンタカーで美術館に行こうと誘われて 以前も三重のギャラリーに行ったことがありましたが 今回は豊田市美術館に初めて行きました。 その友達の他にもうひとり知り合いと、初めての方と4人で出発。 思ったより遠…

アンディ・ウォーホルなど

写真の仲間達と京都の美術館にときどき行きます。 面白そうな展示のある時に、各自勝手に見て 集合時間におちあって、ご飯を食べながら展示や美術や写真の話をする不定期の会。 前に藤田嗣治などを見たけど、今回はアンディ・ウォーホル。 京都って、古いも…

「具体」展

2022年には大きな美術館の展示を続けていくつか見ました。 大阪、京都、愛知… 半年も経ってるけど記録用に写真を貼っておきます。 最近は写真OKの展示が増えましたね。 大阪で見たのは「具体」展。 「具体」は阪神間ではわりと身近で、現代アートに興味のな…

「カレーと村民」

戦争や国家というおおきな物語の中の繊細で複雑なものを、 小さな村の小さな話として見せるというのは中々難しいものです。 この大阪の端の吹田の家の軒先から世界を、時代を見せるというのはすごく壮大なことで、 それにこの舞台で果敢に取り組んでいるのは…

百鉢展

百の鉢ではなく、煩悩の数だけ、108の鉢展。 2020年に見た展示ですが、ちょっと思い出したのでメモとして書いておく。 108は手に負える数でもあって、小さい美術館ならではの気楽に楽しめる展示でした。 展示のボリュームはわたしには大事で、多すぎると手に…

がまくんとかえるくん

圧倒的な優しさだった。 市立伊丹ミュージアムの「アーノルド・ローベル展」(5月でした。今頃書いてるけど) がまくんとかえるくんの絵本はうちにも、英語版があって 誰でも知ってる有名な絵本作家ですが、その原画などのほかに それとは違う黒白のスタイリ…

友達の作品のコーナー

友達のイラストレーターの方が、仕事の絵ではなく創作活動で描かれた絵の 個展をするようになって2、3年。 ご夫婦でイラストレーターの仕事をされてますが、 それまでもグループ展や、ご夫婦での2人展をされてて 次は個展をやってくださいと言ったら半年後く…

芸術家の娘

李禹煥の作品がこの→リンクの展示の後、兵庫県の県立美術館にも来る。 世界的に有名な芸術家で、彼の作品は昔から好きなんだけど、 30年以上前にソウルに留学してたとき、彼の娘と同級生だったことがありました。 ソウルのとある大学に留学生向けの学部があ…

歌舞伎に出てくるお化け

日々の出来事に全然追いつけない。 とりあえず、直近の昨日の話を。 最高気温が36度だった日、一度行ったことのある伊丹の蕎麦屋に神戸の友達と行きました。 そこで、知り合いの絵画作品の展示があるというので行ったけど お蕎麦屋さんなので作品をギャラリ…

「夜のことば」vol.7

美術家でダンサーの升田学さんがデュオのダンスカンパニー、セレノグラフィカの おふたりと続けているパフォーマンス作品を初めて見ました。 升田さんは維新派にいたダンサーですが針金のアートもされていて、 宝塚の人なので地元繋がりで何年も前からたまに…

薪能と山本能楽堂

10月入ったばかりの頃、街で翌日にある池田城跡での薪能のチラシを見かけて まだチケットあるか電話して予約して行ってきました。 電車に乗らずに歩いて行ったら結構汗をかいたのに 開始時間30分前から急に夕立が降り出して20分ほど降り続け 着物でこられて…