出典:ドラゴンボール

悟空が物語の主人公として「全編通して高いレベルでの活躍」をしている傍ら、全体からすると微妙にヘタレている時期があったりして常時の安定感には欠ける印象はあります。しかしいざという場面における瞬間最大風速の高さでは悟空をも凌駕する魅力を放つため、そのギャップを含めて大好きなキャラがこの悟飯。何よりセル編クライマックスにおける「次世代主人公の覚醒」とも言うべきシーンは圧倒的なカッコ良さを誇り、あの時の超2悟飯は超3悟空やベジットをも凌ぎドラゴンボールという作品全体の中でも最高の形態だと思うほど。また原作における単体最強キャラであるアルティメット悟飯もかなり好きで、超サイヤ人を超越したからこその黒髪という設定は多大な浪漫に溢れていました。もっともアル飯に関してはセルを倒した超2とは違い、満を持して登場した割にはロクな活躍ができずブウの強化素材と化したところが玉にキズではありますが…w

しかし実のところ、私が「最も好きな悟飯」は本編の時間軸に存在する超2やアルティメットではありません。私的なNo.1はメインストーリーから外れた絶望のトランクス時空に登場する青年悟飯…いわゆる未来悟飯です。彼はその境遇、性格、戦闘スタイル、そして散り様に至るまで完璧過ぎる造形だと思っており、DB全体の中でもトップクラスの思い入れを抱く存在だったりします。

そもそもDBはシェンロンの願いによって肉体の欠損、時には死亡すらも「軽い」雰囲気で描写されることもある作品。だからこそ未来の世界線における二度と治ることのない隻腕と、皆殺しにされ生き返らない仲間達といった状況は本編とのギャップもあって絶望感が凄まじく、あまりにも強烈なインパクトを受けました。希望の灯が消えかけた世界において父親や師匠を喪ったことで生来の甘さが消え、たった一人で人造人間に立ち向かっていく悟飯の勇姿は悲壮ながらも最高に凛々しく魅力的。この外伝に関しては原作漫画で描かれたものだけでなくTVスペシャルにおける改変も非常に秀逸で、特にトランクスが超サイヤ人に覚醒する流れは原作よりもTV版の方が好きだったりします。
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