
わうわうさんでいろいろと映画を観たので、備忘録として。
(1)ムーンライト・ホテル殺人事件(2024)
有名弁護士が不倫のために泊まったホテルの部屋で男が殺されていて…そこから始まるドタバタサスペンス&コメディー。
タイトルが殺人事件、となっているけれど、誰も死なない(盛大なネタバレ)。
なんだろうか、舞台風、というか三谷幸喜風な映画でした。
いろんな立場の人がいっぱいでてきて、いろんな思惑で動いているんだけど全然かみ合っていなくてさあ大変、みたいなところが。
そして探偵助手役のズオ・リンフォンさんがまあ…神木隆之介さんじゃん…これ神木さんじゃん…てなった。登場シーン二度見した。
おもしろかったか、と言われると私的にはもう少し笑いが欲しかったな、とちょっと物足りない感じです。でも良い映画。なんたって誰も死なない(笑)。
(2)トイレット(2010)
日本人である母の死。残されたのは大学生の妹、ピアニストだったがあることが原因で引きこもってしまっている兄、ロボットオタクの自分、そして亡くなる直前に母が日本から呼び寄せた、英語の話せない祖母…。
もたいさんじゃん!おばあちゃん、もたいまさこさんじゃん!てなった。
何か大変なことが起こるわけではないけれど、静かに時が過ぎる映画だった。
(3)百日紅~Miss Hokusai~(2015)
葛飾北斎の娘、お栄が主人公のちょっと不思議がからんでくる物語。
あの杉浦日向子さんのマンガが原作、のアニメ。
そのため、江戸の町人文化がそこここに描かれていて大変良い空気が流れている。
アニメもすごく丁寧に作られていて大満足。
(4)四月物語(1998)
北海道から大学進学で故郷を出てきた女性の、上京からの1~3か月くらいを描く。
すごく丁寧に作られているし、映像にこだわって作られているのがわかる映画だったように思う。どこを切り取ってもちゃんと絵になる感じ。
大学進学で家を出た女性はいろいろ思うところがあるのではと思う。
私も進学で家を出た人間だが、仕送りが少なくて、かなりつましい生活をしていたため、全部は重ならないけれど、他者との距離の取り方だったり、突然の自由に戸惑ったりと共感できることが多すぎた。かなり昔の映画なので、住んでいるアパートに電話があるんだけれど、今それはスマホに成り代わって、同じ現象が起きているだろうなと思った。頻繁にかかってきたりうっかり長電話とかは、最初の半年くらいまでだと思うんだー。
これからどんどん東京になじんでいくであろう、大学1年生の女性の感じが大変好感が持てた。
蛇足だけど、主演の松たか子さんが北海道から出てきた設定にしてはメイクが洗練され過ぎていることがちょっと気になったくらい(←気になった)。
でもちっとも色褪せない、素敵にハッピーな映画だった。あっ、岩井俊二監督かー。わかるわかる。
最後の方に出てくるちょっと壊れた赤い傘がソール・ライターの写真みたいだった。
好き。
以上です!映画はいいな!