2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

姉妹の絆は、いつしか支配になり

真夏日という言葉を忘れるほど猛暑日だらけの今年の8月、島岡美延です。なお40度超えの予想も。 明日からは9月、そんな名前をつけられた姉妹の物語。映画『九月と七月の姉妹(9月5日公開)』をご紹介します。原題は『September Says』、互いの境目がわからな…

映画界の闇、声をあげた女優は

猛暑のまま終わりそうな8月、島岡美延です。「秋のメニュー」の広告にもまだピンとこない暑さ。 昨日は戦争の傷はいつまでの消えない、という物語、今日は現代まで続くトラウマについて。映画『タンゴの後で(9月5日公開)』をご紹介します。巨匠ベルナルド…

戦後の長崎、移住先のイギリス

ロシアのウクライナへの大規模攻撃やまず、島岡美延です。EU代表部事務所にも被害があり、平和に向かう人々の努力を破壊するすべてのものに「NO」と言いたい。 これもまた、戦争の被害、戦争が終わってからもずっと続く記憶の物語。映画『遠い山なみの光(9…

カンヌで作品展、いま、鳩居堂で

雲が広がる空で、猛暑日からは解放されそう、島岡美延です。 昨日の銀座も暑かった・・・。仕事の前に、鳩居堂画廊で行われている『中山秀征書道展』(~31日)へ。芸能生活40年、タレントの彼が、書道をしていることを全く知らなかったのですが、これがいい…

あの生物も眠っていたとは

東京は連続猛暑日の記録を更新しそう、島岡美延です。 熱帯夜の日々、ちゃんと眠れていますか?「眠り」に関して、何かヒントがほしいと図書館で予約していた、金谷啓之著『睡眠の起源』(講談社現代新書)を読みました。眠れる具体策というより20代の著者が…

中学生のリアル、子どもでも大人でもなく

新学期が始まった子どもたちもまずは熱中症対策、島岡美延です。 長い休みの間に何を経験し、どう変わったか。映画『嬉々な生活(29日公開)』をご紹介します。昨日のラジオに谷口慈彦監督が登場。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024で審査員特別賞とSKIPシテ…

選べる、ということのありがたさ

8月最終週も猛暑日予想が続きそう、島岡美延です。 80年前の8月は、戦争はいつ終わるかわからず、終わったはずなのに戦いや困難が続いていたこと、あらためて心に刻まねば。 戦時中の写真、ポスター、絵画、ラジオ。それによって作られた「国民のムード、意…

日本人の中東ジャーナリストが見たのは

「未来志向の協力を」と握手した日韓の首脳、島岡美延です。未来を見据えるためにも、過去に起きたことを知り、語り継がなくては。 この問題はどこまで遡ればいいのか、そして解決の糸口は? 映画『壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記(30日公開)…

田舎町の高校生、不器用で痛い青春

夏休みが終わりに近づいても、夏の暑さはまだ終わりそうになく、島岡美延です。 この夏、どんな経験をしましたか? それは人生を左右するほどの出来事かもしれません。映画『僕の中に咲く花火(30日公開)』をご紹介します。今週のラジオに25歳の清水友翔監…

ゴリラと歌舞伎の共通点は「間(ま)」

明日は、東京と沖縄の決勝戦となる甲子園、島岡美延です。 試合には必ず勝ち負けがあり、人間は様々な勝ち負けにさらされている? でも「勝たない」ってダメですか、むしろそれこそ大事――。山極寿一著『争いばかりの人間たちへ ゴリラの国から』(毎日新聞出…

九段下で、あの時代を考える

80年前、終戦の日を迎えても人々の苦労はまだまだ終わらなかったあの夏、島岡美延です。 昨日は東京国立近代美術館の企画展で戦前から戦後、美術やメディアはどう人々に働きかけたかを考えてみました。実は竹橋の美術館から、九段下の二つの施設も訪問。 戦…

「戦争」の文字もポスターもない展覧会

外を歩く時間はできるだけ減らしたいと思うほどの猛暑、島岡美延です。 そんな中、東京国立近代美術館の企画展『コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ』(~10月26日)へ。様々な戦後80年の企画展があるけど、これはポスターもチラシもグ…

カラー化された写真と、カラーで撮られた写真

ウクライナの望む形でこの戦争が終わることを祈りたい、島岡美延です。 この3年半、ウクライナの犠牲者は6万~10万人と推計される一方、日本がアメリカと戦争を始めてから3年8カ月で、日本の死者は310万人。この大きすぎる数字を現在に引き寄せてみると、川崎…

戦争体験のある人間国宝、野村万作

今朝の空気はまたお盆前のような暑さ、島岡美延です。 一昨年の夏、これで国立劇場(2023年10月閉場)に来るのは最後か、と出かけたのが『第四回古典芸能を未来へ~至高の芸と継承者~ 狂言三代 野村万作・萬斎・裕基』、当時92歳の人間国宝が息子と孫と立つ…

テレビや新聞に触れない大学生

米ロ首脳が会っても進展なし、島岡美延です。米大統領はウクライナ大統領と会って、何を話すのか。 日本が開戦前に行った〈総力戦研究所〉のシミュレーション、NHKの昨夜のドラマを観ましたが、今夜は後編。研究所の存在を知ったのは朝ドラ『虎に翼』でした…

片足立ちで、ちょっと筋トレ

やはりあの戦争について「反省」は必要、島岡美延です。何があったか知るため、ドラマやドキュメンタリー、録画した映像を見なきゃ。 朝は過ごしやすさも少し感じるお盆の終盤。もっともまだ猛暑日になるところもあり、油断は禁物。さて、今月の姿勢テーマ『…

戦時下の政治家の言葉をたどると

80年前、人々がラジオで玉音放送を聞いた8月15日、島岡美延です。 「大本営発表」による報道を信じ、戦争に負けるなんて口に出せない空気。子どもたちほど「強い軍人さん」を信じた時代。今週読んだのが、保阪正康著『戦時下の政治家は国民に何を語ったか』…

無人戦闘機の操縦で行う戦いとは

お盆に様々聞こえる「お墓問題」、島岡美延です。家族で話題にしていますか? アメリカとロシアの大統領がどんな結論に達するのか見守りたいけど、早く戦争が終わって。これは今の紛争地帯でのリアルかも。映画『ランド・オブ・バッド(15日公開)』をご紹介…

けん玉はKENDAMA、世界トップの少女が主演

各地の豪雨災害の状況に言葉を失うお盆休み、島岡美延です。線状降水帯に襲われる夏、毎年覚悟が必要? 懐かしい顔に久しぶりに会えましたか? 懐かしい遊びが、実は今、世界に拡散。映画『ダマガール(15日公開)』をご紹介します。今週のラジオに清水佳代…

台湾、韓国、日本で撮った若き才能

終戦40年を目前に起きた日航123便墜落、島岡美延です。先日のゲストのリクエストは坂本九「上を向いて歩こう」。520人の犠牲者、その遺族、また「123便に乗るはずだった」と語り始めた東ちづるさん。 どの人生にも本人にしかわからない、悲しみ、怒り、妬み―…

人魚姫が恋したのは普通のサラリーマン

SNSでの誹謗中傷が甲子園辞退につながったのか、島岡美延です。「人命を守ることを最優先した」と語った広陵の校長。困った事案はあったとしても、後味の悪さ。 今日は山の日、全国各地で雨のところが多く山も海もかすみそう。これは海の中に行きたくなる物…

被爆80年、守り抜かれたネガ、動画も

日本列島ほとんど雨の日曜日、島岡美延です。昨日の長崎は雨でした。 先日、今見なくてはと出かけたのが、東京都写真美術館の『被爆80年企画展 ヒロシマ1945』(~17日)。共同通信社元写真調査部長・沼田清氏による「埋もれていた同盟通信の原爆写真 謎に迫…

ほぼ無傷で終戦を迎えた駆逐艦「雪風」とは

80年前、お昼のことを考え始める午前11時2分、長崎で原爆炸裂、島岡美延です。公開中の映画『長崎―閃光の影で―』で描かれたのは、日常が破壊される瞬間から終戦しても果てしなく続いた被爆者看護の日々。 これは、主力として海戦に送り込まれた甲型駆逐艦38…

ビデオへの愛、嘘のようなホントの話

二部制でも暑そうな甲子園、島岡美延です。足をつる高校球児、いずれ、もっと早朝の試合、いや甲子園以外のドーム球場で、なんて時代が来るかも? そんな話はもちろん空想だけど、これは嘘のようなドキュメンタリー。映画『キムズビデオ(8日公開)』をご紹…

平野啓一郎の名作、ミュージカルに

35度に慣れたくはないのに、出かけていく日々、島岡美延です。電車や建物内はかなり強烈な冷房も。ただ、電車のドアが開いたままだとあっという間に生ぬるくなる車内。 この猛暑に開幕したミュージカル『ある男』(~17日)を池袋の東京建物Brillia HALLで観…

太平洋戦争末期の精神病院で

史上初めて戦争に原爆が使われ、広島が被爆地となって80年、島岡美延です。むごすぎる兵器が地上から無くなる日は――。 体験していないことを知るのはエンターテインメントの大きな役割。映画『ハオト(8日公開)』をご紹介します。今週のラジオに監督・脚本…

制服姿の夏の思い出、あなたにも

初めて夕方の開会式となる夏の甲子園、島岡美延です。開幕戦で女子高校生による始球式、というのも史上初。そんな今日の午前中は参議院予算委員会の質疑、これも珍しい8月の光景。各地で40度に迫る、あるいは超える予想、しっかり対策を。 猛暑日までいかな…

ミューザ川崎のパイプオルガン、圧巻

暑さを忘れるパイプオルガンの音色、島岡美延です。 現在開催中『フェスタ サマーミューザKAWASAKI2025』(~11日)では、毎日多彩なプログラムを展開中(本日のNHK交響楽団は完売)。昨夜の『真夏のバッハ Ⅹ 歌とパイプオルガン 祈りの調べ』に出かけました…

人類存続のために恐竜のDNAを採取!?

連日「命に関わる危険な暑さ」の8月、島岡美延です。恐竜がいた時代は、今よりもっと気温が高かったようだけど。 先月オープンしたジャングリア沖縄では、恐竜から逃げるアトラクションが人気。こちらは大スクリーンで楽しみたい迫力。映画『ジュラシック・…

けして、なかったことには出来ない

80年前の出来事を知らない若者たち、島岡美延です。インターンに来た高3生たちに、広島や長崎の原爆の日、終戦記念日を聞いても知らなくてショック。 宮城の人は津波警報への感度が明らかに首都圏とは違い、広島や長崎に縁がある人とない人では、原爆や戦争…