シゲのG'log

"High Speed Boyz“という精神に侵食されています

Rock’n’ Break Beats!!!!!

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GReeeeNの12thアルバム『ロッキンビーツ』の感想です。

 

 

 

M-01『Morning Glory』

ティザー映像で聞き覚えのない曲が流れた時から「たぶんこれがMorning Gloryだな」と分かるくらい爽やかパンクで、 2023年ツアーでは1曲目に披露されてめちゃくちゃ良かったのもあり結構お気に入りの曲です。

歌詞もアツいフレーズが散りばめられていて血管が煮えたぎってます。

GReeeeN版『GOOD MORNING(High Speed Boyz)』だと思ってるので聴いた事ない人は是非一緒に聴いてみてください。

 

 

 

M-02『SONG 4 U』

聴き手側を主軸に仲間との時間や絆に想いを馳せることもできる曲だと思っているんですが、やはりこの曲はGReeeeN4人の歴史を想起しながら聴いちゃいますね。

デビュー当時から、想像を絶する重圧と戦ってきたと思うわけです。

顔を出さないことで心無いことを言われてきたことを我々ファンも見てきました。

それと同時に、歯科医になることができなかったらさらに批判されるという本業での重圧がかかると思うと並の精神力では耐えられないと思います。(当人たちがそう思っていたかは分かりませんが自分ならそう感じてたぶん挫折してると思います)

そういう二重の重圧はデビュー以降、歯科医となった後ものしかかるとなると、途中、心折れそうになることもあると思います。

"ミセナイナミダハ、きっといつか"を歌ってきたように、

「堪えきれないナミダともに流し」

「誰も気づかない心傷があり」

と、様々な痛みを抱え、しかしそれを見せないできたような歌詞がところどころに出てきます。

『SONG 4 U』の"U"は、『U R not alone』でも語られた昨日までの自分たちなんだろうなと思いながら、「これからも続く長い道のり」という先を見続ける4人の背中を見守っていたいです。

 

 

 

M-03『栞』

『街』のアンサーソングとしてファンの間でも大人気の曲ですね。

『ロッキンビーツ』というアルバムタイトルや、M-02の『SONG 4 U』、そしてこの『栞』とこれまでのGReeeeNを立ち止まって振り返るような作りがなされていて、昔からのファンはパッケージの曲順を見るだけで胸がいっぱいになります。

『街』では、

「この空が全て教えて励ましてくれたから」

とありつつも、

「今はまだ大きくて小さなキッカケが見えただけ」

「今はただ恥ずかしてゴメンナサイ」

と、完全にポジティブとはいえない描写がされていますが『栞』では、

「繋がる空に顔をあげたんだ」

「彷徨ったっていつか辿り着こう」

と、窮屈さを感じ自分を見失っていた3年前から

「自分の物語を生きてくんだ」

という決意が見えます。

この2曲を経て導かれるストーリーに胸が締め付けられます。

 

 

 

M-04『Ito』

TOMORROW X TOGETHERに楽曲提供した曲ですね。

『アイノカタチ』でも思ったことなんですが、愛という不可視のものをこれだけ言語化できるGReeeeNはとんでもないなと毎回痛感してしまいます。

Bメロの

「見失うその度に何処かにいるんだと

まだ見ぬ君のこと想っていました」

のところで「あ〜、、針に糸通せなくて指から糸が逃げた時思い出すわ〜、、、」なんて意味不明なことを考えていたところから、

「フタリのイトしさ持ち寄り逢いを縫い合わせて」

というサビでひっくり返りました。

愛しさと糸の掛け合わせはまぁ、分かるんですよ。なんせ奇跡と軌跡を歌ってた方々なので。

愛と出逢いを掛け合わせたどころか、それを糸として縫い合わせるという描写が凄まじい。。

Bメロをもう一度振り返ると、確かにまだ縫われていないことが解ってもう一度ひっくり返りました。

後半の「ほつれて もつれて」も、2人の苦難を超えた先の絆を思わせて情緒ブッチブチです。

 

 

 

M-05『愛し君へ〜ESSENTIAL ver.〜』

原曲の優しくも力強いギターが大好きなんですが、繊細さを表現しているピアノアレンジも素晴らしいですね。

『アナタヘの恋文〜ラブレター〜』とは異なり、よりピアノを活かすためにテンポを落としてるのも一層曲に浸れる演出になっていて、このアルバムの深みが出ていると思います。

ピアノだけじゃなくストリングスも使っているかなと思っていたんですが、まさかのピアノ一本勝負。

言い方が難しいんですが、音数が少ないとその分誤魔化しもきかないと思うので、5人のテクニカルな部分もこの曲は大きく表れているなと感じます。

 

 

 

M-06『花束』

聴くまでは「バラード続くのかぁ〜。順番的にアップテンポ来ていい気もするけど、、」と思ってました。🙇‍♂️

サウンドや歌詞からしても、そっと花束を差し出すのではなく、花びらが舞うほどバサっと花束を力強く掲げる感じがあっていいなと思います。

初めて聴いた時、思い出した言葉があります。

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音楽で世界は変えられないかもしれないですが、音楽で人を変えることはできると思いますし、少なくとも自分は変えられた1人だと思っています。

そして世界は人間の手で作られたものであるので、善悪は別として人間の手で世界は変わっていくと思います。

音楽に変えられた人間が増えていけば結果として音楽は世界を変えると信じています。

 

 

 

M-07『ヒラヒラヒトヒラ』

せ、せつねぇ〜〜。。。

『愛唄』や『恋文〜ラブレター〜』みたいな純度1000%のラブソングが有名ですが、こういう悲恋さのあるラブソングもGReeeeNの一つの真骨頂だと思っています。

『花束』であんなに胸が熱くなっていたのにこんな悲しげに花びらを落とされると感情がバグります。

個人的に好きなところは、最後の

「光求めてた」

という歌詞が歌い終わりにもう一度繰り返されるところです。

ヒラヒラと舞い散る花びらは一見、儚く悲しいものですが、

「咲き誇ったこその美しさ」

と蕾の状態だからこそ言えるフレーズの後に、花びらを散らせるように、花を咲かせられるように「光求めてた」と締め括られるのが切なさを爆上げしてます。

『栞』と『Ito』もそうですが編曲が大好きな高田翼さんなのも良きです。

 

 

 

M-08『詠ミビトシラズ』

2024年現在、新たなライブ曲として頭角を現し始めている曲ではないでしょうか。

この曲は普段、我々と同じ日常を生きているGReeeeNだからこその曲だなと感じます。

「何気なく過ぎてく日や移り変わってく季節が

僕らに手紙をくれて君に伝える詠になる」

とあるように、 GReeeeNの曲が生まれる瞬間のようなものを感じることができる曲でもあるなと思います。

アーティスト一本の人とは異なり、日常を同じ目線で見ている彼らが「あの人もこの人も支えられた詠があるかな」と思っているんだなと分かるとより一層GReeeeNの曲を好きになれます。

『our song〜アナタヘ〜』でも

「これまでの僕が目にした景色は今 音となり

唄になって誰かのもとへ」

と歌っていることからどの曲も一貫したポリシーの元、生まれているんだなと改めて全曲聴き返したくなりますね。

人混みの中で目にした名前も知らない人を思って曲が生まれた、ということを『詠ミビトシラズ』と付けているの天才がすぎる。🤦‍♂️

 

 

 

M-09『あの日のまま』

『ヒラヒラヒトヒラ』同様、悲恋ソング。🤦‍♂️

しかも今度は別れた後を描いた曲ですね。。

こうしてアルバムを見てみると、『ヒラヒラヒトヒラ』というもどかしい恋心を描いた曲は、『詠ミビトシラズ』のような経緯から生まれ、その後のストーリーが『あの日のまま』のような一連のストーリーのように思えて絶対にシャッフル再生させないという強い意志を感じます。笑

naviさんのボーカルは悲しい気持ちになる曲と相性良すぎるのでこういう曲でメイン張られると強いですね。

 

 

 

M-10『自分革命』

いや〜、、この曲も大好きです。

"革命"ってタイトルがシンプルかつ秀逸ですよね。

夢や目標はありつつも、周りの目が気になったり、なかなか決心がつかない自分に苛まれている主人公の心情が描かれていますが、そんな弱い自分に支配されている心を奪い返して強い自分になるという宣戦布告が「教室」や「教科書」と10代目線の世界観で歌詞が構成されているのがGReeeeN節だなと思います。

歌詞はそんな鬱屈してる、もがいている葛藤が表れていますが、サウンドはイントロから終始して重苦しくないポジティブさがあるシンセなどが使われていてそこにもある種、サウンドからの応援も感じられるように思えます。

2022年ツアーでは本当にお世話になった曲です。

 

 

 

M-11『流星のカケラ』

宇宙のようなロマンの塊のもの大好きなのでこういう世界観で描かれるラブソングも好きです。(さっきから好きしか言ってない)

宇宙や星といった壮大さの分かるワードが出てきたかと思えば、日常的なワードも出てくるのでマクロな視点とミクロな視点が入り混じっていて、高等テクニックな歌詞だなと思います。

1番のサビと2番のサビで後半部分に変化があるのもお気に入りポイントです。

 

 

 

M-12『バケモノ』

世の中の現状に対して、"バケモノになれ"と皮肉たっぷりな曲でたまらんですね。

急にパンチラインの効いた反骨心マックスの曲が登場してGReeeeNの振り幅の広さを感じます。

Cメロではダダイズムや、パスカル、そのパスカルの作品パンセも出てきてHIDEさんの精神性がよく表れた曲だなと思います。

最近はツアーでもよく登場する曲ですね。

2024年ツアーでは、スクリーン上部の映像も個人的に曲とマッチしててお気に入りです。

 

 

 

M-13『味方〜ALBUM ver.〜』

振り幅の話したところでまたギュン!と真逆な曲が来ました。笑

私のお気に入りポイントは最後のサビの入りでドラムがドコドコ鳴ってるところです。

「君ならお前らしくないって言ってくれるよね」と強い信頼がサウンドに出ている気さえしてライブで聴いてみたい曲の一つです。

2番Bメロで

「キミはボクのダメなとこ10万個許してる」

のところが説得力持たせてる感じがあり、信頼と感謝が詰まった曲だなと思います。

 

 

 

このアルバムは、アートワークも評価され、広告賞「NY ADC」などの様々な賞を受賞しています。

https://www.greeeenland.com/contents/646088:title

 

CD作品が楽曲だけでなく、歌詞カードや裏ジャケに至るまでパッケージ全てにおいて一つの作品だなと改めて思わせてくれる素晴らしいアルバムと思うので、CDを持っていない方は是非買ってみてください。

ロッキンビーツ (通常盤)

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ロッキンビーツ (初回限定盤)(GOODS付)

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