記録屋が見た上海と日本

海原修平の写真とカメラブログ 

今年偶然出会った豆太郎さんの生き方が好き

の口たまい本

 

 この日はジャズデー

 

溝の口たまい本店

 

溝の口たまい本店

 

2025年も、業種を問わず新しい人との出会いがあった。その中で、生き方に対して好きな今年の代表が「ちんどん喜助」の豆太郎さん。

この豆太郎さんとは、溝の口西口商店街で私が呑んだ帰りに偶然出会った人。私は偶然というのが好きで、1995年に上海の街の発祥の地と言われている旧城内との出会いも偶然で、翌年から2000年まで作品撮影で通う事になった。その後、東京から上海に事務所を移転したのが2003年。

豆太郎さんと出会った後、何度か彼の活動の場の溝の口や浅草にも行ったがタイミングが合わず。その後、「溝の口のたまい本店」で再会できた。

豆太郎さんの生き方が激分かりする記事が、カトリックジャパンニュースに書かれている。これは、今の日本の若い人達にも是非読んで欲しい記事。今の日本の若い人たちは、成人式を迎える前に、本当の自分は何が好きで何がやりたいのか、もう一度原点に戻るきっかけになると思うよ。コスパやタイパという、私にとって耳障りな言葉があるが、こんな事を優先基準に生きていると見失うものの方が多い。

☆ちんどん喜助は屋号で、豆太郎(里野立)の生き方が良く分かるお勧め記事は以下。彼が面白いのは、常に新しい分野にも挑戦し、常に進化するニューチンドンと言える。そして、それを理解する人や仕事を依頼する経営者が好き。溝の口駅付近で、運が良ければ時々会えるよ。

cj-news.org

 

牧野植物園で見たランプシェードは素晴らしい

高知県立牧野植物園で

 

同じ画像をモノクロに

 

昨日に続きランプシェードの話。今月行った高知県立牧野植物園で見たランプシェードが素晴らしい。誰が制作したか知らないが、とても良いセンス。

このランプシェードのカラー画像をモノクロに変換して並べても良さが伝わるのは、色に頼らずとも作品が素晴らしいからだ。

最後の画像処理が終わらず本日はここまで。

 

西洋骨董屋で昔の友人と

アルジー・ルソー

 

アルジー・ルソー

 

二十数年ぶりに西洋骨董を経営する友人と会い、店でコーヒーを一杯。お互いに歳をとったねと、笑いながらハグ。彼は外国人だが、もうすでに日本歴の方が長い。前世紀に彼が扱う西洋骨董品の撮影を、私が担当していた約30年前からの付き合い。

その店で私がイイネしたガラス工芸家で美術商の「アルジー・ルソー」のランプシェードを見せてもらった。見せてもらうという意味は、手に持って良いという事。実は、本物を見て触るを繰り返していると、本物と偽物との区別がある程度できるようになる。ただ、世界中に本物があれば必ず偽物がある時代で、目利きのプロでも騙される。

この日は骨董の話より、「どうしちゃったんだよ日本は」で終始。彼も私も外から日本を見ている視点が同じなので、話が早い。で、最後は「今の日本の若者は可哀想」だよね話で、この日は打ち止め。年明けに、日比谷付近のあのホテルに彼が店を出すので、そこで会おうと約束。

☆日本を内から見るのと外から見るのとでは、全く違う。その両方を見るには、内と外を行き来するしかない。比べるものがあるから分かる事が多い。

☆一昨日、近所の行きつけの日本料理屋でバイトの女子大生に、「正月は上海に行きます」と。この時期に珍しいなと思っていたら、行き先は上海ディズニーランドだそうだ。まぁ、何はともあれ日本も女の方が行動力があるなと感心した日だった。

26日の浅草は寒すぎ

前日と違い晴天

 

強風の浅草

 

前日と同じ場所で柿と鳥を

 

ホンマモノの太陽とホボ太陽が二つ

 

こんな外国人観光客はアジア系が多いのが特徴

 

前日に続き、26日も浅草の橋場へ。本日も日本人より外国人観光客が目立つ浅草は、寒さに負けず元気すぎる街。

浅草に来た外国人観光客が目指すは、浅草寺隅田公園は鉄板。そして、撮影スポットも場所がほぼ決まっている。それは、他人のインスタなどを見て、私もそこへ行きましたよという証しが欲しいから。昔の日本人も同じ行動パターンで短期駆け回り旅をして、地元の人に評判が悪かった時代があった。

楽しそうに和服コスプレを楽しんでいる集団に「良い感じだよ」と彼らの国の言葉で声をかけると、「サンキュー アリアト」と返事してくれ手を振ってくれた。彼らが母国に戻り日本はこんな国だと広めてくれれば、俺も私も日本へ行きたいと思う人がネズミ算式に増える。私達は、そんな外国人観光客を気持ち良く迎えてあげるのも大事な事。政治が黒と言えば、私が見た日本は白だったと思う人を増やすのは大事な事。

この日の地下鉄銀座線は、世界中から人が浅草に集まっていて、礼儀正しい観光客がほとんど。そして、地元の老人もやっと外国人慣れしたように思う。

 

冬でも体温高そうな人達は元気

この日の本来の目的は、二人の力士を撮るため。新年の初場所に期待。

冬の浅草

 

 

 

12月25日の浅草は雲の多い日だったが、意外と暖かい一日。打ち合わせを終えて、スカイツリーを見ながら橋場から浅草駅まで徒歩で。途中、隅田公園で残り柿を奪い合う鳥にカメラを向けて立ち止まる。餌が少ない冬は、鳥たちにとっても生き延びるのに必死な季節。

☆浅草は相変わらず外国人観光客が減らない。国籍は欧米人よりアジア系の方が多く、スペイン語圏の人も多い。そして、彼らが必ずカメラを向けるのが東京スカイツリーだ。

 

連チャンで忘年会

酒の包み紙は新聞紙というのが粋

 

買ったのは特別純米しらぎく

 

22日は、以前からロックオンしていた四谷駅近くの「四屋」で、友人の会社設立祝&忘年会。上海時代の呑み友で、その人も既に50歳。二時間ほど呑み食いした後に、隣の嘉永三年(1850年)創業の酒屋「鈴傳」に立ち寄り日本酒を一本購入。酒の包み紙が新聞紙というのが良い。昔の包み紙は、新聞紙を使うのが当たり前だった時代を思い出す。

鈴傳は、角打ちも出来る店なので、今度は是非立ち寄りたい酒屋。

そして、23日は前世紀に映画を一緒に制作した仲間とサシで一杯。私はこの映画で、二ヶ月間のスタジオ撮影や大所帯の現場での自分の立ち位置や、スタッフを纏める難しさを学んだ。もちろんポジでの長時間露光なども含め、全てにおいて学ぶ事が多かった。

 

 

近所で見つけたクリスマス

 

街は年末とクリスマスムードが漂っているが、前世紀ほどの賑わいがないのは時代の変化。街の中心部から離れた住宅街で見つけた、ポツンとクリスマスモードの家。

ちょっと私なりの年末で人に会いすぎて疲れモード。

 

 

高知の葉牡丹で一杯

はりまや橋から近い葉牡丹

 

のれんがイイね

 

飛び込みで行くとカウンター奥だけ空いていた

 

高知のはりまや橋から近い「葉牡丹」で日本酒の地酒と魚料理を。ここは、以前からロックオンしていた地元の居酒屋で、今回初めて行った店。店のオネーサン(関西風の言い方)と話をすると、完璧な高知の「はちきん」女性でとてもオモロイ人だった。

私は呑み食いする店を決める時に、ネットの情報を基本的に信用してないので、自分の嗅覚と勘に頼って店を選ぶのが常。ネットの情報に、食通ぶって書き込みしている奴がいるが、一番当てにならん。世界人類人間の味覚ほど曖昧なものはない。つまり、アートと同じように正解がない世界。

関東の日本料理屋の人からお勧めされた高知の日本料理屋は、すでに閉店していた。東京でも飲食業は生き残りが大変だが、ブームに乗り過ぎると終わりが早い事も多い。

☆最近日本にいると、〇〇ハラスメントが色々あるようだが、何事も当人同士の信頼関係の問題。あまりにも何とかハラスメントを気にし過ぎて、言いたい事が言えず誤解曲解が生まれ過ぎるのも日本の問題。以前から思っているが、なんだか息苦しい日本になってしまったなと常に思う。

☆GFX50SII+Nokton Classic 40mm f1.4は夜の定番レンズ

ドアノブトラブルに注意

上海の私の部屋のドアノブを破壊(過去の画像から)

赤坂のサウナ事故は、本当に気の毒としか言いようがない。今回のサウナの事故で、なぜドアノブが落ちていて、ドアが開かなかったのか。それは、ドアノブの劣化と中のラッチが正常作動しなかったようだ。サウナは高温と湿気で、通常のドア部品より劣化が早いという事に尽きる。この話は、日本テレビ真相報道バンキシャがネタ元。サウナではないが、2022年11月に同じような経験をした時の私のブログ→コレ

ドアノブにガタが来ていたりロックが曖昧になったと思ったら、メンテナンスするか即交換をした方が良いのは、ドアノブの耐用年数は10ー15年と言われているからだ。それと、12月8日に青森の八戸で地震を経験した友人のブログを見ていると、一部のホテルの部屋のドアが開かなくなり、ホテルスタッフが外からドアノブ部分を壊してドアを開けたようだ。そのドアの壊れた部分は、ドアロック部分の中のラッチが地震の影響で正常作動しなかたのが原因だそうだ。怖いよねホント。そんな事もあり、年末は掃除と共に総点検が必要だな。

☆2022年11月のブログ 

sheye.hatenablog.com

高松のことでんが好き

瓦町駅

 

ガタンゴトンの旅

 

私の高松での移動手段はいつも路面電車がメイン。高知の"とさでん"も同じだが、なるべくスピードの出ない公共交通機関路面電車を選ぶのは、車より高い位置で外の風景をゆっくり見る事だ出来るので新たな発見も多い。それと、乗っている地元の乗客を見るのも好き。

前世紀に日本の都道府県の県庁所在地はすべて行った事があるが、主に仕事の撮影旅だったので、目的地で撮影を終えると東京へトンボ帰りがほとんど。当時は撮影済みのフィルムを東京の現像所に出して、入稿が控えていたのも理由のひとつ。つまり、地方をちゃんと見てないんだよ人だった。

その反省もありコロナ前までは、上海から日本の地方空港で降り、数泊した後で東京に戻る"遠回りの旅"を楽しんでいた。

写真を撮る身としては、旅は一人旅がベストで多くても二人が限度。そして、野良犬のように成り行きで目的地付近をうろつくのが私流の写真旅。仕事の旅ではないので、効率優先は遠い過去の話。

☆日本の地方と中国のエアライン閉鎖が相次ぎ、タイヘンダーのニュースが立て続けに報道されているが、私からすれば騒ぎ過ぎ。観光客が来過ぎると騒ぎ、来ないとまた騒ぐ。日本のマスコミは、もっと冷静になるべき。パンダの話も同じで、本当にパンダが大好きで会いたければ、四川省成都まで行ったら良いと思うよ。

 

高松市瓦町だんじりで一杯

丸亀駅から乗り換えて高松へ

 

金陵は金刀比羅宮の御神酒

 

高松瓦町のだんじり

 

瓦町のトキワ街

 

コロナ問題で長く行けなかった高松瓦町の「だんじり」で一杯。遠回りの旅を始めた頃は、上海から高松に降りたら必ず立ち寄る店が居酒屋「だんじり」だ。ここのオーナーは、大阪の泉州出身の元漁師だった。そんな事もあり、上海で日本の海の魚に飢えていた頃は、瀬戸内の魚料理の天国だった。それを楽しみながら、地元の地酒を呑むのは最高だった。

久々に店に行くとカウンター席に客は私も含め4人で、二階では宴会客。そのコース料理を見て唖然とした。東京を基準とすると、信じられないほどレベルが高いのは、その豪華さと質と量。

店の親父に高松に住めと言われ、家賃の相場を聞くと唖然。東京の賃貸値段に慣れると、高松の賃貸家賃は天国。

☆GFX50SII+GF35-70mm f4.5-5.6

牧野植物園へ

 

牧野植物園温室

 



 

 

 

 

 

 

ティフォノドルム・リンドレイアヌム(マダガスカル原産)

 

 

 



センスの良い敷石

 

 


野良犬のように今回の遠回りの旅は、前回行けなかった高知県立牧野植物園の温室へ。
前世紀から温室がある植物園が好きで、伊豆や新宿御苑などの植物園に通った事がある。でも、この牧野植物園を一言でいうと素晴らしすぎる。牧野富太郎という一人の天才的な人が高知に生まれ、それを理解する環境と人に恵まれた結果が牧野植物園だと思うな。

ここは、あまりにも広い植物園なので、維持や管理も大変だと推測するが、これは地元民も含め入園するのが一番の支え。NHKの朝ドラ「らんまん」で有名になり、花が咲き乱れる春や紅葉のシーズンは入園者も多いのだろうが、地元の事は他力ではなく地元民が自力で外に向かってアピールするべきだと思うな。

この日は平日だったのか季節なのか分からないが、入園者が少なく一番目立ったのはアジア系の若い女性が多かった。日本は海に囲まれ自然が豊かで食べ物も美味しく住みやすい国だという事を、自国民は当たり前だと思いすぎている。そんな事もあり、特に若い蛍は水に関係なく、飛べる時に一度海外へ長い旅をして見ると良い。世の中、比べるものがあるから分かる事も多い。

☆岡山の半田山植物園にも行ったが、自力アピールがド下手。これら施設は行政主導なので、新しい事は何も生まれない例だ。ただ、変な代理店なんて絡むと金を吸い取られるようなもの。だったら、今の地元の若い人の中に、オモロイ奴がいるんじゃないかなと思うが、そんな人は結局外に出てしまうんだよね。

今もそうだが、今後は地方の美術館などの施設や都市交通インフラのメンテナンスが一気に始まる時期で、予算がなく存続が危ぶまれる施設も多いと聞いている。まだ、外国人が日本に働きに来てくれている状況をありがたく思った方がイイね。

☆GFX50SII+GF35-70mm f4.5-5.6

シダレエンジュを岡山半田山植物園で

シダレエンジュの巨木

 

シダレエンジュとシダレウメ

 

半田山植物園

 

岡山の半田山植物園は、子供の頃の遠足以来。小学校2年の頃は、ここから近い所に住んでいたが、今では街も変わり面影は全くない。

今回この半田山植物園に行ったのは、シダレエンジュ(枝垂槐)を撮るのが目的。この植物園のHPには花の場所しか記載されてないので、チケット売り場で聞くと作業服を着た人が地図に印を入れてくれた。シダレエンジュなんて、日本では名前も知らない人が多く人気が無い樹木なんだろうね。

この半田山植物園には、シダレエンジュの樹が数本あるが、一本だけ見上げるほど高く育ったシダレエンジュがある。これは、おそらく日本で一番高く育った槐だろう。この樹は、葉が落ちた今頃の姿が好きだが、新芽が出る春過ぎ頃も枝と葉のコントラストが良いかもね。この樹の説明を読むと、1934年に初めて日本に輸入されたと書かれていて、この半田山のような巨木は珍しいと記されていた。おそらく半田山のシダレエンジュは、日本一の巨木シダレエンジュかも知れないね。

☆色々調べて見ると、京都府立植物園が日本で初めてという事がわかった。

過去のシダレエンジュの記事→コレコレ

☆GFX50SII+GF35-70mm f4.5-5.6

写真家小林正昭web公開

写真家小林正昭web

 

組み立てテント型40インチカメラ

 

私が日本で大変お世話になり影響を受けた写真家小林正昭氏のWebが、昨日12月13日公開された。特注の40インチ(約1m)正方形フィルムや、8x10インチフィルム20枚を使い作品制作した撮影作品のWeb。その40インチフィルム用組立式超大型カメラも自作品。

☆私が東京に来た1970年代後半の話。写真撮影スタジオのスタジオマンとして、初めて現場を経験した時の写真家が小林正昭氏だった。当日は何も出来ず、ただ茫然と立ち尽くしていたのを今も覚えている。その後、ロケアシスタントとして神宮前の事務所に出入りしていた事もあり、私が独立後も大掛かりな撮影や海外ロケでアシストする機会をいただき、常に学ぶ事の多かった写真家だった。口癖は「常に誰もやってない新しい事をやれ」だった。新型コロナの影響で3年ほど会えず、私が上海で訃報を聞いたのは、2023年2月の寒い日の事だった。

 

masaaki-kobayashi.com

見を篆刻で

漢字の見を篆刻しアレンジ



前世紀から使っている私の名刺は漢字の目を篆刻

 

オリジナルの印

1996年に上海で篆刻をお願いした「目」は、PSでアレンジして今も名刺で使用中。そして、数年後に違う作家にお願いしたのは「見」という漢字。これは、その時の作家が彫ったオリジナルではなく、画像を撮影して私風にアレンジした印。よく見ると分かるが、この文字の性別は男。その"見"という文字のゴム印を作ろうと思っている。サイズが小さいゴム印なので、この男が再現出来るかテスト印を作ってからだな。あまりにも小さいので、ゴミに見えたりしてね。