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鶏卵の値上がりは本当?農林水産省データで分かったスーパー食品価格の最新動向(令和7年12月)

最近、

さらに「いろんなものが高くなった気がする…」

この感覚、わりと当たってます。

 

特に鶏卵は平年より高め。野菜も品目によっては、かなり上振れ。

 

今回は、ニュースや体感だけで終わらせず、農林水産省の公的データで

「実際どれくらい値上がりしたの?」を見ていきます!


 

スーパーの食品価格は農林水産省の公式データで確認できます!

スーパーの値段って、チラシやアプリで追うのがふつう。

でも実は、国が見ている「全国平均の小売価格」があります。

 

私も惣菜売場で働いて15年以上ですが、最近は「相場感」を持ってないと、お客さんの体感と売価がズレやすいんですよね。だからこそ、公的データで“基準”を持つのが安心できる方法でもあります。

 

今回使うのは、農林水産省が公表している「食品価格動向調査」。全国の店舗を訪問して、特売ではない通常価格を集めたデータです。

体感を数字で裏取りできる、かなり便利な資料です。


 

2. 農林水産省の調査ってどんな内容?

ざっくり言うと、「全国のスーパーで、この品目はいくらで売られているか」を追いかけた調査です。

 

ポイントは3つ。1つ目は、全国規模で調べていること。2つ目は、特売を除いた“通常の店頭価格”が基本なこと。3つ目は、野菜や肉・卵、魚、果物、加工食品まで、生活に直結する品目がまとまっていること。

 

なお、品目によって「前年比」ではなく「平年比(過去5年平均との比較)」で出しているものもあります。ここは読み間違えやすいので、記事の中でも何度か確認しますね。


 

3. 野菜の価格はどう動いてる?

まず野菜。最新の週(令和7年12月8日の週)を見ると、品目差がけっこう強いです。

 

例えば、たまねぎは平年比159%、トマトは149%、にんじんは138%。この数字だけ見ると「え、そんなに?」ってなります。逆にキャベツは97%で、平年並み〜少し安め。つまり、野菜は全部が全部高いわけじゃなくて、「当たり外れ」が大きい状態です。

今年の野菜価格を"平年比"のグラフで見るとカレーに使う野菜が軒並み上がっています。暖かいものが食べたくなる時期にこの値上がりは厳しいですね。

鍋具材はどうなのか調べたところ、キノコを除く葉物野菜は軒並み値上がり。万能なネギも上がっている状態です。


 

4. 肉類・鶏卵の値上げはどれくらい?

最新(令和7年12月:12/8〜12/10)の全国平均だと、鶏卵(10個)は308円、平年比127%です。つまり、平年(過去5年平均)より約27%高い水準。前月比は101%なので、直近1か月で急騰というより「高めの状態が続いている」イメージが近いです。

 

鶏肉(もも肉)は152円/100gで、平年比113%。こちらも平年より高め。ニュースで見かける「卵も鶏も高い」は、数字でも裏付けが取れます。

 

ついでに見ると、輸入牛肉(ロース)は平年比120%、国産牛肉(ロース)は100%、豚肉(ロース)は105%。牛は“輸入が高め”、国産は平年並み、豚は少し上。そんな並びです。

 

卵の値上がりはお店の客足にも影響します。卵は買い上げ点数で見れば上位に組み込む売れ筋アイテム。だから多少薄利になっても価格は抑えて売ったりしますが、この値上がりはどうしようもありません。


 

5. 魚介類は「高い日」が増えてる?

令和7年12月(12/8〜12/10)の全国平均は、まぐろ496円/100g、えび368円/100g、ぶり439円/100g、さけ320円/100g。平年比はそれぞれ106%、110%、132%、113%です。

 

特にぶりが平年比132%で、目立って高め。冬のぶりは脂がのって人気なので、需要が強い時期は価格にも出やすい印象です。

 

これら以外にも国産牡蠣が壊滅的な知らせがあったり、年末のいくらが高騰していたりと波乱万丈な状況が続いています。


 

6. 果物の価格、冬はどう?

果物はデータの出方が少し違って、こちらは「前年比(前年同月比)」が見られます。

令和7年12月(12/8〜12/10)の全国平均は、りんご826円/kg(前年比101%)、みかん728円/kg(前年比95%)、バナナ391円/kg(前年比102%)。

 

みかんは前年よりやや安め、りんごとバナナは前年並み〜少し高め、という感じ。体感的に「果物が全部高い!」になりやすいけど、こうして見ると“品目で違う”が答えになりそうです。

 

今年の冬はみかんが狙い目というのは分かりますね。


 

7. 加工食品もじわじわ上がってる

最後に加工食品。ここが、いちばん「生活のじわじわ感」を作ります。

 

令和7年12月(12/8〜12/10)の結果では、食パン578円/kgで平年比+13.8%、小麦粉355円/kgで+14.8%、牛乳337円/Lで+16.1%。油も上がっていて、キャノーラ油455円/1000gで+7.6%、サラダ油439円/1000gで+2.3%。調味料も、マヨネーズは平年比+20.7%、みそは+20.9%です。

 

加工食品は、毎日ちょこちょこ買うから、「気づいたら家計が重い」になりやすい。しかも、調査は主に全国展開の大手メーカー銘柄を中心に見ています。つまり、私たちが普段買う定番ど真ん中が動いているということになります。


 

8. まとめ

鶏卵は、最新データで10個308円、平年比127%。鶏肉(もも肉)も平年比113%。「高くなった気がする」は、気のせいじゃなかったです。

 

ただし、全部が全部高いわけではなく、野菜や果物は品目で差が出ています。だからこそ、節約は「我慢」より「選び方」。公的データで相場を知って、買い方と使い方を少し変えるだけで、体感のしんどさは軽くできます。

 

出典:農林水産省「食品価格動向調査」(令和7年12月上旬公表分、全国平均・平年比/前年比等)