どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
本日(12月24日)行われる千原台高校2学期終業式で生徒の皆さんにお話しする「校長訓話」を完全公開します!
では、早速どうぞ。
[2学期終業式 校長訓話]
みなさん、おはようございます。今日で2学期が終わります。
2学期は、決して順風満帆なスタートではありませんでした。
本校は、8月10日の大雨により床上浸水という大きな被害を受けました。
校舎の一部が使えず、不安な思いをした人も多かったと思います。
しかし、そんな状況の中でも、みなさんは前を向き、学校生活を立て直してくれました。多くの方々の支援と、みなさん一人ひとりの協力によって、千原台高校は再び動き出しました。この「復興から始まった2学期」は、私にとっても忘れられない学期です。
振り返ってみると、今学期はまさに、本校のモットーである
「一生懸命はカッコイイ」
「チャレンジ!チェンジ!チャンス!」
を、みなさんが行動で実践してくれた2学期だったと、校長として心から誇りに思っています。
部活動では、素晴らしい成果が続きました。男子ハンドボール部、女子ハンドボール部がそろって熊本県大会で優勝。自転車競技部も大会で優秀な成績を収めました。
さらに、女子陸上競技部は全国高校駅伝に3年連続出場、男子陸上競技部も九州大会に出場しました。
これらの成果は、日々の地道な努力の積み重ねです。
まさに「一生懸命はカッコイイ」を体現してくれました。
また、生徒会の活躍も大変印象的でした。
生徒会役員のみなさんは、職員会議に参加し、「千原台フェスティバル(文化祭)を二日間開催したい」 という思いを、自分たちの言葉でプレゼンしました。
その努力が実を結び、二日間開催が実現しました。
テーマである 「千紫万紅」 にふさわしく、一人ひとりの個性が輝く、素晴らしい文化祭となりました。
学校をより良くしたいという思いが、行動となり、形になった瞬間でした。
こうした生徒会の取り組みや学校づくりへの姿勢を発表し、
12月21日に福岡市で開催された 「第1回 九州生徒会グランプリ」 において、
見事 最優秀賞 を獲得しました。
千原台高校の挑戦が、九州の舞台で高く評価されたことを、大変誇りに思います。
さらに、情報ビジネス探究科3年生の皆さんが取り組んだ「課題研究」でも注目すべき挑戦がありました。
「伝統工芸グループ」のみなさんは、熊本の伝統工芸品をモチーフにした缶バッジを製作し、それを カプセルトイとして販売しました。
そのマシンを TSUTAYA三年坂店 に設置させていただいた取り組みは、テレビ番組をはじめ、多くのメディアで紹介されました。
学びを学校の中だけで終わらせず、社会とつなげたこの挑戦は、まさに千原台高校が目指す「探究的な学び」の姿です。
また、「起業ゼミ」の皆さんは、フロンティアコンテストで優勝し、獲得した事業資金30万円を活用して、「キネリンク」という株式会社を設立しました。
千原台高校から 「高校生社長」 が誕生したことは、本校の新たな歴史です。
これらすべてに共通しているのは、
困難な状況の中でも挑戦し、変わろうとし、チャンスをつかんできた姿です。
まさに 「チャレンジ!チェンジ!チャンス!」 の実践です。
ただ、皆さんの2学期の学校生活に課題がなかったわけではありません。
未だに朝の始業時間ギリギリに駆け込んで登校している生徒の皆さんの姿を見かけますし、制服の着こなし、その他のマナーについて先生方から指導を受けている場面も目にします。
そこで、最後に、みなさんに一つの言葉を贈ります。
著名な教育者である森信三先生の言葉です。
「時を守り、場を清め、礼を尽くす」
時間を大切にすること。
自分のいる場所を大切にすること。
人への感謝と敬意を忘れないこと。
年末年始、家庭や地域で過ごす中でも、この言葉を意識して行動してください。
それが、みなさんをさらに成長させ、3学期、そして将来へとつながっていきます。
3学期、さらに成長したみなさんに会えることを楽しみにしています。
体調に気をつけ、充実した冬休みを過ごしてください。
これで、2学期終業式の挨拶とします。
以上です。ここで話すように本当に充実した2学期にしてくれた千原台高校の生徒の皆さん、先生方、そして、本校の教育活動を支援していただいたすべての皆さまに、感謝!感謝!です。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

