昨日ふとGoogleNotebookLMの活用方法を試してみたら長年考えていた知識のデータベースを作ることができました。
薬剤師として今は調剤薬局で働いていますが、元々漢方薬に興味があり漢方内科を主として受ける薬局で働いていました。
その時に多くの書籍を購入して読んだり調べたりしていましたが、あまり漢方薬の取り扱いがなくなってきて紙の書籍を裁断して電子データとして保存していました。
それでふとこれらをNotebookLMに読み込ましたら書いている内容をデータベースとしていつでも質問してまとめられるんじゃないのかなと思い昨日から実行してみました。
もう「あの本のどこだっけ?」で迷わない
専門書を何冊も持っていると、特定の情報を探すために本棚から何冊も引っ張り出し、索引を追いかけるだけで時間が過ぎてしまいます。
しかし、GoogleのAIノートブック「NotebookLM」に電子データ(PDFやテキスト)をアップロードするだけで、その25冊すべてを横断して検索・要約・対話ができるようになります。今回は、その具体的な使い方と、実際に使ってみて感じた衝撃のメリットを解説します。
1. NotebookLMとは?
Googleが提供している、AIを活用したパーソナルなリサーチツールです。一般的なAI(ChatGPTなど)との最大の違いは、「自分がアップロードした資料だけをソース(情報源)として回答する」点にあります。
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ハルシネーション(嘘)が少ない: 自分の本の内容に基づき回答するため、正確性が高い。
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出典が明確: 回答の根拠となったページがワンクリックで確認できる。
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無料: Googleアカウントがあれば誰でも利用可能。
2. 使い方のステップ:3分で「自分専用AI」が完成
使い方は驚くほどシンプルです。
ステップ①:ノートブックを作成する
NotebookLMにアクセスし、「新しいノートブック」を作成します。
ステップ②:専門書(ソース)を追加する
左側の「ソースを追加」ボタンから、手持ちの電子データをアップロードします。
ステップ③:質問を投げる
あとは、下のチャット欄に質問を入力するだけです。
「〇〇理論について、A著者の本とB著者の本では解釈にどんな違いがある?」 「この25冊の内容を横断して、初心者向けに重要な3つのポイントをまとめて」
3. 25冊読み込ませて分かった「3つの凄さ」
① 複数書籍の「横断検索」が爆速
一冊ずつ調べる必要はありません。「全25冊の中から、〇〇という用語について言及している箇所をすべて挙げて」と頼めば、数秒でリストアップしてくれます。
② 出典(リファレンス)機能が神がかっている
AIが回答した内容には、必ず**「どの本の、どのページから引用したか」**の番号がつきます。それをクリックすると、その本の該当箇所が右側に表示されるため、裏取りが一瞬で終わります。
③ 難解な専門書の「翻訳・要約」
海外の専門書を混ぜていても、日本語で質問すれば日本語で回答してくれます。難解な数式や理論も「中学生にもわかるように説明して」と頼めば、自分専用の家庭教師に早変わりします。
4. まとめ:専門知識を「所有」から「活用」へ
これまでは「本を読んだ」という記憶に頼るか、付箋を頼りに探すしかありませんでした。しかしNotebookLMを使えば、25冊の知識が常に整理された状態で、いつでもあなたの問いかけに応えてくれます。
積読(つんどく)になっている専門書があるなら、今すぐデジタル化してNotebookLMに放り込んでみてください。あなたの研究や仕事のスピードが劇的に変わるはずです。
25冊分を読み込ましたのは漢方医学という内容でまとめたもので。
これとは別に中医学、傷寒論・金匱要略、中医薬食学というテーマで保存してあった書籍を別々に読み込ませました。
これで調べたいときにテーマごとに調べることができるので、長年文書データベースにしようかなと思っていたことがGoogleNotebookLMを使うことで解決できました。
今回私が思いついたのが自分の仕事に関連する事だったのですが、これを資格試験勉強などにも活かすことができるのではないかと思いました。
参考書や解説書などを読み込ませておけば調べたり、NotebookLMの中でテスト問題を作ってくれたりもするので書籍の中に書かれていることの確認テストもできます。
フラッシュカードもマインドマップの作成もできるので知識の確認するのにもNotebookLMを活用できると思います。
書籍を読み込ましているので個人で使うものとして著作権に配慮する必要はあります。
NotebookLMの解説動画を見たときには、仕事で使うなら医薬品の添付文書をPDFで読み込ませて同効薬の比較に使えるんじゃないのかなと思っていました。
今日の治療指針なども読み込ませることができれば病名からの処方検索などもできると思っています。
今回は薬剤師という立場でのGoogleNotebookLMの活用方法の一例を示しましたが、それぞれの仕事で活用できることは大いにあると思います。
横断的な膨大な資料の参考、検索、比較をするときに大変便利なツールであると思うので生成AIと併せて活用してもらいたいと思います。
ただ、NotebookLMを使い始めたときにも書籍のPDFを読み込ませたのですがうまくいきませんでした。
最近のアップデートでOCR機能が強化されたみたいで一気に多くのPDFを読み込ませても問題なく取り込むことができました。
生成AIもそうですが、最初の一手で止めてしまわず進化がものすごく速いのでアップデートされたらまた試してみるのがいいのかなと思います。
日本でもAIに力を入れていくみたいなので、自分なりに活用できることは活用していって仕事や生活に役立てて下さい。
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