(1)「八重の桜」ってどんなドラマ作品?
「八重の桜」 は、2013年にNHKで放送された第52作目の大河ドラマです。幕末から明治時代にかけて激動の時代を生き抜いた新島八重の人生を描いています。放送期間は2013年1月6日から12月15日までの全50話。主人公・八重を演じたのは女優の 綾瀬はるか さんで、彼女の凛とした演技が話題となりました。
この作品の大きな見どころは、八重の強さと成長です。八重は、会津藩士の娘でありながら、男性の役割とされていた銃の扱いや戦闘技術を学びます。そして、会津戦争では銃を手にし、戦場に立つという異例の女性として歴史に名を刻みました。その後、明治時代には教育者として日本の女子教育の発展に貢献し、さらには看護活動にも尽力します。
また、綾瀬はるかさんのアクションシーンも迫力満点で、戦場での勇ましい姿はまさに「幕末のジャンヌ・ダルク」とも評されました。さらに、オダギリジョーさんが演じる新島襄との夫婦愛も、本作の大きな魅力のひとつです。幕末から明治へと移り変わる時代の流れの中で、強く、賢く、信念を貫いた女性の生き様を描いた「八重の桜」は、これまでの大河ドラマとは一味違った作品として多くの視聴者の心をつかみました。
(2)「八重の桜」のあらすじ
物語は、会津藩の砲術指南役・山本家に生まれた八重の幼少期から始まります。男勝りな性格で、剣術や砲術に興味を持つ八重は、兄・山本覚馬(演:西島秀俊)から西洋式銃の扱いを学び、成長していきます。
やがて、幕末の動乱の中で会津藩は徳川幕府側につき、戊辰戦争が勃発。会津戦争では、八重は銃を手に戦い、城に立てこもる決死の戦闘を繰り広げます。しかし、圧倒的な新政府軍の前に会津藩は降伏。故郷を失い、八重は新しい時代を生きる道を模索します。
その後、京都で出会ったのが、後の夫となる新島襄でした。襄は、キリスト教の精神をもとに教育の重要性を説く人物で、八重は彼の理念に共感し、教育者としての道を歩み始めます。そして、やがて明治時代の女子教育の先駆者として大きな役割を果たしていくことになります。
幕末から明治へと時代が大きく変わる中で、八重がどのように生き抜いたのか、そして新しい日本でどのように貢献していくのか——その過程が「八重の桜」の大きなテーマとなっています。
(3)「八重の桜」を観た当時の視聴者の感想・反響
「八重の桜」は放送当時、多くの視聴者の心を打ちました。特に綾瀬はるかさんの演技に対する評価が高く、「今までにない大河ドラマのヒロイン像」として話題になりました。従来の大河ドラマでは、女性主人公が、戦場で銃を持ち、さらに教育者としても活躍する姿が新鮮だったようです。
また、幕末の会津戦争のシーンは非常にリアルで、「歴史の重みを感じる」といった声が多く寄せられました。一方で、物語の後半は教育者としての八重の活躍が中心となるため、「前半の戦闘シーンの迫力がすごかっただけに、後半は少し物足りない」という意見も一部で見られました。
それでも、八重の生き方に共感し、「今の時代にも通じる女性の強さを感じた」「教育の大切さを考えさせられた」といった感想が多く、特に女性視聴者からの支持が厚かったのが特徴的でした。
(4)「八重の桜」の出演者について
【綾瀬はるか(新島八重役)】
代表作:「ホタルノヒカリ」「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」
幅広い演技力を持ち、シリアスな役からコメディまでこなす実力派女優。
【オダギリジョー(新島襄役)】
代表作:映画「アカルイミライ」「メゾン・ド・ヒミコ」「カムカムエヴリバディ」
映画で数々の受賞歴がある演技派俳優。妻は女優の香椎由宇さん。
【西島秀俊(山本覚馬役)】
代表作:「MOZU」「ストロベリーナイト」「真犯人フラグ」
渋い演技が魅力の俳優で、硬派な役どころが多い。
【長谷川博己(川崎尚之助役)】
代表作:映画「シン・ゴジラ」「家政婦のミタ」「まんぷく」
繊細な演技が評価されている実力派俳優。
(5)「八重の桜」の放送期間中にあった主なニュース
2013年は、日本国内外でさまざまな出来事がありました。主なニュースとして、以下のようなものがあります。
【2020年東京オリンピックの開催決定(2013年9月)】
日本が再びオリンピックを開催することが決まり、大きな話題となりました。
【富士山が世界文化遺産に登録(2013年6月)】
長年の念願が叶い、富士山がユネスコの世界遺産に登録されました。
【楽天がプロ野球日本一に(2013年11月)】
東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設以来初の日本一を達成し、東北に勇気を与えました。
これらのニュースが流れる中、「八重の桜」もまた、日本の歴史に光を当てる作品として、多くの人に感動を与えました。
以上、今回は「八重の桜」について解説させていただきました。
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