他には無い、特別な自転車 Bickerton
「なんとも不思議な乗り物」と、言ってしまいたくなる、そんな自転車ですね。
これは想像していたこと以上の物だったと言う事です。
↓ くねくねと路地を行くレオさんのBickerton。

サロンで僕のビッカートンをレオさんに見てもらい、セッティングを確め
変形していた泥除けまで修正してもらいました。
折りたたみ方、バッグの使い方まで丁寧にレクチャーして頂けました。
ありがたいことです。
そして、ひと段落ついて休憩のお茶にしようと、試走もかねていつものカフェに向かったのです。
この自転車は僕の予想とは違い、まったり走る心地よさだけの物では有りませんでした。
一つ目のカフェが臨時休業、そして次なるカフェも、同じく。
そんなら帝塚山へ・・・、その頃からこの自転車のパフォーマンスが分かりだしました。

小さな角をいくつも曲がり、縫うように走り、路面の小さな障害物をたくみに避けて操っています。
そうです、そんな走りが得意な自転車だったのです。
なかなか上手く言葉では表しにくいのですが、この面白さは特別だと感じた事の一つです。
前を行くレオさんから離れまいと追ううち、ふつふつと愉快さが滲み出てきた、そんな感じです。(笑)
大きな通りに出たら、今度はまっすぐに滑って行きます。
直進性も決して悪くは無いです。追いかけながら片手で一眼のレンズでレオさんを狙います。

この時僕はレオさんのに乗せてもらいましたが、「おぉ!」というほど「滑空感」を感じました。
これはヘッドパーツとその調整の違いに由来することのようです。試走を終えて最後に調整をして頂きました。
それに・・・、これは何と言っていいか・・・。
路地には舗装の荒れているところ、また、写真にもあるように路面に煉瓦などで装飾を施していて
まっ平らでないところも多々あります。
そういうところを通り過ぎていく事が続いても、その振動をどうも吸収している気がします。
ソフトなんです、僕なんかに言わせるとサスが有るとまで言ってしまいそうです。
まぁ、こんなつくりとかたちですから、力が抜けていくのが当たり前みたいな事ですが
でも散々書いた「操作性」「走行性」から思えば正反対の事ですよね。
この対極のことが相まっている、ここが「驚き」のポイントです。
驚きと言うより 愉しさ ですね。(笑)
今まで自転車に乗っての驚きは代表的には二つ有りました。
一つ目は初めて、るみさんのモールトンに乗ったとき。
フロンとサスつきのクロスバイクで併走していて、コンクリートの板でつくられてる自転車道の
2m毎にほんの少し盛り上がったアスファルトの目地を通過しているとき。
その小さな連続する手に伝わるショック、嫌気がさしていたとき
モールトンに変わってもらって、「おぉ!」。この違いに驚きました。
二つ目は、レオさんの緑色のヘッチンズ?だったか・・・。
ダイヤモンドフレームのこの自転車・・・。
僕はこの時、モールトンのあのクッション性に通じる物を感じて「おぉ!」
「えぇぇ!?」と思ったのですが、口には出せませんでした。
リアにサスがあるように感じてしまってたんです。
そして、今回は3っつめの「おぉ!」でした。
なんか良い事尽くめに書いてしまいましたが、でもそれは一つにはバランスの問題です。
勿論もっと性能の良い物はいっぱいあると思います。
また、これは普通の自転車に乗るように扱えば危なさもあると思います。
徹底した小型化、軽量化からのたまたまの副産物、それをたまたま愉しいと感じる人がいる。
そんな感じでしょうかねぇ。(笑)分かりませんが・・・。^^
熱くなっている今の感想を記録しておこう、そんな感じです。

by seafronts | 2009-07-21 01:19 | じてんしゃのこと

