50代からの「がま口」設計。支払いの迷いを減らしたら、追われる感覚が少し軽くなった話(がま口③)
毎日、何かに追われているような気がする。
ふと気づけば、自分のための時間も、体力も、お金も、余白がない。
「私がもっと要領よく動ければ」
「もっと頑張れれば」
そんなふうに自分を責めたくなること、ありませんか。
でも、しんどさの原因は、能力不足のせいではないことが多いです。
自分が持っているリソース(資源)の「出し入れの仕組み」が、今の自分の状態に合わなくなっているだけかもしれません。
今日は「がま口」シリーズの3回目。
私が実際に試して、気持ちが少し軽くなった「使いすぎない・抱えすぎない」ための選び方についてまとめます。
追われている感覚は、お金だけじゃなく「判断疲れ」からも来ている
お金が足りない。時間がない。体力が残っていない。
50代の今、そう感じている人は多いと思います。
でも実は、それだけじゃありません。
もう1つ、しんどさを増やしているのが「判断疲れ」です。
毎日いろんな選択肢の前で「どっちがいい?」と迷う。
その積み重ねが、じわじわ心を疲れさせていきます。
このシリーズで言う「がま口」とは
このブログで言う「がま口」は、物理的なお財布の話ではありません。
お金・体力・時間・気力など、今の自分が使えるリソース全部を入れておく器のイメージです。
足りないと感じたとき、つい「増やすこと」に意識が向きがちです。
でも私が大事にしたいのは、増やす前に、迷い・手間・ムダという「漏れ」を減らして、余白を作ること。
ここが整うだけで、日々のしんどさは少し変わってきます。
支払いの迷いをなくしたら、疲れが減った話
私が最初に見直したのは、日々の支払い方法でした。
以前の私は、少しでもおトクになるようにと、お店に合わせて支払い方法を変えたり、レジ前で「どれが良かったっけ」と迷うことがありました。
ほんの数十秒でも、その積み重ねが地味にしんどかったんだと思います。
「ここではこれが得やから、これで支払いしよう~」と思ってアプリを開けると、支払い方法の設定がされていなくて焦って、結局いつもの支払いに戻った日が割とありました。
数十円の差のために、私は毎回「判断する」という大事なエネルギーを使っていたのかもしれない。
そう思って、ルールを変えました。
支払いは基本“これ一択”。コード払いも固定。例外は決めた分だけで、レジ前で迷わない。
メインで使う支払いを決めて、コード払いも固定。
例外は、事前に決めた分だけにしました。
なんでこんな簡単なことを決めてなかったんでしょうね?
我ながらアホやなぁと呆れますが、案外そんな人も多いような気がします。
変わったのは、お金より「判断の回数」
このルールに変えて、劇的にお金が増えたわけではありません。
でも、「お金や予定に追われている感覚」は確実に少し減りました。
理由はシンプルで、迷う回数が減ったからです。
レジ前で悩まない。帰ってから管理で悩まない。
それだけで、頭の中の占有が減っていきました。
明細の確認も楽になって、「何に追われてるんやろ…」が減りました。
50代からの「がま口」設計 3ステップ
支払いの見直しで、私の中に「がま口設計の型」ができました。
これは、お金だけでなく、時間や体力の使い方にも応用できます。
1)上限を決める(現実で)
ここで決めるのは、「がま口(収入源)を増やす/増やさない」の話ではなく、今の自分が使える範囲での配分の上限です。
お金なら「今月ここまで」、時間なら「今週ここまで」、体力なら「これ以上は翌日に響く」という線を、先に決めます。
上限が決まっていないと、その場の不安や勢いで予定や支払いが増えて、あとから「追われ感」が戻りやすくなります。
2)漏れ口を塞ぐ(迷い・手間・ムダ)
毎回考える仕組みは、それだけで消耗します。
支払いの軸を固定したのは、迷いを減らすための“漏れ塞ぎ”でした。
3)使い先を3つまでに絞る(今月は増やさない)
あれもこれもと増やすほど、管理が崩れます。
だから今月は「使い先を3つまで」。増やす判断は月1回にまとめます。
今月の3つは「体調を守る」「暮らしを回す」「将来の備えを少しだけ」です。
失敗しにくいチェックリスト 7つ
何かを変えるとき、私はこの7つで確認するようにしています。
- 判断回数が減るか
- 管理の手間が増えないか
- 疲れた日でも回るか
- 例外が決まっているか
- 「やめる」がセットか
- 余白が先に確保されるか
- 続ける最小単位になっているか
全部当てはまらなくても大丈夫です。
「これは続く」と思える形になっているかだけ、見失わないようにしています。
それでも残る「モヤっと」の扱い方
ルールを作っても、完全にスッキリするわけではありません。
「やっぱりあっちの方がおトクだったかも」
「例外が続いたらどうしよう」
そんなモヤっとした気持ちは、どうしても出てきます。
だから私は、モヤまで含めて仕組みにしています。
- 例外枠を作る(最初から予備を確保しておく)
- 月1回だけ見直す(それまでは悩まない)
- 保留箱に入れる(迷う案件は一旦寝かせる)
迷ったら手帳に書いて、見直しの日まで置いておきます。
今日1つだけ
もし今しんどいなら、今日やるのはこれだけでいいです。
支払いの「軸」と「例外」を、メモに1分で書き出す。
そして、レジ前で新しい組み合わせを考えない。
それだけで、判断疲れの漏れは確実に減っていきます。
まとめ
50代からは、リソースを増やす前に「漏れ」を減らす方が効く。
私は、支払いの迷いを減らしただけで、追われる感覚が少し軽くなりました。
完璧な家計管理や、無駄のない生活を目指す必要はありません。
「これだけ守れば大丈夫」という軸がひとつできるだけで、心は少し軽くなります。
今よりほんの少し、「少しマシ」な毎日へ。
一緒に、自分だけのがま口を整えていけたらと思います。
ひとこと感想、いただけたら嬉しいです
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「ここが分かりやすかった」「ここが分かりにくかった」など、ひとことだけでも大丈夫です。
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