
西成の商店街の脇に立つ木造アパートの取り壊しが終了した。
昭和の雰囲気が漂う木造アパートがなくなり、「消えた昭和」になってしまった。
春が本番を迎えた。
去年までなら、毎日のように「玄関に猫がいるんじゃないか」と思いながらアパートの前を通っていたが、がらんとした跡地には何の楽しみもない。
時は昭和をとっくに終え、平成も終わって令和になった。
木造アパートがなくなるのは時の流れで仕方ないと思いながらも、昔の思い出をもぎ取られたようで、寂しさはぬぐえない。


「跡地」は思ったより広く、「ここで何人の人が暮らしたんだろう」と思うと同時に、「これだけの土地を再開発して儲けない手はないよな」とも思った