やさしい義眼のつくりかた How to make artificial eye and prosthesis

顎顔面補綴という仕事を通じて身につけた義眼やエピテーゼの製作技術やその背景をご紹介。 あまり広く認知されていない技術ですが、どこかで誰かの役に立てればいいですね。 フィギュアなどの趣味にも生かせるように、なるべく特殊な材料や 道具を使わない方法も お伝えできればと思います。 How to make artificial eye and prosthesis.

How to make artificial eye and prosthesis.

さむ Ver2.01

 うーん、前回の更新が8月なので4ヶ月ほど間が空いてしまいました。

この4ヶ月の間いろんなことがありすぎて・・・・
詳しく書くとまたいろんな波紋があるので割愛します。

簡単にいうと死にかかったけれどなんとか持ち直して、今は体調もほぼ元に戻りました、というところです。

 おかげで今後の方向性も明確になったりで、自分的にはバージョン2になったような感じでいます。

今手掛けているのは、というか4ヶ月前からなのですが、オンラインの動画教材を作っています。

インスタやFacebookからなんだと思いますが、大袈裟ではなく世界各国から問い合わせが多くて・・・

エピテーゼの依頼も多いのですが、対面でなければ作れないと断ってます。
それよりも多い問い合わせがセミナーに関してです。

フィリピンまで受講しにきてくれた方々もいらっしゃるのですが、それはいろいろと大変だろうと思います。

オンラインでチュートリアル動画作ればいいんじゃね?とはだいぶ前から思ってはいたのですが、いくつか問題があって。

まず、顔出しはしたくない、ライブもやりたくない、自分の声でナレーションとかも嫌だ・・・などなど

これがネックでe-Book止まりでしたが、やはり動画の方がいいですよね。

 それが・・・AIが気軽に使えるようになってその障害が一気にとっぱらわれました。

テキストで打ち込んだ説明文をAIが自然に読み上げてくれるし、翻訳作業も飛躍的に楽になります。


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 この写真は4ヶ月以上前にどっかで出した写真ですが、エピテーゼのステインにエアブラシが使えないかという話題の時でした。

20年以上前に試してうまくいかず、そのまま頭の片隅に追いやっていたのですが、新しいアイデアを見つけて再挑戦。


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まだまだ練習が必要ですが、筆とは違った良さがあるのでなんとかものにしていこうと思ってます。


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エアブラシ前はこんな状態です。それが・・・


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まだ初心者ですがこのくらいまで今持って行くことができています。

・・んで、この手は何かというと、この手をモデルに指のエピテーゼを作るオンライン教材用の動画を撮っているわけです。


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元のモデルは自分の手なんですが、撮影用に左手人差し指を泣く泣くちょんぎりました。

 普段の仕事ももちろんやっており、その時は机からこの手っちゃん達には退場してもらうことになります。

昨日は横の椅子の上に置いたバッグの上に避難させていたのですが、夜に仕事場に入った時に一瞬ギョッとしました。


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ということで、またぼちぼち更新を始めていこうかな・・・・

カメラにちょっとハマってます

 いまずっと前からのプロジェクトで教材的なものを作っています。

e-bookはすでに2冊出しているのですが、今度は本格的な動画です。
派生的にe-bookも作るのですが、今はその撮影環境を作っています。

動画はだいぶ前から構想があったのですが、問題はナレーションをどうするか。

わたし顔出しも声出しもいやなコミュ障ですので、それがいちばんのネックでした。

ところが今はAIが強い味方になってくれてます。

多言語への翻訳も、音声も生成してくれるので一気に障害がなくなりました。

おまけに自分の頭の中だけだと、ついつい後回しになったりしがちなんですが、ここ最近は毎晩AIと編集会議やってます。

動画と写真を取りこぼし無いように、いろいろと機材も揃えて着々と進行しています。

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これはそのテスト撮影の一枚。
まだ色温度の設定が悪いのですが、まぁもうちょっとしたらそれなりになりそう。

ついでに写真は3Dプリントで型を作ったものにシリコンを流し込んだものです。

この辺りもだいぶ改良が進んで、辺縁がほぼ思った通りに薄く作れるようになってきてます。

もう立派なジジィと言われてもおかしくない歳なんで、体力や目の衰え痴呆の進み具合はA Iと道具とテクノロジーで乗り切る勢い。

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これはちょっとアクセントにRGBライトを使って差し色をしてみました。
そんな色気も少し残ってます。




フィリピンのショッピングサイト

 しばらく更新が止まっていたので、もしかしたら気になってる方もいないとは限らず・・・

また激動の時代が押し寄せていて、といっても外見は平穏なんですが・・・・

とりあえず生存報告も兼ねて、あいかわらずどうでもいい話題を。


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 ちょっとまた高価なおもちゃを買いました。

日本が世界に誇るTAMIYAのエアブラシ。

これを何に使っているのかというと、もちろんエピテーゼの色付け。

20年以上前に一度試したのですが、色素がシリコンに染み込まないので簡単に取れてしまいます。
コーティングすればってレベルではなくて、コーティングするにもその時点で色素が取れてしまうレベルで全く使い物にならなかった思い出。

 それ以来忘却の彼方に葬り去っていたのですが、数年前に息子がフィリピンの通販で買ってくれました。

何で買ったのかその時の経緯は忘れましたが、こちらの通販サイトはかなり安いので「まぁいいか」と購入。

でも、そのまま使うことなく埃かぶっていました。

 最近エピテーゼの製作も、数はこなしている代わりどうしてもマンネリ化というか、今まで臭いものには蓋的な部分があったんです。

 それがステイン、特にムラなく仕上げるのはなかなか難しいんですよね。

シリコンに色を混ぜて詰めるのが一番キレイなんですが、あまり下地のシリコンの色を追い込みすぎると後の調整の余地がなかったり。

決定的なのはやはりシリコンと生身の皮膚の材質の違いというか何というか。

 ちと、ネットで色についての良さげな本を見つけて、これも結構高かったのですが買いました。

そこではエアブラシがおもに使われているし、シリコンエピテーゼに応用できそうなヒントがありました。

・・でそういえばエアブラシあったなと、他にもいろいろ必要なものをいそいそと買い揃えて20年ぶりの再挑戦。


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ちなみにフィリピンの通販で買ったのは上のエアブラシ。
これにちゃっちい電動のコンプレッサーが付いてました。

んで、やってみるとなかなか具合が良い。

使い慣れていないのでだいぶオタオタしましたが、ムラなく色つけできるという点では良い感触を得ました。

ただ、ブラシがしょっちゅう詰まるのでなかなか思うように作業が進まない。

何度もバラして洗浄しては塗り、みたいなことやってました。

バラした感じもそんなに造りが悪いようにも感じなかったので、やはりシリコン用には無理があるのかなと。でも、この良さを知ったからにはあきらめきれない・・・

そういえば近くのショッピングモールにTAMIYAのショップみたいなのがあったな。

くだんのショップはミニ四駆が流行っているらしく、ちゃんと店内にコースも設置されています。

自分で組み立てるスペースもあって、意外に女性なんかも熱心に組み立てていたりします。

 そういえば塗料なんかも売ってたので、エアブラシもあったりして、と行ってみました。

TAMIYA製のエアブラシが3、4種類おいてあって、どれが自分の作業に向いてそうなのかは事前にネットで勉強しときました。

そのお目当てのモデルもあったので、思い切って購入。

値札がついていなかったのですが、日本円で2万円近くでびっくり。

やはりこういうものは日本より割高になるようです。

 しかし、それだけの投資で、手持ちのものみたいにしょっちゅう詰まるんだったらすげーもったいないな、と内心ドキドキでした。

 家に帰ってはやる心を押さえつつ、やすいエアブラシをジョインとからはずして・・・・

その前にそのまま接続できなかったらまたアダプターやら必要になるんだろうなと思いながらも、すんなりねじもあって接続出来ました。

もしかしたらTAMIYAが世界のスタンダードでパクられているのか?

・・・もう一つ不安があって、エアブラシ交換しても同じ状態なら、今度はコンプレッサーも変えないといけないのかぁ?

沼に踏み込みそうな不安を感じつつも、とりあえずいつもの材料を入れて吹いてみました。

 おぉ!ちゃんと出る!しかもこのちゃっちいコンプレッサーで。

やはり世界のTAMIYAじゃん、と日本に想いを馳せながらMade in Japanをあらためて認識した次第です。

 使えるのがわかると今度は別のことが気になって、それが換気と自分が飛沫や粉塵を吸わないようにせねば。

 またネットショッピングで検索。

以前はすぐAmazonで検索でしたが、最近は一旦フィリピンのネットショッピングで検索して、なかったらAmazonという流れです。

 無事3Mの防毒マスク的なものを見つけました。

これAmazonだと6、7千円じゃなかったか・・・それが千円くらいの値段で替えのフィルターまでついてる。

パチモン?という考えがよぎりましたが、他のショップを見ても大体同じような値段で出ているし。

こういうものは値段格差が国によって大きいのでしょうね。

 ということで、まだ生きてエピテーゼも作っています、という今日の報告でした。
顔面補綴マニュアル  やさしい義眼の作り方 How to make artificial eye
How to make Ear Prosthesis 英語版
エピテーゼのつくりかた 耳
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村井 さむ

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日本でのプレッシャーを逃れフィリピンに移住してはや10年、まだ生きてます。やさしい義眼の作り方

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