ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に家族4人で香港からニュージーランドに移住。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です

生きるという仕事

とうに還暦を迎え、人生の終

盤に入っているせいか、年々

死というものを身近に感じる

ようになってきた気がします

 

叔母の訃報に接し、切なさと

同時に、誇らしいような羨ま

しいような、前向きな感情も

湧いて来るのを感じました。

 

やることをやり切った人に

け、お迎えが来るんだな、と

 

長い長い闘病の末の91歳の大

往生だけに、今生を卒業して

いく姿を間近に目にしたよう

 

ふと思い出したのが、移住前

の勤め人時代の香港のオフィ

スの光景でした。調査部とい

う終わりのない情報を追う部

署ゆえ、仕事も終わりがなく

残業が恒常化していました。

 

しかし、誰もが自分の意思と

判断で仕事を進めており、定

時に帰るのも居残るのも自由

 

情報量を増やし、内容の精度

を高めようと思えば思うほど

時間がかかっていきました。

 

残業中に席を立ち、ふと誰が

帰り、誰が残っているのかに

気づくあの感覚が蘇りました

 

「○○、帰ったんだ」

 

漠然と残業仲間と感じていた

同僚の姿がなく、パソコンが

落ちているのに気づいた時に

感じる、仄かな羨ましさを思

い出したのです。やることを

やり切った人への憧憬でした

 

シーンと静まり返るオフィス

に響く、残った者たちが叩く

キーボードの音。諦めたり、

翌日に先送りして帰ることも

できましたが、なかなかそう

はできない者が黙々と働き続

け、そんな姿が生き続ける自

分と重なるような気がします

 

今の自分は「生きる」という

仕事が終わらず、まだまだお

迎えが来ない状態のようです

 

 

今日は降ったり止んだりの1日

最後にご褒美の虹🌈