止まっていた感覚が動き出した理由 ―『移動する人はうまくいく』を読んで

最近、特別に不満があるわけじゃない。
仕事も生活も、ちゃんと回っている。

それでも、どこか「止まっている感じ」がしていました。

毎日同じことの繰り返しで、刺激も少ない。
何かを変えたほうがいい気もするけど、じゃあ何をすればいいのかは分からない。

「このままでいいのかな」
そんなことを考える時間が、少しずつ増えていった頃に、手に取ったのがこの一冊でした。

 

なぜこの本を読んだのか?

以前、同じ著者が書いた「本を読む人はうまくいく」を読んで面白かったので、タイトルが似ているこの本も読みたくなりました。

特に、
「三日坊主で続けられない」
「仕事がつまらない」
「お金に困らない生活をしたい」
と書かれており、自分も近しい感情があったため、この本を手に取りました。

▼今回読んだ本はこちら▼


どのような本か?

■タイトル:移動する人はうまくいく
■著者  :長倉 顕太
■出版社 :すばる舎
■発売日 :2024年4月23日
■ジャンル:自己啓発・ビジネス・経済

この本は、行動が変えられないのは意志ではなく環境であると伝えています。
環境を変える、すなわち「移動する」ことで、人生がより良い方向に進んでいくことを伝えている一冊です。

とどまることで思考や行動が固定化されていく一方で、移動することで人・情報・選択肢が増えていくことが具体例とともに書かれています。
そこには、住宅と賃貸といった住む場所や仕事をテーマにした内容についても、著者なりの視点が紹介されています。

また、「お金を増やしたいけれど、何をすればいいのか分からない」と感じている人に向けて、スキルがなくても始められるビジネスについても触れられており、参考になる部分があると感じました。

移動することで選択肢が増え、選択肢が増えることで人生はうまくいく。
著者自身の体験を通して、「移動が当たり前になるとどういう状態になるのか」が描かれている一冊です。


読む前の自分はどうだったか?

自分も過去に「運動しよう」「本を読もう」「資格の勉強をしよう」と、何度も行動しようとしてきました。
ただ、長くは続かず、大体三日坊主で終わっていました。

「今回も続かなかったな」
そう思うたびに、自分に対して少し残念な気持ちになることもありました。

また仕事でも、業務に慣れてきたことで、自分の裁量で物事を進められるようにはなっていました。
目標を達成したときや、売り上げが上がったときには達成感もあります。

それでも、やることの大枠は毎日同じで、
気づくと「同じことの繰り返しだな」と、どこかつまらなく感じる自分がいました。

10年後の自分が仕事をしている姿を想像したとき、
「この先も、この仕事を続けているのかな」と考えて、
なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。

ちょうど今、子どもが生まれ、家を買うかどうかについても考えていました。
家を買うということは、将来ずっとその場所に住む可能性が高くなるということでもあります。

定年後にお互いの実家をどうするのか。
このまま関東に住み続けるのか。

人生のプランがまだ定まっていない中で、
「ここに決めてしまっていいのだろうか」と迷い、
なかなか踏み切れずにいる自分がいました。


印象に残ったポイント

自分の好き嫌いが分からない

そもそも「好き嫌い」を感じることすらできていない人ばかりだということ

34ページ

映画を見ることが好き。コーヒーを飲むことが好き。そういったことは分かっています。

しかし、仕事についてとなると、何が好きなのか、何が嫌いなのか自分自身でも分かっていません。
プライベートの好きは分かるのに、仕事になると途端に見えなくなります。
「この仕事って好きなんだろうか?」「やりたいことが思いつかない」
「どういうことをしたいのかが分からない」
「嫌いと断言できるほどひどい環境ではないけれど、どこか満足感がない」
「業務はしんどいけどつらくはない。これって嫌いな業務なのか?」
と仕事をしていると感じるときがあります。

このことについて著者は、
センサーが壊れてしまっているのが原因」と書いています。

この言葉に、ハッとさせられました。

今まで何がしたいのかなど見つけるために、転職で職務経歴書をまとめるみたいに過去を振り返っていました。
過去を見つめなおすことで何が得意だったか、何に興奮していたのかを棚卸しでき、恐らくこれが好きなんだろうなというのが何となくわかりました。
しかし、それは過去が形作ったもので今に落とし込んだ時心から「やりたいこと」と言われると言い切れなかった。
また、仕事に慣れてくるとワクワクすることが学生の頃に比べて少なくなってきていると感じています。

これは学生のころよりも、いろんな場所に出かけたりする回数が減ったからだと思いました。つまり、刺激が以前よりも少なくなったことでセンサーが壊れてしまったのだと感じさせられました。これは仕事でもいえると思います。

他者と同じ行動をしない

私がいつも言っているのは「ベストセラーを読むのではなく、ベストセラー作家が読んでいる本を読め」ということ。

73ページ

ベストセラーは、多くの人が読んでいる本です。
その本を書いたベストセラー作家は、やはり抜き出た人だと思います。

彼らは多くの本を読み、自分なりの「思考の源泉」を持っている。
だからこそ、ベストセラーを生み出せるのではないかと思いました。

そう考えると、“思考の源泉”が違う人のインプットを辿ることで、新しい思考も生まれてくるのではないかと思います。

また、「憧れの人がいる」「あの人になりたい」という人がいるのであれば、その人の考え方や行動をトレースするために、その人について調べたりその人が読んでいる本を読むことでその人に近づけると思いました。

ただ、今の自分には知識が足りないと思っているので、ベストセラーを読みつつ、変わった本も取り入れるという形がよさそうだなと思います。

慣れると思考・感覚は停止する

結局、私たちの脳はいつも同じ場所にいると、何も考えなくなり、何も感じられなくなる。

144ページ

仕事や生活に慣れてしまうと、思考や感覚は少しずつ停止していくのだと思います。

私も残業が常態化したとき、しんどいとは感じていましたが残業は仕方ないと受け入れるようになっていました。
それはもう、残業を異常だと感じなくなっていた証拠だったのだと思います。

同じ担当、同じ業務を何年も続けていると、対応の仕方や手順が頭に入っているので、深く考えずに仕事ができるようになります。

それはラクでもある一方で、毎日が同じことの繰り返しのようにも感じられ、次第に物足りなさを覚えるようになりました。

一方で仕事でプロジェクトにアサインされたときなどは、今までとは違うことをする分、面白いと感じる自分がいました。

慣れはラクですが、ラクになった瞬間に、考えることや感じることを手放してしまうのかもしれません。
新しい場所に行ってみる、違うことを始めてみる、知らない人と話してみる。
そうした小さな刺激が、止まっていた思考や感覚を再び動かしてくれるのではないかと思いました。


読んだ後の自分はどう変わったか

今まで、三日坊主だったのは自分の意志が弱いからだと思っていました。
しかし、この本を読んで、続かなかったのは意志だけの問題ではなかったのだと気づきました。

「続けられない自分」を責めるのではなく、
「続けられる環境だったのか?」と考える視点を持てるようになったことは、大きな変化だったと思います。

仕事についても、今感じているモヤモヤは、モチベーションが落ちたからではなく、刺激がなくなったことによるものなのだと腑に落ちました。

このまま同じ業務を繰り返していけば、おそらく仕事はどんどんつまらなく感じていく。
そう考えると、今の自分には「頑張ること」よりも「環境を動かすこと」の方が必要なのだと思うようになりました。

違う立ち位置や役割に挑戦すること。
今までとは違う人や仕事に触れること。
そうした変化を、自分から選んでいいのだと感じています。

住宅についても、「そういう考え方があるんだ」と参考になる部分がありました。
引っ越しすることは、環境を変えるための最も分かりやすい手段の一つです。

賃貸であれば、いつでも好きな時に住む場所を変えることができ、新しい刺激を得ることができます。
一方で、本書ではマイホームは選択肢を狭めるものとして描かれています。

もちろんマイホーム購入は大きな決断ですが、
例えば「実家と自宅を行き来する」という使い方であれば、固定化ではなく選択肢のひとつになり得るのではと感じました。

本書を通して、「慣れ」は良いことですが、それが「ラク」に変わってしまうと成長が止まっているということでもあると思うので、そう感じた時は、危機感を持ち、些細なことから行動して、環境を変えていこうと思いました。


この本を読んで残ったこと

  • ますます信用の時代になってきていること

  • 知識経験をアップデートしていくことで、新しい選択肢が増え、人生が変わっていく

  • 環境からすべては生み出される

  • 脳のフィルターを変えると違うステージに行ける

  • 大量にインプットすることにより、人生の広い地図が手に入る


どんな人にすすめたいか

  • 人生が退屈だと感じている人

  • やりたいことが見つかってない人

  • 現状維持していると感じている人
    →仕事がつまらない、生活が退屈だと思っている人

  • お金を増やしたいと思っている人

  • 自分の好き嫌いが何か知りたい人

  •  

今、止まっている人へ

「人生がつまらなく感じる」
「何をしたいのか分からない」
と感じていても、行動に移すのがなかなか難しいですよね。
動けなかったら落ち込んでしまうこともあると思います。

でもそれは、意志が弱いからではありません。
この本を読んで思ったのは、多くの場合、原因は環境にあるということです。
刺激が足りないだけなのかもしれません。

そうした悩みは、環境を少し変えることで動き始めます。

環境と聞くと大きな変化を想像しがちですが、
・ちょっと外に出てみる。
・行ったことのない場所に行ってみる。
・好きなアーティストについて調べてみる。

そんな些細なことでもいいと思います。

ちょっとした行動から、きっかけは生まれます。
そのきっかけが、新たな出会いにつながりますように。

同じ著者の別作品についても記事を書いています。
よければあわせて読んでみてください。

sa-shi.hatenablog.com

「読書が続かない」のは、時間の問題じゃなかった―『本を読む人はうまくいく』を読んで気づいたこと

本を読むのは好きなはずなのに、
最近は「ちゃんと読めていないな」と感じることが増えていました。

忙しいから読めない。
時間ができたら読もう。
そう思いながら、本だけは増えていく。

読んだとしても、
「読んだ」という達成感だけで終わってしまい、
しばらくすると内容はほとんど思い出せません。

それでもどこかで、
「本を読んでいる人になりたい」
「知識を増やした」
という気持ちは消えませんでした。

じゃあ、なぜ続かないのか、知識が増えた実感がないのか。
なぜ読書が自分の生活に根づかないのか。

その答えがわからないまま、
なんとなく「自分は読書が続かない人間なんだ」と
決めつけていた気がします。

そんなときに、書店でこの本に出会いました。

 

なぜこの本を読んだのか?

私は本を読むことが好きですが、読書が人生にうまく活きている実感はありませんでした。
面白そうな本を見つけると何冊も買ってしまうものの、家にはまだ読めていない積み本ばかり。
仕事に追われ、「早く読まないと」と思いながらも、なかなか読み始められない――そんなもどかしさを抱えていました。

そんなとき、書店のディスプレイで目に飛び込んできたのが、この本です。
読書が好きなのに、なぜうまくいっている実感がないのか。
その答えを確かめたくて、『本を読む人はうまくいく』を手に取りました。

▼今回読んだ本はこちら▼

どのような本か?

■タイトル:本を読む人はうまくいく
■著者  :長倉 顕太
■出版社 :すばる舎
■発売日 :2025年6月3日
■ジャンル:自己啓発・ビジネス・経済

この本は、読書を習慣にするための本ではなく、読書を人生にどう使うかを教えてくれる本です。

本の「読み方」ではなく「選び方」を軸に、読書の効果や習慣化の考え方、読書体質になるための具体的なアクションプランが提示されています。

読書が続かない理由を「自分の意志の弱さ」だと思っていた私にとって、視点をひっくり返される内容でした。

読む前の自分はどうだったか?

本には、先人たちの知恵や知識が詰まっています。
その知識を吸収したくて、私は本を読み始めました。

読む本はほとんどがビジネス書です。
書店に行って気になった本は迷わず買っていました。
一方で、小説やなじみのないジャンルは、全くと言っていいほど読んでいません。

書店に行くと面白そうな本がたくさんあるので、行くたびについ何冊も買ってしまいます。
ただ、積み本になっていることもあり、家にはまだ最後まで読んでいない本がいくつも残っています。

買った本を読み終えると、「読み終えた」という達成感・満足感だけが残っていました。
そのためか、期間をあけながら読んだ本の内容は結構忘れやすく、あまり覚えていないことが多いです。

 

印象に残ったポイント

“読書できない自分”という思い込み

本を読むから「本を読む人」になるのではなくて、「本を読む人」になるから本を読めるようになるのだ。

71ページ

読書をしたいけど、仕事が忙しくてできていない。
そんな言い訳を私もしていました。
本を読む習慣や何かを続けることはいつも難しいと感じています。

しかし、それは周りに自分のキャラクターを決められてしまっているからで、なりたいキャラクターになりきればできるようになると書かれています。

この言葉は、新しい視点を自分にもたらしてくれたように思います。
今まで自分視点で次につなげようとしましたが、第三者の視点と言いますか、違った視点で考えることでその行動がうまくいくことを学びました。

このような視点を変えて考えたりすることは、他でも活かせそうです。

ただ、私は、自分でも自分のキャラクターを決めてしまっているんじゃないか、"読書ができない自分"とレッテルを張っているから続けられないんじゃないかと思いました。

 

読んだだけで満足していた自分

読書を通じて学んだことを、どこかで実際に試してみる。
そうしなければ、どんなに本を読んでも知識は頭の中で眠ったままだ。

92ページ

これは本を読んだだけで満足していた自分には刺さった言葉です。
本の内容をほとんど思い出せなかったり、読んだだけでその知識を活用していない。
まさに今の自分だなと感じました。

インプットしただけでは、知識が使える状態にありません。
記憶に定着もせず、そして行動や成果に繋がらないです。

得た知識をアウトプットしていくことで、自分の血肉となり、成長につながるのだと改めて気づかされました。

 

本は、最も手軽な旅だった

読書によって別の時代や別の国、別の文化に意識を飛ばすことだって「移動」なのだ。

98ページ

この考えはなかったです。
物理的な移動だけでなく、その国についての本やその時代の本を読むことで知識の"移動"、視点の”移動"ができる。
これは面白い考え方だなと思いました。

SF小説を読むと未来の世界を体験できたり、経営者の本を読むとその人の視点を得ることができたり。
旅は旅行だけでなく、本でもできるんだなと初めて気づかされました。

そうやって疑似体験をすることで、行動に繋がったり思いもつかなかったアイデアも生まれたりするので、様々な本を読んでみたいと思いました。

読んだ後の自分はどう変わったか

まず、本のジャンルの幅を持たせたいなと思うようになりました。
今まで小説やはほとんど読んでなく、この本に書かれていた小説を読むことのメリットが魅力的だったので、少しずつ読んでいきたいなと思いました。

また、「歴史」や「科学」など、今まで読もうとしてこなかったジャンルにも幅を広げ、考え方や創造性をアップデートしていこうと思います。

読んだ本の内容を少しでも自分のものにできるようアウトプットはしていきたいですね。
アウトプットの一つの形として、読んだ本はnoteやブログにこの記事のように自分なりにまとめて公開していこうと考えています。
2冊だけ記事化していますが、読んだだけのときよりも、この2冊は内容がいまだに頭の中に残っているので、アウトプットすることの効果を実感しています。

この本を読んで残ったこと

特に強く残ったのはこの5つです。

  • 続かないのはキャラクターがすでに作られているから

  • 読書で別の時代や別の国、別の文化に"移動"することができる

  • 環境適応力を高めるためには読書が有効

  • 人は知識が豊富な人を探す

  • 読書で「広く浅く長い人間関係」を構築できる

どんな人にすすめたいか

  • どんな本を読めばいいか困っている人
    →書店で迷ってしまい、結局いつも同じジャンルを選んでしまう人

  • 読書習慣を作りたい人
    →読みたい気持ちはあるのに、忙しさを理由に後回しにしてしまう人

  • 何かを習慣化したい人
    →ダイエットや運動、勉強など、続けたいけど続かない人

  • 人間関係を広げたい人
    → 会話の引き出しが欲しい人、新しい出会いを求めている人

  •  

    この本を読んで、インプットした知識はアウトプットしてこそ意味があるのだと実感しました。
    知識を行動や言葉に変えていくことで、初めて自分のものになり、結果として「頼られる人」につながっていくのだと思います。

    また、この本は読書だけでなく、ダイエットや運動、勉強など、何かを習慣にしたいのに続かない人にも多くのヒントを与えてくれます。
    「続かないのは意志が弱いからではない」という視点は、読書以外の習慣にもそのまま当てはまると感じました。

    読書が続かない人、本を読みたいけれど読めていない人。
    そして、何かを始めたい気持ちはあるのに一歩が踏み出せない人に、
    本を読むことの価値と、続けるための考え方をそっと教えてくれる一冊だと思います。

    私自身、まだ読書が習慣化できているわけではありません。
    それでも、この本をきっかけに「今日もできなかった」と落ち込むのはやめようと思えました。

    ※この記事には、Amazonアソシエイトリンクが含まれています。

話すのが苦手な自分が、『人は話し方が9割』を読んで気づいたこと

会話が苦手だと感じることはありませんか。
何を話せばいいかわからず、沈黙が気まずくなってしまう。
僕自身、そんな場面に何度も悩んできました。

この記事では、『人は話し方が9割』を読んで、
話し方そのものよりも「人との向き合い方」を見直すきっかけになった気づきをまとめています。

 

なぜこの本を読んだのか?

僕は、コミュニケーションが得意なほうではありません。
友人や同僚と会っていても、「何を話したらいいんだろう」と迷ってしまうことがよくあります。

そのせいか、自分から飲みやご飯に誘うことができません。かなり親しい人であれば問題ないのですが、仲は良いものの、まだ関わりが深くない人となると、一気にハードルが上がってしまいます。

周りを見渡すと、知り合いに自然に話しかけたり、気軽に誘ったりできる人がいて、「すごいな」と感じることがありました。
そんなふうに人と関われたらいいのに、と思いつつも、なかなか一歩が踏み出せない自分がいました。

そんなときに出会ったのが、『人は話し方が9割』というタイトルです。
冒頭に書かれていた「初対面で何を話したらいいのかわからない」という一文が、まるで自分のことを言われているようで、思わず手に取りました。

▼今回読んだ本はこちら▼

 

どのような本か?

『人は話し方が9割』は、話術やトークテクニックを磨くための本ではありません。

この本で語られているのは、会話のうまさではなく、会話に向き合うときの「意識」や「感情の捉え方」です。

友達、職場の同僚、上司や部下、少し苦手な人。
日常の中で「会話がうまくいかない」と感じる場面に対して、
こういうポイントを意識すると会話そのものが少し楽になる——そんなヒントが数多く紹介されています。

ほめ方や叱り方といった具体例もあり、会話の場面をイメージしながら読み進められる一冊です。

うまく話せる人になるための本ではなく、
日常を少し心地よくするための「コミュニケーションの教科書」。
そんな一冊だと感じました。


読む前の自分はどうだったか?

読む前の自分は、コミュニケーションに対してどこか苦手意識を持っていました。
特に苦手だったのが、この本でも触れられている「沈黙」です。

人と会話をしていて、ふと沈黙が生まれると
「何を話せばいいんだろう?」
「この空気、気まずいな……」
と頭の中が一気に忙しくなり、その場にいること自体が少し恥ずかしくなることがありました。

今あらためて振り返ってみると、当時の自分は、相手にあまり興味を持てていなかったのかもしれません

大人数でいると、他の人が話しているからいいか、と自分から話題を振ることはほとんどありませんでした。
リアクションも最低限で、どこか受け身だったように思います。

そんな自分にとって「話すのが上手い人」とは、
・話で人を笑わせられる人
・ネタや引き出しがたくさんある人
そんなイメージでした。

だからこそ、「自分はそうじゃない」と無意識のうちに会話から一歩引いていたのかもしれません。
実際、複数人でいるときに友人から「何も話さないじゃん」と言われたこともあります。

二人きりのときでさえ、今思えばリアクションが薄かったり、どこか上の空で返事をしていた場面もあったように感じます。


印象に残ったポイント

読んでいくとためになるポイントや自分のことでハッとさせられる内容がいくつもありました。中でも、特に印象に残ったポイントをご紹介します。

話し方は、意識の表れだった

「何を伝えたいか」「どういう意識で相手と接しているか」——こうした内面は、必ず会話にもにじみ出ます。

85ページ

あなたの心が変わり話し方が変わると、人間関係が大きく変わるからです。

234ページ

この一節を読んで、話し方や使う言葉、相手への接し方は、すべて自分の内面が表に出たものなのだと感じました。
どんな言葉を選び、どんな態度で接しているかによって、その人の人となりは、思っている以上に相手に伝わってしまうものなのだと思います。

振り返ってみると、僕自身も余裕がないときには口調が強くなったり、適当に受け答えをしてしまっていた場面がありました。
そのときの自分は、相手ではなく、自分の感情を優先してしまっていたのだと思います。

この本を通して、「話し方を変えたい」と思う前に、まず自分がどんな意識で相手と向き合っているのかを見直す必要があると感じました。
自分の振る舞いや人への接し方が変われば、周囲の反応や人間関係も少しずつ変わっていく。
そんな当たり前だけれど見落としていたことに、あらためて気づかされました。

正論を伝える前に、大切なことがあった

大事なのは、相手を傷つけないように正論を伝えること。

158ページ

以前の自分は、間違っている人に対しては、ここが間違っているとストレートに伝えたほうがいいと思っていました。

前に言ったことができていなかったり、同じような指摘を繰り返すことになると、どうしても自分の中に負の感情が生まれ、その感情をのせたまま文章や言葉で伝えてしまっていたと思います。

この本を読んで気づかされたのは、そこに相手への「敬意」が欠けていたということでした。
また、そう言われた相手がその後どう感じ、どう行動するのかを、これまでほとんど考えていなかったことにも気づきました。

現在、少しずつ上に立つ立場になり、部下やメンバーを導く側に回るようになったからこそ、この部分は強く心に残りました。
伝え方や配慮を少し工夫するだけで、チームの雰囲気や動き方は変わっていく。そんな可能性を感じました。

指摘すること自体は、決して簡単なことではありません。
それでも、相手が部下であっても一人の人として敬意を忘れずに接すること。
その姿勢を大切にしながら、これからコミュニケーションを取っていきたいと思います。

言葉より先に、感情を見る

真に大切なのは「言葉」だけでなく、その奥にある「感情」にフォーカスすることです。

227ページ

この一文を読んで、相手の言葉だけを受け取って安心していた自分に気づかされました。

上司から心配されたときや、妻から「大丈夫?」と声をかけられたとき。
本当は余裕がなくても、つい「大丈夫です」「大丈夫だよ」と返してしまうことがあります。

この本を通して、心配したり気にかけたりするときこそ、言葉の裏にある感情に目を向ける必要があるのだと感じました。
相手が今、どんな状態なのかを読み取ろうとしないままでは、すれ違いが生まれたり、関係が悪くなってしまうこともある。

「ちゃんと聞いているつもり」だった自分が、
実は言葉だけを聞いて、感情には目を向けていなかったのだと気づかされる一節でした。


読んだ後の自分はどう変わったか

まず、「話がうまい人」に対する考え方が変わりました。
以前、話がうまくなりたいと思っていた時期があります。ただそのとき自分が思い浮かべていたのは、芸人のように流暢に話せる人でした。
正直なところ、自分の性格的に、ああいう話し方は向いていないと感じています。

しかしこの本を読んで、「話がうまい人」とは、そういう人ではないのだと気づかされました。
もしもう少し早くこの本に出会っていたら、当時の自分は、もう少し気持ちを楽にして人と向き合えていたのかもしれません。そう思うと、少しだけ悔しさも残ります。

私は、自分自身、人にあまり興味を持てていないのではないかと感じています。
これまで深く考えたことはありませんでしたが、今後の人生を考えると、コミュニケーションはとても大切なものです。パパ友ができるかもしれませんし、仕事で初対面の人と会話をする場面も増えていくでしょう。

そのとき、今のまま相手への関心が薄い状態だと、相手からすると不愛想な人だと思われてしまうかもしれません。
それではいけないな、とこの本を通して、自分を少しでもいい方向に変えたいと思うようになりました。

相手の話す言葉の奥にある感情を読み取ろうとすること。
顔や声、体全体で反応すること。
大人数の場でも、無理に話題を切り込まなくていい。リアクションを少し大きくしたり、相槌を打ったり、言葉の最後に「!」をつけるような意識を持つだけでも、関わり方は変えられると感じました。

相手の立場や目線に立って、「相手は今どう感じているのだろう」と考えながら人と接すること。
そして、相手に対する敬意を忘れずに向き合うこと。そうした姿勢を大切にできれば、人間関係は少しずつ良い方向に向かい、日々の生活も今より穏やかになるのではないかと思います。

この本は、話し方を変えるための本というよりも、人との向き合い方を見直すきっかけをくれた一冊でした。


この本を読んで残ったこと

  • 会話がうまくなろうとする前に、相手にちゃんと興味を向けているかを意識する

  • 言葉の内容だけでなく、声のトーン・表情・間も含めて相手を見る

  • 正論を伝えるときほど、相手への敬意が伝わる言い方かを一度立ち止まって考える

  • 自分の余裕のなさや感情は、話し方に必ず出ると自覚しておく

  • 話し方を変える=自分の内面や意識を整えることだと忘れない

読み終えた今、あなたはどんな会話を大切にしたいですか?
今日の誰との対話で、何に意識を向けてみたいですか?


どんな人にすすめたいか

  • コミュニケーションをとるのが少しでも苦手と感じている人

  • 異性との会話に悩んでいる人

  • 人との付き合い方に悩んでいる人

  • マネージャーなど人の上に立つ人

  •  

この本を読んで、
相手のその言葉の裏にある想い・感情を考えるようになりました。
また、日ごろから相手軸で考えて動いていきたいと思うようになりました。

もし今、話すことが苦手、人とどう接すればいいという悩みを抱えているなら、この本はその悩みを軽くしてくれるかもしれません。

※この記事には、Amazonアソシエイトリンクが含まれています。

 

『喜ばれる人になりなさい』――親になってから、ようやく心に響いた言葉

「頭では分かっていたのに、行動できていなかったことに気づかされた一冊でした。」

この感想は、「何かしたいと思っても行動に移せない」 自分への気づきが得られた体験談です。
読み終わるころには、あなたも「今できること」を思い出すかもしれません。

なぜこの本を読んだのか?

本の帯に、
「お母さんに『ありがとう』と伝えたくなる本」
と書かれていました。

最近、実家に帰れていないこと。
お中元や贈り物をもらっているのに、きちんとした親孝行ができていないこと。
連絡は取っているものの、感謝の言葉をちゃんと伝えられていない自分がいました。

ちょうど自分が親になり、親のありがたみを実感し始めていた時期でもありました。
そのキャッチコピーが目に入った瞬間、気づいたら本を手に取っていました。

▼今回読んだ本はこちら▼

 

どのような本か?

 

著者が母親から繰り返し言われてきた「喜ばれる人になりなさい」という言葉を軸に、日常の行動、考え方、人との向き合い方を見つめ直していく一冊です。

読みやすく、1日で読めます。


読む前の自分はどうだったか?

この本を読む前の私は、
「何かしたほうがいいよな」
という気持ちを、ずっと頭の片隅に置いたまま過ごしていました。

両家顔合わせで、以前より年老いた両親の姿を見たとき。
ことあるごとに贈り物をしてくれるとき。
実家から「あれを送ってほしい」とお願いしたとき。

そのたびに、
「母さん、老けたな」
「学生の頃は仕送りしてもらって、今も違う形で支えてもらっているな」
「今まで育ててくれたのに、何も返せていないな」
そんな思いが浮かびました。

それなのに、電話で話すときはなぜか声のトーンが低くなり、少しぶっきらぼうになってしまう。
恥ずかしさなのか、照れなのか、自分でもよく分かりません。

心の中では確かに「ありがとう」と思っているのに、それを言葉や行動に移せない自分がいました。

「今はお金がな……」
と理由を探しては、結局何もしない。
きっと、そういう状態をズルズルと続けていたのだと思います。


印象に残ったポイント

この本を読んで、特に心に深く刻まれた言葉があります。

自分の行動は、めぐりめぐって自分に返ってくる(徳)

「あのね、この世には目に見えないお金があるの。そのお金はね、徳っていうのよ。」

22ページ

自分が行ったことは、巡り巡って、最後は自分に返ってくる。
この言葉は、目に見えるお金だけでなく、自分の行動や思いやりが、形を変えて返ってくる循環を表しているのだと感じました。

徳を積むことで、いつか困ったときに助けられたり、人から感謝される人になる。

成功している人や、自然と人が集まる人は、相手のことを考えられる人であり、その人柄が行動ににじみ出ている人なのだと改めて気づかされました。

親という存在を、親になって初めて理解した

「そして3つめが何があっても子どもの味方でい続けること。何があっても子どもの未来を信じること」

38ページ

僕は兄弟の中でも大学院まで進学させてもらったため、お金はかかりましたが、手はあまりかからなかったほうだと思います。
一方で兄や弟は、思春期に家の物を壊したり、暴れたりして、相当親に迷惑をかけていました。

決して裕福ではない家庭で、子どもが4人。
それでも、僕たちのわがままを聞き、習い事をさせ、進学を支えてくれました。

振り返ると、よく見放さずに育ててくれたな、と思います。
両親はいつも僕たちの味方で、未来のために尽くしてくれていたのだと感じます。
そう思うと、両親には本当に感謝しかありません。

そんな今、自分にも子どもが生まれました。

自分の子どもも、いつか暴れたり、迷惑をかけたり、過ちを犯してしまう日が来るかもしれない。
それでも親として、何があっても子どもの未来を信じたい。
この言葉を読んで、そうありたいと強く思いました。

「あのときもっとちゃんと話を聞いていれば」と思ったが、それはすでに後の祭りだった

173ページ

上京してから、両親とはここ数年会えていません。
両親は定年を迎え、見た目も学生の頃とは大きく変わりました。
病気や手術の連絡が入ることもあります。

学生の頃は、親の大変さに目を向けず、連絡もぶっきらぼうに返していました。
今思えば、親の想いを汲み取れない、不器用な息子だったと思います。

両親がいつまで生きていてくれるかは分かりません。
十分な親孝行も、恩返しもできていないまま、突然の別れが来たら私は絶対に後悔します。
そんな後悔をしないよう、「今」からできることをしていこう。
この言葉を読んで、そう決意しました。

相手の視点に立つことで、人は「喜ばれる人」になる

「大切なのは永松さんが『書きたい』ことではなく、『読者が読みたいこと』です。徹底的に読者目線に立った文章をください」

246ページ

この言葉は、私の仕事にもそのまま当てはまります。

広告運用の仕事でも、ユーザーの視点に立つことで成果は変わります。
取引先が何を求めているのかを考え続けることで、信頼が生まれます。

仕事は、お客様がいて初めて成り立つもの。自分がどれだけ良いと思うものを作っても、それを求める人がいなければ届きません。
相手が何を求めているのかを想像し、相手の視点に立つこと。
それが「喜ばれる人」への一番の近道なのだと感じました。

この考え方は、YouTubeやnote、TikTokなど、
コンテンツを発信する人にも同じことが言えると思います。


読んだ後の自分はどう変わったか

この本を読んで、頭の片隅にあった親孝行の思いが、はっきりとした意思に変わりました。

具体的には、年に1回は実家に帰ること。贈り物をもらったときは、メッセージだけでなく電話でもお礼を伝えること。照れくささを捨てて、素直に気持ちを言葉にし、両親との会話を少し増やしていきたいと思いました。

また、仕事においても取引先だけでなく、後輩や上司、友人に対しても、より相手の立場を考えて行動したいと思うようになりました。まずは目の前の人を大切にする。その積み重ねが、結果として信頼に繋がっていくのだと信じています。

プレゼントをもらったときも、物そのものではなく、そこに込められた「時間」や「気持ち」に目を向けたい。

親になるということは、誰かの思いや苦労を、当たり前にせず受け取れる人間になることなのかもしれません。


この本を読んで残ったこと

  • 喜ばれることは、大きな行動じゃなくてもいい

  • 才能や地位、勲章などは自分のためじゃなく誰かを喜ばれるためにあるもの

  • 思っているだけでは、相手には伝わらない

  • 「いつか」ではなく、「今できること」を選ぶことが大事


どんな人にすすめたいか

  • 子どもがいる人、これから親になる人

  • 親に何かしたいと思いながら、何もできていない人

  • 仕事や発信で、人との向き合い方に悩んでいる人

「何かしたい」という気持ちはあるのに、まだ何もできていない人にこそ、読んでほしい一冊です。

 

※この記事には、Amazonアソシエイトリンクが含まれています。

 

新生児の1週間データ公開|ミルク量・授乳間隔のリアルな推移と生活リズムの変化

「生後まもない赤ちゃんって、1週間でどれくらいミルクを飲むの?」

「授乳間隔は? 他の家庭と比べられなくて不安…」

初めての育児では、他の家庭のリアルなデータを見る機会がなく、基準がわからず戸惑うことも多いですよね。

 

我が家では退院後、生後4日目から「たまひよアプリ」で以下を記録してきました。

  • ミルクの回数と量

  • おしっこ・うんちの回数

  • 授乳間隔

  • (睡眠データは未記録)→ 代わりに観察した「起きている時間帯の傾向」をまとめています

この記事では、生後1週間のミルク量・授乳間隔・排泄回数・生活リズムの兆し を、我が家の実データとともに公開します。

新生児育児の全体像をつかみたい人の参考になればうれしいです。

 

【結論】生後1週間のミルク量は日に日に増え、授乳間隔は2〜3時間おきが基本

最初に結論から言うと…

  • ミルクの量は、日を追うごとに増加

  • 授乳間隔は、2〜3時間おきがベース

  • 生活リズムは、まだ整わずバラバラ

というのが現実でした。

「これで合っているのかな…?」という不安は尽きませんが、
新生児の1週間はバラつきがあって当たり前と実感しました。

 

 

退院後1週間のデータまとめ(ミルク・授乳間隔・排泄)

退院した生後4日目から、一週間分のミルク量・授乳間隔・ウンチ/おしっこ回数をまとめたデータがこちらです。

※1日目は退院日でカウントが少ないです

退院1週間のミルク・ウンチ・おしっこの回数

【データ①】ミルク量と回数

  • 1日のミルク回数:7〜8回

  • 飲む量:新生児は1日に10mlずつ増量する傾向があり、実際に日々増加

一日当たりのミルクの回数と量

 

【データ②】授乳間隔

授乳間隔のバラつきは大きく、

  • 最短:1時間弱

  • 最長:5時間

  • 平均:2.5〜3時間前後

泣き始めは空腹のサインであることが多く、
「時間きっちり」より “赤ちゃんの様子に合わせる” というスタイルでした。

新生児1週間の授乳間隔

授乳間隔

 

【データ③】おしっこ・うんちの回数

新生児期は排泄量がとても多いです。

  • おしっこ:1日 8~12回

  • うんち :1日 1~2回

飲む量が増える→おしっこも増える、という感じで比例していました。

【生活リズム】睡眠データなしでもわかる“起きている時間帯の傾向”

睡眠は記録していませんが、授乳前後の様子から「起きている時間帯の傾向」が見えてきました。

起きているタイミングの傾向

睡眠の記録は取っていませんが、
授乳前後の様子から 「起きている時間帯の傾向」 は見えてきました。

  • ミルク後は比較的すぐ寝る
  • 午後は起きている時間がやや長め

  • 夜間は眠りが浅く小刻みに目覚める

新生児は「昼夜逆転」が普通と言われているため、この状態も正常範囲でした。

 

夜間のルーティーン

夜はこんなサイクルが定番化。

  1. ミルク80ml

  2. 寝かしつけ(長いときは30分以上)

  3. 1〜3時間後に再び起きる

  4. オムツ → ミルク → 寝かしつけ のループ

睡眠データを取っていなくても、
「どうしてこのタイミングで起きるのか?」が徐々にわかっていく感覚 がありました。

 

【大変だったこと】新生児1週間のリアルな苦戦ポイント

1. 慣れない育児手技(オムツ替え/沐浴/抱っこ)

オムツ替えの難易度、想像以上

ミルクを飲む → すぐうんち、というパターンも多く、特に夜は地味にきついポイントでした。
かも赤ちゃんの足はバタバタ…。テープが止めにくく、一つの作業がとにかく手間。

ウンチのオムツ替えでは、両足を片手で支えつつ、もう片方の手で素早くおしりふき。
「足につけないように…!」と集中するので、毎回ちょっとした緊張感があります。

沐浴(お風呂)のハードさ

服を脱がせると寒くてギャン泣き、ガーゼはズレる、焦って泡だらけになる…。
“洗う”より“こなす”で精一杯でした。

抱っこも慣れるまでは修行

重さは軽いのに、腕や肩の負担はなぜか重たい。
まだ抱き方に自信がないので、毎回ロボットみたいな抱き上げ方になっていました。

 

2. 睡眠不足と体調管理の難しさ

夜間の寝なさ問題

ミルクを飲んでもすぐ寝ない。
「寝たな…」と思ったら1時間後にまた起きて泣く。
オムツもお腹も問題ないのに泣き止まないと、対処法がわからず不安も倍増です。

睡眠不足で限界地帯に突入

授乳と夜泣きで細切れ睡眠になり、朝は“起きる”というより“気絶から復帰”に近い感覚。
さらに「ちゃんと息してるかな」という心配で、寝ている赤ちゃんを何度も確認してしまい、熟睡できない日が続きました。

 

3. 「命を預かる」ことへの精神的な不安

健康への心配

産まれて間もない時期は、あまりに泣かなかったり寝息が聞こえなかったりすると「息をしてるか」「大丈夫か」と逆に不安になりました。
病院から「黄疸(おうだん)」について電話があった際、退院直後で過敏になっており非常に不安を感じました。

近隣への配慮

アパート暮らしのため、夜泣きの声が近所迷惑になっていないか気になり、精神的に消耗してしまいます。

夜中に泣いてしまうと、迷惑にならないように早めに抱きかかえて泣き止ませたりしたので、体力的にもしんどくなります。

初めての赤ちゃんは、泣き声の大きさや近隣への許容範囲がつかめていないので、最初のうちはかなり気にしてしまう部分がありました。

4. 夫婦間の連携と葛藤

妻との温度差・緊張感

妻の方が育児手技(オムツ替えやあやし方)に慣れており、自分との経験値の差に少し悔しさや無力感を感じる部分もありました。
睡眠不足が、夫や妻の機嫌にも影響してくるため、「もっとこうすればいいのに」と思っても、空気を悪くしないために言葉を飲み込む葛藤もあります。

また、イライラした態度や八つ当たりに対し、反論したい気持ちを抑えて冷静に振る舞うことの精神的負荷があります。

はじめは授乳リズムが読めず、睡眠不足になりやすかったので「今日は自分が夜担当」など分担すると少し楽になりました。

 

 

同じ悩みをもつパパママへのアドバイス

メンタル・マインドセット

「心配しすぎる自分」を責めないで

「気にしすぎかな?」と思うくらいの確認行動は、親としての責任感の表れです。誰もが通る道なので、神経質になっている自分を否定せず、「それだけ大切に思っているんだ」と受け入れてあげてください。

 

「失敗」はのちの「笑い話」になる

どんなに気をつけていても、汚れる時は汚れます。「うわー!やられた!」と夫婦で笑い飛ばすくらいの気持ちでいたほうが、心は軽くなります。写真は撮っておくと良い思い出になります。

 

夫婦のパートナーシップ編(特にパパへ)

深夜の不機嫌は「本心」ではないと割り切る

「深夜の魔物」には要注意です。寝不足の夜中はお互いに余裕がなく、言葉が鋭くなりがちです。そこで正論で言い返すと泥沼化します。「今は夜だから」と割り切り、大事な話や反論は翌朝、太陽が昇ってからにしましょう。これは家庭の平和を守る最大の秘訣かもしれません。

 

ママの「先輩風」に拗ねない

ママの方が数日早くスタートしているので、最初は差があって当然です。悔しがるよりも、素直に「教えて」と頼ったり、「すごいね」とリスペクトを伝えることで、チームワークが強まります。

 

実践テクニック・行動編

「仮眠」は立派な育児タスク

赤ちゃんが寝ている時は、家事よりも親の睡眠を優先してください。親のメンタル安定が、結局は赤ちゃんのためになります。

初めての育児の場合は、まだ要領や赤ちゃんのパターンなどを掴めていないので、寝れるときに寝て体力を温存したほうが精神的、体力的にも安定します。

「あやし方」は実験(PDCA)だと思う

「これが正解」というものはありません。1/fゆらぎを試したり、抱き方を変えたり、「今日は何がヒットするか?」を実験する感覚でいると、泣き止まない時間も少しだけ前向きになれます。

 

大変な作業の中にも、「今しか見られない尊い瞬間」が隠れています。忙しさで心が乾きそうな時こそ、「赤ちゃんの小さなパーツ(手やほっぺ)」をじっと観察してみてください。その静かな時間が、心の回復につながるはずです。

 

まとめ

  • 新生児のミルク量は1週間で明確に増える

  • 授乳間隔は2〜3時間がメイン

  • 睡眠データが無くても、生活のリズムは観察で把握可能

  • 日によって変化するので、完璧を求めないのが大切

新生児期は本当に大変ですが、
毎日の記録を見ると 確実に成長していることが目に見えて分かります。

今後も1ヶ月、2ヶ月…と節目でデータをまとめていきますので、
よければまた参考にしてください。

 

 

育児の「気持ち・心の部分」はこちらで書いています。

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