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| 楽天モバイルが5G SA実装に向けた戦略的なパートナーとしてCisco SystemsおよびNokia、F5を選定!各社の設備を導入予定 |
楽天モバイルは31日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス(
今回の戦略的な技術連携によって楽天モバイルのネットワーク機能を大幅に強化し、AIを活用したネットワークの運用効率向上を推進するとともに国内向け携帯キャリアサービスのさらなる品質向上を図るとしています。楽天モバイルおよびCisco Systems、Nokia、F5の4社は今回の戦略的な技術連携によって楽天モバイルの5G SA実装によるネットワーク性能と信頼性の向上、セキュリティーと拡張性の強化、高速通信など革新的なモバイル体験の提供をめざしていくとしています。
Rakuten AI Optimism が横浜パシフィックで開催中。Rakuten AI の発表をさせて頂きました。 pic.twitter.com/SsgaLYYZBe
— 三木谷浩史 Hiroshi (Mickey) Mikitani (@hmikitani) July 30, 2025
楽天モバイルは移動体通信事業者(MNO)による携帯電話サービス開始当初よりエンドツーエンドの完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークを構築することによってネットワークにかかるコストを大幅に削減し、低廉な料金プランかつ高品質のサービスを提供してきましたが、近年では高速で信頼性が高く、安全なモバイルネットワークへの需要が高まる中でより革新的で高品質なモバイル通信サービスを提供するために同社は今後導入予定の5G SAにおけるパートナーとしてCisco SystemsおよびNokia、F5の3社と連携することにしたということです。
今回の発表に当たり、楽天モバイルの代表取締役 共同CEO兼CTOであり、楽天シンフォニー 代表取締役社長を務めるシャラッド・スリオアストーア氏は『楽天モバイルは2019年にOpen RANベースで世界初のエンドツーエンドの完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークを構築することで、業界に新たな変革をもたらしました。私たちは現在、完全自律型のネットワーク運用に向けた進化を加速させています。』とコメントしています。
また同氏は『5GやAIを活用するとともにCisco SystemsやNokia、F5といったイノベーションを推進する企業との戦略的な技術連携を通じて、お客様により先進的で安全、かつ持続可能なモバイルサービスを提供します。また、インテリジェントでクラウドネイティブなモバイルネットワークにおける新たなグローバル基準を確立し、個人・法人のお客様による多様なニーズに応えることで、世界をリードする先進的な企業としての地位を確固たるものにしていきます。』とのことです。
今回の連携では楽天モバイルの5G SA構築においてそのコアネットワークにCisco Systems製のパケットコアシステムであるモバイルパケットコアポートフォリオと、Nokia製の加入者データ管理システムをクラウドネイティブネットワーク機能として展開されます。またF5製のGi/N6 LAN機能をサポートする「BIG-IP Next クラウド ネイティブ ネットワーク機能(CNF)」も導入されます。各社との具体的な連携内容は以下の通りです。
<Cisco Systems>
楽天モバイルは5G SAのコアネットワークにおいてCisco Systemsのモバイルパケットコアポートフォリオを導入し、このポートフォリオによって5Gサービスのシームレスな展開、AIを活用した運用効率化やネットワーク パフォーマンスの最適化を実現し、革新的なサービスを提供できるようになります。またこの変革において通信速度や信頼性、トラヒック処理能力などが強化され、ユーザー体験の大幅な向上が期待されています。さらにCisco Systemsのセキュアなグローバル接続は高いレジリエンスとセキュリティーを備えたネットワークを提供することによってCisco Systemsのモバイルパケットコア技術を強化しています。
これにより、AIによるイノベーションのための重要な基盤が構築され、サービスプロバイダはAIバリューチェーンの中核を担うことが可能になります。なお、Cisco Systemsのシニアバイスプレジデント兼プロバイダーモビリティ担当ジェネラルマネージャーであるマスーム・ミール氏は『シスコのセキュアなグローバル接続技術および5Gモバイルパケットコアソフトウェアと、楽天モバイルの革新的なネットワークを組み合わせることで、日本のモバイル環境を再定義し、接続性、品質、そしてイノベーションの新たなる基準の確立を目指します。この連携は、ネットワークの運用効率やユーザー体験の向上だけでなく、楽天モバイルが、日本国内で「5G Advanced」の先進的なサービスの提供を牽引していけるよう支援していきます』と述べています。
<Nokia>
Nokiaは楽天モバイルの5G SA向けにユーザー認証およびデータ管理、シグナリング、分析機能、IMS音声を含むクラウドネイティブネットワーク機能(CNF)を提供します。これにより、ネットワークの信頼性、セキュリティーの質を向上させます。またNokiaのCNFはマルチクラウドに対応しており、楽天シンフォニーの「Rakuten Cloud-Native Platform(CNP)」および「Rakuten Cloud-Native Storage(CNS)」上に導入されます。これにより、楽天モバイルは他のアプリケーションと共通のクラウドインフラストラクチャーを活用することによって運用効率の向上などを享受できます。
さらにネットワーク機能の導入から運用・管理までの一連のプロセスが自動化され、分散型、マルチテナント、マルチベンダーのクラウド環境向けに設計されており、プラットフォームのリソース最適化および効率的な管理を実現します。なお、NokiaのクラウドおよびネットワークサービスAPACマーケットリーダーであるヘンリケ・ヴァーレ副社長は『Nokiaの5G技術に関する専門知識と、業界をリードするソリューションのポートフォリオを組み合わせることで、楽天モバイルはカスタマイズ可能な5Gサービスを提供できるようになります。この画期的な導入事例は、お客様が選択したクラウドCaaSプラットフォーム上で、当社の製品を信頼性高く、安全に利用できることを明確に示しています』と述べています。
<F5>
楽天モバイルとF5は楽天モバイルの5G SAコアネットワークのセキュリティーと拡張性を強化するために連携を深めており、F5の「BIG-IP Next クラウドネイティブネットワーク機能」をCisco Systemsのモバイルパケットコアポートフォリオに統合し、Gi/N6 LAN サービス向けに業界で初めて導入します。またF5は楽天モバイルが2019年より完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークを展開して以来、パートナーとして連携してきました。
現在、F5の最新APIセキュリティー機能、トラヒック管理機能、そしてクラウドネイティブネットワーク機能(CNF)を活用して楽天モバイルの5G SAコアネットワークの信頼性とパフォーマンスを確保しています。これにより、日本国内のお客様に快適なモバイル体験を提供することが可能となっています。このCNFはキャリアグレードNAT(CGNAT)、エッジファイアウォール、DDoS 防御といったF5 の定評あるネットワーク機能を、柔軟性と拡張性を考慮して再構築したものです。
F5のサービスプロバイダー事業担当バイスプレジデントのアハメド・ゲタリ氏は『F5はGi/N6 LAN 機能をサポートする「BIG-IP Next クラウドネイティブネットワーク機能(CNF)」を世界で初めて導入するパートナーとして楽天モバイルと連携できることを光栄に思います。安全で回復力のある5Gサービスを実現するために、俊敏性、拡張性、そしてユーザー体験を重視した接続性が重要となる中で、次世代ネットワークアーキテクチャへの需要が加速していることを示しています。F5のクラウド ネイティブ機能は現代のモバイル ネットワーク特有の課題に対応できるよう最適化されています。このパートナーシップは継続的なイノベーションを促進するだけでなく、業界全体に新たな機会をもたらすと確信しています』と述べています。
なお、本発表は横浜パシフィコ(神奈川県・横浜市)にて2025年7月30日(水)から8月1日(金)まで開催されている「Rakuten AI Optimism」( https://optimism.rakuten.co.jp/ )におけるビジネスカンファレンス「宇宙とAIが通信を変える 〜No.1キャリア に向けた楽天モバイルの挑戦〜」にて発表されました。
記事執筆:memn0ck
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