私のストーマ閉鎖手術後の状況は芳しくなく、AIで調べると「吻合部狭窄」、すなわち大腸の繋いだ箇所が細くなってうまく通過できないのです。今日も太鼓腹で、改善はまったくありません。痛み止めで歩くのは何とかできます。食事内容もおかゆ中心です。明日、通院でどうなるかという段階です。
実は昨日は私の住んでいるマンションの水道のメンテナンスなのか9時から18時まで「断水」という通知が来ていました。大きな空きペットボトル数本に水を入れ、台所や洗面等にたくさん置いておきました。風呂の水も流さずに「トイレ用」で残しています。
今までもありましたがこんなに長時間は初めてです。9時以降にトイレにはいってから、ふと気がつきました。当たり前ですが「ウオシュレットが使えない!」のです。おまけにトイレの後に手を洗うのも洗面に置いたペットボトルですね。
最近の沖縄の水道管の事故もですが、熊本の地震による被害の人たちも水のない生活を強いられておられるのですね。もちろん世界では戦争地域もですが。それに較べれば、私の今の状況なんか幸せなものです。
それでこんな日は、できるだけ出かけるに越したことはないと思い、映画「東京タクシー」を観に行きました。映画館は歩いて5分ですし、イオンの最少!?の株主優待で1000円でいつでも見れるのですが、観たい映画があまりないのです。8月の「国宝」以来ですね。

この映画のことは以前にこのブログでも書きましたが、「パリタクシー」をアマゾンプライムで観ていたので、そのリメイクというのが気になったのです。「パリタクシー」は私のお気に入りの映画です。
ストーリー、結末がわかっていて観るのは、少し興奮度が違うかなと思いますが、でもまあ日本風なアレンジになっていて、その違いにも関心がありました。いや、良かったですね。ほろっとなりますね。倍賞千恵子さんは矍鑠とされていました。キムタクも私の配役イメージと少し違いましたが、庶民的ないい味を出していたと思いますね。私はこの映画は好きです。★★★★
ただ途中で出てくる風景なんですが、東京の雰囲気は山田太一監督の個性というか、下町の風情はそれはそれでいいんですが、私は「パリタクシー」のパリの風景の方が綺麗というか洗練されていたように思いました。「東京タクシー」はどうも「寅さん」のイメージなのですね。映画は確か柴又帝釈天からスタートだし。
この映画の主演女優の倍賞千恵子さんは今84歳です。一方「パリタクシー」のライン・ルノーさんは当時92歳です。ライン・ルノーさんも信じられないくらい矍鑠としておられました。凄いです。この映画も観た方はぜひ、「パリタクシー」もと思いました。
この映画の最後で「老人ホーム」が出てきました。ここが「東京タクシー」の目的地なのですが、三浦半島の葉山にある立派な施設のようでした。母がいた時にNHKの「72時間」という番組の「海が見える老人ホーム」というのがあって、葉山から近い逗子のお金持ちの老人たちが優雅に過ごされているのを見ました。あの当時は母の今後のことで気になっていてここは「きっと億単位だな」と思って、母のこれからのことを恐怖していたものです。まあ結局、私の家の近くの「グループホーム」に1年2ヵ月お世話になっただけで、費用面でも助かったのですが・・
あの番組を調べたら2017年7月放送とありました。もう8年、時間の経つのは本当に速いです。
映画が終わって、出口に行く人達を見ていると、今日は平日なので、ほとんどが倍賞千恵子さんの年齢に近い人と思いますね。私よりも年配の方が多かったです。この世代のパワーで何とか興行収入も延びてほしいものですね。

(余談)
水がないと言えば、ほぼ半世紀前のことを思い出したのです。私は仕事で宮城県に配属で赴任したときに、独身でしたが寮が嫌でした。それで古い借家に移ってすぐの冬に、玄関の土間に「水抜き栓」というのがあるのです。初めて知ったのですが、台所の蛇口から水を出したままにして、この「水抜き栓」を手で回して締めてから寝ないと水道管が凍るのです。寒い夜にこれを忘れて、翌朝から水が3日間ほど全く使えない時がありました。あれは本当に大変でした。初日は仕方なく風呂の残り湯(凍っている)の表面の氷を割って汲んだ水をガスレンジで温めて使いましたが、何に使ったかは内緒です・・・